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[EL] Stuttgart 0 - 2 Benfica

2011年02月25日 23時32分45秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
Maisfutebolにだけ、アイマールの試合後のコメントが一言載っています。これがあるということはカメラの前だろうと思い、ニュースなどをチェックしたのですが、ルイソン、ロベルト、コエントロンの映像はあるのに、パブロのはありません。うーん、不思議。Maisfutebolの記者にだけ話したのでしょうか?? 内容は
「≪Merecemos vencer, por tivemos uma prestacao muito boa. O Estugarda nunca nos facilitou a vida, sobretudo na primeira mao. Neste jogo controlamo-los bem, e anulamos os jogadores mais importantes. Essa foi a chave do sucesso.≫
僕たちはとても良い内容だったので、勝利に値していた。シュトゥットガルトは決して簡単なチームではなかった、特にファースト・レグではね。今回は僕たちは彼らを上手くコントロールした、それも重要な選手たち何人かを温存して。それが成功への鍵だったよ。」
文脈的に、「鍵」はシュトゥットガルトを上手くコントロールできた、ということかな? ファースト・レグはドイツのチームを甘く見ていた節がありましたが(去年のヘルタ・ベルリンはすごく弱かったんですよね)、今朝の試合では教訓を生かして、あまり前がかりにならずバランスを考えてプレーできていました。ドイツのチームはフィジカルもあるし、スピードもあるのですが、シュトゥットガルトだけかもしれないけれど、足元があんまり器用じゃない感じで、そのことをパブロは先週学んだのか、上手くボールを奪っていましたね。後半はベンフィカの前線のみんなもパブロを見習い「なんだ、ボールすいすい取れるじゃん!」とあっさりボールを相手から奪取していました。



ジェスス監督は、スペクタクルな試合だった!とチームを賞賛。「ベンフィカの選手はものすごく才能に恵まれているので、これがいつまで続くか私にもわからない。」と話しました。そう、今朝の試合に勝って、ベンフィカは16連勝です。これは、1970年代にHagan監督、1982年にエリクソン監督が打ち立てた15連勝という記録を打ち破るもの。おお、すごいですね~。ただここまでフューチャーされてしまうと、次節ぐらいが危ないかも。こういう記録って、意識しだすと途切れがちだし、意外に弱い相手と戦って途切れることもよくあります。昨シーズンも快調に連勝を重ねていたら、リーグ最下位のチームに見事に負けた記憶が・・・。

ジェスス監督は記者会見の中でアイマールについても言及してくれています。
「それから、アイマールはボールを持っているとき、彼らよりも強かった。これはとても重要なことだった。」
でも、この監督の言葉はA BolaにもO JogoにもRecordにも載っていないんです。たまたま(普段は読まない)RTPのサイトを見て発見したんですけれど、どうして他の新聞には載っていないのか謎です。読者に知ってほしくないとか?!



ジェスス監督はサビオラのことも話しています。前日の夜から具合が悪くなり、試合当日に監督に「気分が良くない」と訴えたのだそうです。胃腸炎だとは言っていませんが、風邪とも言っていないから、やっぱり胃腸炎なのでしょうか? 前日の映像ではとても元気そうに見えたので、本当にびっくり。週末の試合までに良くなるといいですね。

今朝の試合、ベンフィキスタたちが5千人もスタジアムで応援しました。ジェスス監督によると、選手たちは行きのバスの中でもう「敵地じゃなくてリスボンでプレーするみたいだ!」と話していたのだそうです。うん、うん、テレビでも「Benfica! Benfica!」というコールや歌声がよく聞こえていました。ちなみに「ベンフィカ」の発音は、fiにアクセントがあって、どちらかというと「ベンフィーカ」という風に聞こえます。
普通なら試合後すぐにリスボンにとんぼ返りをするチームですが、シュトゥットガルト戦は違いました。シュトゥットガルト空港が23時で閉鎖となるため、ドイツで一泊、今日金曜日の14時にリスボンに到着予定です。ちょうど今頃帰ってきたところでしょうか。金曜日はこのまま練習はお休み、土曜日から練習が再開されます。(イスラエルでの失敗に懲りて、今回はちゃんと対策したよう。)

シュトゥットガルトの監督さんも「ベンフィカは良いサッカーをしていた。次に進むのにふさわしいチームだ。」と言ってくれました。また「岡崎の2つのシュートが決まれば、試合を振り出しに戻せたかもしれない。」と言っていますね。サッカーには「もし」がないですから。とはいえ、相手の中では岡崎選手が一番怖い存在だったことは確かです。ベンフィカでサビオラのポジションをやれば活躍できそう。でもベンフィカはお給料の安い南米人しか雇いませんから駄目ですね。

さてベンフィカの次の相手はフランスのPSG(パリ・サンジェルマン)です。今度は日本人のいないチームなので、放送は厳しそうだなあ。その他の対戦カードはこんな風:
ベンフィカ × パリ・サンジェルマン
ディナモ・キエフ × マンチェスター・シティ
トゥウェンテ × ゼニト
CSKAモスクワ × ポルト
PSV × レンジャーズ
バイヤー・レヴァークーゼン × ビジャレアル
アヤックス × スパルタク・モスクワ
ブラガ × リヴァプール

スカパーの放送はシティ、モスクワ、ビジャレアル、リヴァプールの4試合かも、と個人的に予想。なんとか時間帯がずれたりして、奇跡的にベンフィカが入るといいのですが・・・(祈)。

採点:
           Bola Pubulico JC
ROBERTO...............8 .. 6... 6
M.PEREIRA............6 ... 6....6
LUISÃO..................8.... 6....6
SIDNEI...................7... 6.....6
F. COENTRÃO.......7... 6.....6
AIRTON.................5 ...7!.....6
SALVIO..................7... 7....6
GAITAN.................8.... 6... 7
P. AIMAR...............7.... 6...7
JARA.....................8... 7... 7
CARDOZO.............7.... 6... 7
(C.MARTINS..........6.... 6....6
KARDEC...............5-....--....--
F.MENEZES...........5.... --...--)

O jogoは最近採点をつけないみたい。Maisfutebolはヨーロッパの試合は採点なし。
寸評を読むと、パブロについては「スペクタクルさはなかったがマエストロの任務を問題なく完了」とか「チームのプレー・スピードやリズムを自由自在にコントロール」といった内容です。

↓こんな場面あったかな? ルイソンがヘディングを外したシーン? あれはリーグ戦では絶対得点になる場面でした・・・。


Estadio Mercedes Benz Arena Assistencia: 25 400

ESTUGARDA: Ziegler (Ulreich 52’), Boulahrouz (Gebhart 64’), Niedermeier, Delpierre, Molinaro, Trasch, Kuzmanovic, Harnik, Hajnal (Elson 79’), Okazaki, Schipplock.

Treinador: Bruno Labbadia

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisao, Sidnei, Fabio Coentrao, Airton, Gaitan, Salvio, Pablo Aimar (C. Martins 73’), Jara (Kardec 90+2’), Cardozo (F. Menezes (89’).

Treinador: Jorge Jesus

Golos: 0-1 Salvio (30’), 0-2 Cardozo (78’)

Arbitro: Mike Dean (Inglaterra) 8

Disciplina: amarelos: Sidnei (44’), Delpierre (46’), Okazaki (77’), Gebhart (80’), C. Martins (80’) e Elson (90’+1). VERMELHO: Kuzmanovic (90’+6)

ドイツで初勝利!!

2011年02月25日 07時31分22秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
ついにドイツの地で勝ちましたね!!!

アイマールは、なんか解説者の人にいろいろ言われていましたが(苦笑)、私はまあまあ良かったかなと思ったんです。アウェイですし、アドバンテージがあって無理に攻めなくても良い状況を考えて、落ち着いて賢くプレーしていたかなって。それでいて攻撃できるときは良いプレーができていました。全然テレビで触れられていませんでしたが、後半開始早々の左サイドから崩した後のガイタン(だったかな?)へのスルー・パスも良かったです。今Serbenfiquistaを見たら、ベンフィキスタたちも同じ意見のようでほっとしました~。前に好調なガイタン、サルビオ、ハラがいる状況で、パブロががんがん前に行く必要もないですもん。彼らを上手く使うことは必要ですが。

サビオラについてはまだ情報がありません。胃腸炎だという噂は流れているものの、はっきりしたことは発表されていないようです。これからジェスス監督の記者会見があると思うので、たぶんそこで説明があるでしょう。