中津大津絵音頭

2009-05-12 11:31:20 | Weblog
「時は天正夏のころ 中津の城主黒田侯は
ハ ソウジャ ソウジャ
扇の城を築かんと 大工左官や石工をば
はるばると播州姫路より
春夏秋冬としを経て 築きあげたるその祝い
犠牲者の霊をも慰めんと ハ ソウジャ ソウジャ
踊り始めた大津絵を ハ ソウジャ ソウジャ
郷土の誇りと姫路町 ハ ヨイトサッサ 伝え伝えて今もなお
のちのコリャサ 世までも名を残す ハ ヨイトサッサッサ ~」
日本一長い民謡である中津大津絵音頭を第一人者の川上政子先生とその門下の皆さんが友情出演してくれました。満員の観客の方々も未だご存知のない方々が多く,この素晴らしい中津の民謡をご披露できて良かったと思いました。今ではこの大津絵音頭を歌える人がほとんどいなくて川上先生が市内に散在する資料や曲を三味線から音符に拾い上げ後世に残そうと努力されてきたのです。伝統とはこのような地道な努力に支えられ伝わっていくものだなと感心した次第です。姫路と中津が一体となったこの民謡は我々としても是非後世に残していかねばならないものだと思っています。
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