黒田軍は急遽先遣隊(井上九郎右衛門隊)を杵築城の救援に向かわせますが官兵衛の本隊は富来城、安芸城を攻めるも城内の意気高く後回しにして杵築城に向かった。大友軍は官兵衛来る!の報を受け別府立石山に退き本陣を構えた。先に救援に向かった先遣隊は既に大友軍に攻められ本丸のみを残すだけとなっても勇敢に戦かっていた杵築城(細川家の飛び地)を間一髪で助けた。
杵築城は別府湾を望む海に突き出た小高い丘の上に建つ天然の要塞です。城跡に佇つと遥かに眼下の大海原があくまでも青く広がり水平線の上には海の色を映して晴れ渡った紺碧の空が天を覆っています。とても風光明媚なところです。