惹かれるもの

こだわって、好きなもの、惹かれるもの探し

ー32-  大地の芸術祭 PART-1  松代・松之山(新潟県十日町)

2006-08-30 | 旅行
「大地の芸術祭」
棚田を訪ねた後、折りしも開催されていた「大地の芸術祭」を観る事に。
今年で第3回め、隔年の開催と言う。
廃墟となった農家の再生や自然と芸術のコラボレーションなど、学生から一流アーティストまで多彩な作品群、広い地域にまたがった作品を全部観るには数日を要するでしょう。
2~3のリクエストをして、あとは「棚田」カメラマン氏のお勧めにお任せしてご案内いただいた。

「廃墟となった農家の再生」


            黒光りした屋根裏の骨組みの彫刻


            床にも柱にも彫刻


     制作者お二人に会う事が出来、お話を伺った。
     丸一年の泊り込み制作で、の人たちとの絆も深まり、
第二の故郷になったと 嬉しそうに話していました。
     誰~れも振り向かなくなった廃墟、見事再生して、何と買手が付いたと言う!
     前途洋々の若いお二人に惜しみない拍手を送ろう!
     そう言えば、造形作家を夢見た事もあった紅でした。     

最新の画像もっと見る

26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
想像もつきませ~~ん! ()
2006-09-03 22:00:39
ミントさま

こちらの方にもご訪問、有難うございます。

ミーハー丸出しの紅は、はしたない質問してしまいました。

「買手が付いたんですか? どんな方? お幾ら位?」

勿論ノーコメント、

恥をかいてしまいました。
返信する
Unknown (ミント)
2006-09-03 20:57:51
古民家の再生に彫刻をほどこすとは素晴らしい発想ですねぇ、コツコツと2年もかかった家を買う人とはどんな人なんでしょうか?きっとお金持ちね(笑)
返信する
触覚 ()
2006-09-02 12:56:07
ワタシノソラさま

凄くいい発想でしょう!

私もそう思って拍手

変にゴタゴタ装飾があるよりも。

触れた感覚、柔らかさと温かさがあったわ。
返信する
これ面白い! (ワタシノソラ)
2006-09-02 12:38:28
発想がいいなー。

古民家全体が彫刻対象なんて。



触覚も楽しめるってわけですね。



紅さん、造形作家志望だったのね、納得!
返信する
Unknown ()
2006-09-01 14:48:20
縄文人さま

この記事UPしている時、何故か縄文人さんどんなコメント入れてくれるかな?とフト思ってました。まる1日お見えにならなかったので、何か?と案じていたんですよ!



そうでしたか。故郷の廃家が本当におありだったんですね!

胸に迫る物があります!たしか秩父と言っておられましたね。
返信する
若者のエネルギー ()
2006-09-01 14:37:42
横浜のおーちゃんさま

若者の根気とエネルギーに感心させられました!脱帽です。

まだまだこう言う若者が居る事に、嬉しくなりました。
返信する
旧街道 ()
2006-09-01 14:32:40
シゲさま

お知らせ有難うございます。

未だ行った事のない場所ですので興味あります!機会を見て訪ねてみたいです。
返信する
廃家 (縄文人)
2006-09-01 12:28:31
・・・となったものに命を与えて、昔の息吹、新鮮な活力を吹き返させる。これはすごいことであり見事な匠だと思います。

この盛山・渡辺さんに拍手です。



わたしは違った切り口から・・・

私の生家は、廃家となって有る。新たに近くに家を新築したためである。私にとってみれば生まれたところでそこで18年余食べ、飲み、寝て、勉強、遊びもし生活の原点であった。

   

故郷の廃家



幾年ふるさと 来て見れば

咲く花鳴くとり そよぐ風

かどべの小川の ささやきも

なれにし昔に かわらねド

荒れたる吾が家に 住む人たえてなく



年に1~2度は墓参に帰りますが、必ず中に入り全体を見渡す。あそこで食べ、あそこで寝たと・・・・。

この『故郷の廃家』の歌詞は、尚つづくが歌そのもので寂しさというより涙があふれる。一番より二番がグット来る。

人が住まない家とは、このようなものかとクモノ巣や、ネズミの糞、黒くなった畳みや天井をなど見たりすると堪らない。5分ばかし検分して玄関を出る。



・心から 流るる水を せきとめて おのれと縁に 身を沈めけり



両君の更なる発展を祈念します。

そして好奇心を抱いてupされた紅さんに感謝致します。
返信する
若い人の (横浜のおーちゃん)
2006-09-01 11:41:08
感性とエネルギーを感じます。

最初の写真は一瞬なんだろうと思いましたが、下のほうを見て丹念に彫り続けたものと感心しました。

田舎には再生できる素材がいっぱいあるようですね。
返信する
関係がない話ですが! (シゲ)
2006-09-01 09:52:51
あまり関係ないのかもしれませんが、奥羽街道の国道294号線の栃木県茂木から福島県白河の間にはかなり面白い場所があります。昔の主要街道の一つでしたが、いまは国道4号線と東北自動車道に押され忘れられたような道になっています。私はこの道が好きで毎春福島の桜を撮った後、時間があれば白河からこの道を通って帰ります。途中、城跡や館跡が点在し隠れた桜の名所です。特に芦野~伊王野~黒羽~烏山の旧街道は面白いです。それぞれ那須氏関連の土地です。



http://plaza.harmonix.ne.jp/~ionowie/ionohistory.html



http://plaza.harmonix.ne.jp/~ionowie/nasu1.html



非常に面白い伊王野さんのHPです。烏山も舞台の一つです。時間と興味があれば是非!

返信する
根気と熱意 ()
2006-08-31 20:21:52
ひろさん

お忙しいのに良くお訪ね下さいました!

感謝、感謝です。

寝る暇も無いんじゃないですか!



私の写真は説明、ひろさんの写真は詩!

毎日感動いただいてます!

ありがとう、ありがとう!
返信する
すべてに (ひろ)
2006-08-31 20:09:33
彫刻を施してるんですね。。

この根気と熱意が次のアイデアを生むんでしょうね(^^)
返信する
猫ちぐら、了解! ()
2006-08-31 19:49:58
和三郎様

再度お訪ねありがとうございます。

解かった!あれですね!知ってます、知ってます!

そう言えば天井がね。でも大きな農家の屋根の一部ですよ。

藁でしっかり編まれた丸くて重いやつ、津南近くの栄村辺りで見ました。

子供を入れるものもあるんですよ、ご存知ですか?遠野で見てきました。
返信する
猫ちぐら (和三郎)
2006-08-31 19:26:46
>猫ちぐら?って猫のねぐらって言う事?



新潟かどっかで作られている猫の家みたいなものです。

何でもすごい人気で、予約待ちだとか?

天井の感じがそう思ったのです。
返信する
廃墟に灯り! ()
2006-08-31 19:03:55
えんさま

嬉しいコメント有難うございます。

制作者に会えてお話できたのもラッキーでしょ。

1年間も根気良く彫り続けたものだと感心しました!若いパワーってすごいですね!

彼らの未来、応援せずにはいられません!
返信する
絆! (えん)
2006-08-31 18:10:09
日大の盛山君と渡辺君に拍手ですね。

泊り込みで地元の方とも交流ができ、淋しい廃墟に灯りがともる・・・素敵なことですね。

買手との朗報までも驚きですね。
返信する
廃屋に命与えて ()
2006-08-31 15:36:06
とくさん

ほんの一部しか見ることが出来ませんでしたが、「棚田」のカメラマン氏のお陰でいい所を見せていただきました。

凡人には考え付かない芸術家の発想、とても興味深かったです。次回も続きます。
返信する
再生 (とくさん)
2006-08-31 15:21:10
こんにちは

農家の廃墟となった家を芸術的に再生するなんて、素晴らしい構想ですね。

しかも彫刻で再生するなんて、これこそ芸術。



いわき市にも民家園と言う名前で、昔の生活状態の写真や道具等を展示し、又古い家を移築して展示場として見学できます。



『大地の芸術祭』見ごたえあるでしょうね。
返信する
不思議? ()
2006-08-31 13:20:31
小池直行様

それぞれの感性の違いがありますから、理解に苦しむ事もおありでしょうね。

そこに芸術家の存在価値があるのでしょう。

返信する
感性 (小池直行)
2006-08-31 12:47:18
不思議な感性だと思います
返信する
猫ちぐら? ()
2006-08-31 12:36:06
和三郎様

猫ちぐら?って猫のねぐらって言う事?

どうしてそう思われたのですか?

 

私もアートとしてはすごく理解できるのですが、毎日住むとなったら、逃げ出すでしょうね。

こんな場所で、ジャコ・パストリアスを聞きながら、お酒飲むのも一興かも。
返信する
買い手 (和三郎)
2006-08-31 11:48:47
買い手がついたということは誰かが住むということですね。

猫ちぐらみたいな家だ
返信する
惹かれるものにはトコトン! ()
2006-08-31 10:11:54
自然を尋ねる人様

お早うございます。

早速「日本の原風景」さんの所へお訪ねになったそうで!素敵でしたでしょう!



そうなんです。惹かれるもの、自分の感性に合ったものにはトコトン近づいてみたいのです。

良いか悪いか好奇心の塊、

幸せな事に、感動を食べて生きてます
返信する
尋ねてみました (自然を尋ねる人)
2006-08-31 09:51:52
 新潟県の棚田を初めとした写真の数々すばらしいものでした。

今日の作成者お二人にあわれたようですが棚田の先生を初め、良くこんな光景が続きますね。

行動半径の広さを感じ尊敬します。

返信する
黙々と彫り続けた青年に拍手! ()
2006-08-31 01:02:22
ericaの花さま

今、UPし終えた所ですのに一番乗り!

有難うございます。

単純作業とは言え、先ずこの発想に驚きました。

若い感覚、ほとばしるエネルギー、すごい物を感じました。

惜しみない
返信する
廃墟の再生 (ericaの花)
2006-08-31 00:46:22
誰も住まなくなった廃墟でも造りは、きっとしっかりしていたのでしょうね。



若さと技術と何より根気で一年もかかって再生した見事な作品

買い手が付いたのもうなずけますね。
返信する

コメントを投稿