着物はあまりにも深くて大きくて多様で何もかも含んでいて底知れない
ときどきチャコちゃん先生魔界に身を沈めてしまったかと思う時がある
だからこそ魅力をたたえているのだろう
初めての着物との出会いが「万葉集」だった前にも書いたが草木染命名者山崎斌さんの「万葉を染める」という染色展にふらふらはいったとき
着物と文学の融合を知った
教室で教わった万葉集の解釈と更にその後ろに隠れていた染色方法を知った
色は階級制であった
その色の持つ意味は五行思想が基本だった 五行思想にひと色加えた聖徳太子を研究するとそこに日本人独特の礼法と生き方考え方が見えてくる
どんな素材だったとのだろうと思うと大麻と絹が現れる
中国から学んだと言われ続けている養蚕もすでに奈良時代にあった
養蚕について調べると古事記にまで遡る
古事記の舞台はどこだったのだろうと調べ始めると徳島の忌部に出会う
職能集団と祭祀を取り扱っていた忌部は藤原一族と同等であった
大麻の栽培がなぜ禁止されているのかを解いていくと日本は未だ連合っ国占領されている国だと理解できる
では絹は、絹を作る蚕は思いがけず在来種は少なくなり、いまは交配を重ね、神代から続いていた蚕の品種は少なくなっている
もちろん養蚕農家の数も激減
正倉院に保管されている布の柄の意味 それには森羅万象そしてその時代の権力者の作り上げたものもある
江戸時代に始まった友禅染はもともとはニュースペーパだった
だからその柄の深い意味も考察しなければいけない
そうだ着方
今の着物の形は1200年変わっていない
形は同じでも着方は多種多様それを一定に定めては着物の本来の良さが消える
いま時代は急激に移り変わっている
こういう中で着物はどういう形で残っていくのだろうか
きものに長年関わってきたが着物から教わった日本の歴史は本物だった!といいきれる
だからこそつないでいくことが日本を失わないことになる
とチャコちゃん先生は思うのよねーー
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