チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

絹布は痛みを取る

2013年12月10日 09時50分40秒 | 日記
右手中指を突き指してまだ完治しない
骨折に近い突き指だったらしく一時は帯も結べなかった
昨日は雨が降る前を察知して
どういうわけか関節は低気圧を予告する天才
痛いところはより痛くなる

治療としては紅絹の布を巻いているだけ
たぶん外科に行けば薬とか違った治療法もあるのだろうが
自然の治癒力を信頼し医者にはいっていない

ちょっと痛みも薄らいだので
紅絹を外してやすんだら低気圧接近を知らせるためか
あまりの痛さに飛び起きた
慌てて紅絹を指に巻いたら暫くして痛みが薄らいだ


絹の力恐るべし

昨日癌の手術が無事終わり退院なさった矢沢学園の校長にお目にかかった
お顔に透明感が出て
「なんて美しい!」
と思わず感嘆詞

手術の後お腹にな二重を巻いているので
痛みもあまりなく手術の傷跡も日々薄くなっている
と仰っていた

経験者しか分からないが
絹は活性酸素を消すので痛みを和らげるのは当たり前らしい
セリシンの付いた布は更に働きが強烈かもしれない

蚕が人間に黙ってわたしているものを
私たちはもっと有効に使わなくてはならないとつくづく思う
この突き指は
「絹の力をもっと広めなさい」
と言うことかもしれない
コメント
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