チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

矢張り相撲は面白い

2013年01月26日 09時43分17秒 | 日記
はじめて相撲を序の口から観戦した
昨年の9月にスタッフ全員で観戦し
今度はもっと良い席でみようと言うことに也
毎月みんなで貯金をして枡席をゲット

相撲茶屋の男衆に案内されて心付けを渡し
もうみんな姐さん気分
また男衆も奥さんとは呼ばない姐さんだ

お茶を運んでくれて頼んでおいた幕の内弁当にまず舌鼓
土俵の上は少年の面影を残した力士たちが真剣勝負をしている
肉と肉のぶっつかりあい
しかしこちらはのんきなもの

呼び出しも観客がいないので館内に声が響き渡る
その声が肚からの発声で何とも気持ちが良い
行司も教わった型どおりにきちんと形を守って粛々と
衣装はまだ化繊らしいが土俵に映える色を選んで美しい

呼び出しも行司もまだ裸足だ
控えの力士にも座布団はない

これが中入り後の取り組み力士になると
分厚い縮緬座布団が用意されている
其れを後輩力士が肩に担いで持ってくる
赤や緑黄色の色も鮮やか
その上にどっかりとあの大きな軆をのせる
素肌に縮緬だぜさぞやきもちがよかろう

行司も佐賀錦の装束になり足袋をはく
呼び出しも足袋をはく
今回審判達も土俵に上がるときは白鼻緒の雪駄であることが分かった

中入りの儀式で大関までが土俵上で回し捌きをするが
その回しの一枚一枚が微笑ましい
昔観たときの荘厳な手仕事の回しは少ない
これが今の時代であろうか

長時間国技館にいて全く退屈しないという此のスポーツ
もっともっと見に来る人が多くて良い
土俵を綺麗にする箒の使い方など
まだまだ見るべき物がたくさんある
と思った相撲観戦
コメント (2)
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