チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

武田信玄

2013年01月15日 11時05分15秒 | 日記
もちろん超有名な戦国武士
どういうわけか並び称せられる上杉謙信のほうに興味が強く
謙信のセンスの良い装束を何回も観て感嘆しているし
彼の一生をあれこれの本で読んだり米沢で遺品に親しんでもいる

其れに控え武田信玄に関しては昨日まで通り一遍の興味しかなかった

昨日は南アルプス市で今年初めてのチャコちゃん先生の講演会であった
所が大雪のため甲府の駅に着いたとたんキャンセルと決まった
キャンセルを告げた主催の方が
時間があったら武田神社を拝見してみたら如何でしょう
と言うようなお話しがあったので
さっそく出かけることにした

春はさどかしと思える桜並木を抜けて武田神社へ
櫻の木にも雪が満開
此の神社は武田家のお屋敷跡なのだそうだ
ちょうどお鏡餅のお汁粉が振る舞われていて
さっそくご馳走になる

案内を頼んだタクシーの運転手さんが
武田信玄の菩提寺と両方をお参りしないと片手落ちになる
という

そうかもしれないタクシーを飛ばす
途中善光寺にも寄ってそこで思いがけず空海さんにも会う

雪の中をひた走ること40分
恵林寺に到着
しんしんと降る雪に包まれた禅寺はこよなく美しい
かの有名な「夢窓国師」が造った庭には雪景色がこよなくあって美しい
信玄31歳の時作られた等身大の不動尊ー今は武田不動尊と呼んでいる
憤怒の表情が力強い

武田信玄が哲学的な御方だったことが此の寺でよく理解できた
さくじつ
何故このような展開になったのか考えてみようと思う

甲州へ来れば「ほうとう鍋」
どうしてこの鍋にカボチャが入っているのだろうと思いながら
これから信玄さんを勉強しようと思った
そうしないと昨日の行動が理解できないもの


コメント
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