チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

二十四節気と72候

2013年01月24日 10時47分07秒 | 日記
昨日「さとうめぐみ」さんからの新書が届いた
「毎日が満たされる旧暦の魔法」河出書房新社 1400円+税

二十四節気と72候を解説しながら
自然と共に生きていくことでこんな恩恵がある
と言うことを優しく解いている

チャコちゃん先生は
きものを着る上で二十四節気とともに春着、夏着、秋着、冬着と決めると
とても自然な楽しみ方ができると思い
ずっと二十四節気できものの柄や色コウデイネーとを解いてきた

二十四節気を研究すると72候も生活に取り入れることになり
さらに風水との縁も深くなっていく

さとうめぐみさんは
其れを更に生き方の中に積極的に取り入れることで
運を高める事が出来るのだと説く

「なるほど」
今の時代はそこに観点が行かないと本を読んではくれない
若い人のフレッシュな感性を学ばせていただいた

二十四節気分かったわよ
だからなんなの
きものの衣替えをするのね
でも私はきものを着ないわ
二十四節気を知っててどんな得があるわけ

そうその「得」を見事に明かしたのが此の本だ

ちょうど
昨日往年の教授の日本史の授業を受けた
何々先生の論、かくかく先生の論、●●先生の論、××先生の論
その先生方の論の解説で其れは学術的にはよく分かる
ではその論を自分の生活にどういかすかと言う指針はもちろんない
其れが学問というものだから

なるほど学者の本は売れない理由が此の「さとうめぐみ」さんの本が送られてきて分かった

チャコちゃん先生はその中途に位置しているようだ
だから本は売れない

売れる本の作り方は分かったが
果たして自分はそうするだろうか
其れは今のところ不明

早々ぼつぼつ電子図書の「立春」からのきものが発売される

コメント (1)
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