チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

麻酔

2013年01月09日 15時33分13秒 | 日記
歯を抜くので麻酔を打った
「先生麻酔を打たないで歯を抜くのは大変でしょうねえ」
「そんなこと考えたこともないね」
「抜く方も抜かれる方も真剣勝負ですよ」
「華岡清州さんに感謝ですな」

口を開けたままこんな会話をしているチャコちゃん先生

とにかく歯がもろい
他に病気はないが歯には20代から苦労している
母の躾が良かったのか歯並びは良い
しかし弱い
母は私にとって天敵だが子供をしっかりと躾けたことだけは認めている
エライ

基本的に何かが不足しているのだと思う
食べ物に好き嫌いはない
だとするとこれは先天的なものであろう
生まれたときから歯と爪が弱い

「ナカタニさん8020にしましょう」
と言うキャッチフレーズしっていますか?
と歯医者さん
「いいえ」
「80才で自分の歯を20本持っていましょう」
と言う意味なのだそうだ

「差し歯はどうですか」
「駄目です健康な一本ではありません」
「私は何本ありますか」
「ああ18本ですね」
「80にならずに18本しかないのですか、主治医の問題ですかね」
「いやーー其れは厳しい」

20本持っていると味覚がよく分かるという
「歯がなくなる頃が命の寿命ですかね」
「えっーーーー」
先生驚いて危うく手に持ったピンセットを落としそうになる

日頃薬を飲んでいないチャコちゃん先生麻酔が良く効いて
心臓がどきどきしてくる

抜き終わった小さな歯を見せてもらう
「こんなに小さくても前の差し歯を支えていたんですからね」
と先生もしみじみーー

チャコちゃん先生も其れを見て「ありがとう」とつぶやく

歯を大事にしなければと思いながらも
矢張り堅いおせんべいやピーナッツが好き

困ったもんだ!
コメント
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