先日のクロック・モジュール電源のダイオードを元に戻しても、まだ音が今一つ、以前の様に元気に出てくれない。
これには、奥さんも不満な様だ。
それで、昨夜遅くなってから、16.9344MHzのクロック発振器を以前使っていたものに戻した。
そしたら、どうでしょう。
一瞬聴いただけで、音がクリアーに、モヤモヤが取れて晴れた。音圧も増して元気の良い音が復活。音も前後左右に広がる。奥さんも、「音、良くなったね。」と納得。
コイツかぁと、やっと悪戯をしている部品を見つける事が出来た。
それで、よくよく調べて見ると、以前から使っていたものは、メーカーTFC製でこれはUK製のものであることが判った。
そして3週間前に交換したゴールド色の発振器はメーカーValab製でこれは台湾製?。
尚、実際にはブリッジダイオードは、既に以前のSMTタイプに戻している。
同じメーカー製の49.152MHzでは良かったのに、16.9344MHzでは何故上手くいかないのだろう。
そこで、スペックを比較すると、49.152MHzのほうには、位相ノイズ-130dBと記載があるが、16.9344MHzのほうには記載が無い。項目ごと消されて空欄になっている。特性が出なかったからか?
この違いか?良く判らないが、そのあたりしか見当たらないので、これが影響か?
それとも、クロック発振器そもそもの音の違いか?UK製と台湾製の音の違いか?
原因がはっきりしないが、言えることはクロック発振器ひとつで音が変わってくるという事。
また、CDプレーヤーのデジタル処理部分は、ノイズにとても敏感ですぐに音質に影響する。
実はJitterよりも効いているかも?。
兎に角、CDプレーヤーの中は、電源、グランド含め、ノイズを可能な限り抑えクリヤーにしておくことが重要そうだ。
結局、3週間前の改造はいったい何だったんだろう? 殆ど、また改造したり、元に戻してしまった。