先週、日本に行ったときに、TOTOベストアルバム「IN THE BLINK OF AN EYE」を購入した。
TOTOのベストアルバムは、今までに3枚、そのほかに「TOTOⅣ」と「Hydra」を持ってるが、今回のベストは、スティーブ・ルカサーが選曲、解説、メンバーの解説が付いていると言う事と、何と言っても、今回の目玉は、DSDマスタリングで音質がかなり改善され、おまけにBlue-spec discと言うことで期待して買った。同じジャケットで輸入版もあったが、こちらはCD1枚なので曲数が少ないのと、Blue-specでは無いので、日本版を購入した。
早速、聞いてみると、DSDマスタリングだけあって、音質は、かなり改善され、今までで一番良い。一つ一つの楽器の音がしっかりと聞き取れる。Lukeのギターもクリアでカッコ良い、ドラムだって、ハイアットが綺麗に響く、ベースラインもしっかりと聞ける。左右の空間的広がりも良い。TOTOはプログレ的な所があるので、やっぱりこうじゃなくってはね。
新しい曲ほど、音が良くなっている。周波数帯域も広がり、音の鮮明度も上がっている。おかずたっぷりのサイモン・フィリップスのドラム、特にバスドラは、床が揺れるほどドンドコ響きます。
すごいぞ、Sony Music、、流石だ。感謝、感謝。
TOTOは、元々、演奏テクニックがすごいが、曲作りも歌もカッコ良い。一曲ごとの纏まりがとても良い。
音質が良くなって、益々、すごいグループだなって感じる。
聞いていてもスカッと気持ちが良い。梅雨時にでも気分が晴れる。
買い得の1枚(2枚組)だった。
今回、ついでにこちらの廉価版5枚セットも購入した。
まあ、こちらは、おまけみたいなもの。5枚で2,500円は安い。
初期の頃を全曲聞いてみるには良いと思う。音は上のベストより劣る。
また、こちらの今まで私が好んで聴いていたベストもお勧め。
音質的にはオリジナルより改善されているが、今回の最新ベストには、到底及ばない。
繰り返しになるが、最新ベストは、今まで充分聞き取れなかった音が鮮明に聞こえるので、こんな音も入っていたのかと、驚くこともある。 とにかく、音の密度が違う。