My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

DENONオーディオ・チェック・レコードを入手

2015-11-15 11:48:09 | レコードプレーヤー

先日、中古のDENONオーディオ・チェック・レコードを見つけたので、何か役に立つだろうと思い購入しました。

盤面の状態も良かった。前の持ち主が大切に使っていたのでしょう。

収録内容は、以下の写真を参考に。

本日、オシロスコープで波形を見ながら再生してみましたが、なかなか役に立ちそうです。

左右確認、位相確認、ワウ・フラッター確認は基本的なところです。

特に役立ったのが、周波数特性テストとトレーシング能力でした。

トレーシング能力テストでは、針圧を下げて行き、どこまでビリツキがなく再生できるか確認します。

その針圧が規定の針圧に対して、マージンがあるほどトレーシング能力が高いことになります。

アンチスケーティングがあれば、そのマージンも確認できます。

音源はかなり高いレベルで収録されていますので、ヘッドホンを使用しました。

結果、私のシステムの場合、問題ありませんでした。

B面の音楽ソースによるチェックも、録音状態が良くて、システムのチェックには良いでしょう。

波形を見ていて気が付いたのですが、やはりレコード再生はかなり低周波の揺らぎノイズがありますね。

この揺らぎは恐らくレコードの反り等に起因するものなのか、外周部が大きく、中心部近くになると減ります。

しかし、人の耳には聴こえない低周波なので、気にすることは無いかも知れません。

まあ、アナログ再生の場合は、特性そのものではなくて、演奏している場所に居るような一体感とか、リアル感、雰囲気、音楽性が大切ですね。

特性だけを求めるなら、デジタル再生をすれば良いと思います。特性的には到底デジタル再生には勝てないです。

アナログ再生とデジタル再生は、根本的に求めているものが違います。

それぞれの楽しみ方があって良いと思います。

コメント
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