私が使っているFURMANのAC電源レギュレータAR-1215は海外US使用なので、日本で使うには入力電圧が100Vなので本来の性能が出ないのではと思い、壁コンセントと1215の間に昇圧トランスを入れる事にした。
AR-1215のスペック上では、入力電圧97V~141Vまで保証しており、この間で出力120V±5V固定。
http://www.furmansound.com/product.php?id=AR-1215
今回購入したトランスが、ノグチトランス製U-1500Eである。3芯入力、3芯出力で、1500W仕様。1次と2次を抱かせた、ごく一般的なものと思う。

1500Wにした理由は、このFURMANが1500W仕様だからである。
まあ、そんなに一杯使うことはないが、大は小をかねるという事で余裕のあるものを購入。
重量3.4Kgあり、持ち帰りはちょっと重かった。
持ち帰ってから、その夜、無負荷状態で早速部屋の3芯コンセントに挿入。
あっっっ、、、、、、、!?。 どの部屋も真っ暗に。
配電盤を見ると、50Aのブレーカーが落ちている。あれ?
怖くなって、この日は二度目のトライは無し。
次の日(また夜)、今度はブレーカー付きのテーブルタップを使ってトライ。被害を一部屋に食い止めるため。
プラグ挿入したところ、今度はブレーカーも落ちない。
あれっ?よく見ると、こちらは2Pの壁コンセントに3芯テーブルタップ。
ということで、まず2芯なら大丈夫と言うことがわかった。
壁コンセントのアース処理を疑ったが、アースピンを下にして、左上がアースとショート、右上とアースで100Vなので、こちらは問題なし。

(※教えて!gooから引用させてもらいました。)
トランスは、分解していないので、どの様な配線になっているかは不明。
まあ、とりあえず2Pで使うことに。
しかし、付属されていた3P→2P変換プラグがショボすぎるので、自前の変換プラグを使用。
FURMANも繋ぎ、動作OK。 壁コンセントが105Vくらい有ったので、トランス出力は120V。
さて、音を聴いてみたが、なんだこりゃあ?って感じ。
音がゴチャゴチャ、ガヤガヤしていて、何を演奏しているのか良くわからない状態。
AR-1215ダイレクトだと凄く良い。昇圧トランス必要無かったかな?
しかし、こういう物もエージングが必要かなと思い、10時間エージング後、やっとひとうひとつの音が分離して来た。エージングが進むともっと良くなるのかな。
入力電圧も120Vキープしているので、まあ精神的には安心かなと。
容量も大きいので、全てのオーディオ機器を繋げても、通常使用状態ではトランスの発熱もほとんどない。