My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

サラ・ブライトマン 大阪公演に行ってきました。

2019-04-24 12:09:34 | 音楽

一昨日(4/22)、サラ・ブライトマン( Sarah Brightman)の大阪公演に行ってきました。

場所は大阪城ホール。この日は暑い!気温28度?。

サラ・ブライトマンのコンサートを観るのは台北アリーナ(10年前の2009年かな?)以来となります。

 

とにかく美しく心が洗われ神秘な世界に引きずり込まれる感じでした。

ひとつひとつ丁寧に歌い上げていて歌声に破綻なく声が良く伸びていました。

そして、彼女の歌声の特徴は何と言っても、ポップとクラシックの二通りの声を使い分け。

ポップス的な甘い歌声とクラシックのソプラノ的な高い声。

58歳とは思えない声でした。どこからこんな声が出るの?って感じです。

日本のコーラス隊やストリングスも良かった。

ステージの雰囲気とか衣装も次々と変わり豪華でした。

男性ボーカルも若い二人がデュエット曲でそれぞれ共演していました。

見ごたえがあって、15分の休憩を挟んで、あっという間の約2時間半でした。

私は前から13列目のほぼ中央の席でしたが、この場所ですとティンパニやシンバル、ベルの生音が聞こえ、サラ・ブライトマンの顔もはっきり見えて肉声が聞こえる様でした。

16,000円と少しお高いですが、充分に価値がありました。

なんと「Time to say goodby」の前半部分はサラ自身がピアノを弾いていました。

「オペラ座の怪人」では、感動して涙が出そうでした。

特にこの曲の後半で徐々にキーが高くなって最後には人間の声とは思えないようなトーンの高さでした。

世界一流の歌姫はレベル、格が違います。

やっぱり、ステージの前で見る演奏、歌は雰囲気が最高ですね。家のオーディオで聴くのと違いますね。

この大阪公演ではYOSHIKIの登場は無かったのですが、なんと!!!昨日の23日の横浜アリーナでは「Miracle」作曲のYOSHIKIと共演が有ったそうです!

  

HYMN~永遠の讃歌
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Universal Music =music=

 

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最近、パイレーツ・オブ・カビリアン/ハンス・ジマーを聴いています。~オーディオチェックとしても使えます。~

2019-02-03 10:57:15 | 音楽

今更って感じもありますが、最近、ハンス・ジマー(Hans Zimmer)のサウンド・トラックにハマっています。

特にパイレーツ・オブ・カビリアン(Pirates of the Caribbean)グラディエーター(Gladiator)が気に入っています。

壮大な音楽で、メロディアスな部分から力強くドラマティックな盛り上がりが有り、聴いていて元気が出ます。

音数も多くてオーディオ・チェック用として充分に使えます。

但し、気を付けないといけないのは、CDの出所(レーベル、プレス国)によって音質が違うという事です。

日本盤は概ね音質が良くないです。CCCD(コピーコントロールCD)は特に音が良くないです。

もし購入されるなら輸入盤がお勧めです。

私が聴いた中では、こちらが音質が良かったです。日本発売品でも輸入原盤が使用されています。

1作目~3作目の選りすぐりの曲が収められています。

Pirates of the Carribean Trilogy
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Silva America

お薦めは2曲目と13曲目です。

お馴染みのメロディーが入っています。

低音から高音まで周波数帯も広いですし、音数が多い中に細かい音が入っています。

オーディオ的には、これがダイナミックな音に埋もれる事なく再生できるか、また管楽器の響き、チューバの迫力、ティンパニの重心、音の広がりなどが評価対象となります。

音楽的にも聴いていて元気が湧いてきます。爽快ですね。 

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心癒される、懐かしの名FM放送番組。

2018-12-24 12:29:10 | 音楽

このタイトルを見て、ああ~、あの番組だな。と、東京FMで放送されていた「ジェット・ストリーム(Jet Stream)」を思い出された方は、おそらく私と同年代でしょう。

学生時代、そして卒業後、会社に入り、企業戦士(死語?)として、世界を飛行機で飛び回っていた頃、良く聴きました。

年齢的に大体その頃って、家庭的にも子供の事などで大変な時期なのですが、家庭も顧みずにがむしゃらに働いていました。今の時代、そんな事したら即刻家庭崩壊ですよね(笑)。

でも、あの頃って、ビジネスマンは皆そうでしたから。

奥様は、よく耐えて家庭を切り盛りしてくれました。感謝です。

そうやって世界を飛び回って、機中でも仕事を考えている時に、ふとヘッドホン(イヤホン)から、この「ジェット・ストリーム」が流れると、癒されたものでした。

ナレーターは、変わってゆきましたが、やっぱり初代の「城 達也」さんでしょう。

JAL版で全巻欲しいところですが、取り敢えず、ナレーションが聴きたくて、1枚だけ持っています。

ジェットストリーム FOREVER CD全10枚組セット (収納ケース付) セット
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日本クラウン

いまでも、これを聴くと、あの頃を思い出します。

<オープニング・ナレーション>

遠い地平線が消えて、
深々とした夜の闇に心を休める時、
遥か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、
たゆみない  宇宙の営みを告げています。

満点の星をいただく果てしない光の海を、
豊かに流れゆく風に  心を開けば、
煌く星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の、
なんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります。

これからのひと時。
日本航空が、あなたにお送りする
音楽の定期便。「ジェットストリーム」。
皆様の、夜間飛行のお供を致しますパイロットは、
わたくし、城達也です。

<エンディング・ナレーション>

夜間飛行の、
ジェット機の翼に点滅するランプは、
遠ざかるにつれ、
次第に星のまたたきと
区別がつかなくなります。

お送りしておりますこの音楽が、
美しくあなたの夢に
溶け込んでいきますように。

日本航空がお送りした音楽の定期便、
「ジェットストリーム」
夜間飛行の
お供をいたしましたパイロットは
わたくし、城達也でした。


このオープニング「ミスター・ロンリー」のレコードも欲しくて、探して買ってしまいました。

オリジナルは、ボビー・ヴィントンなのですが、日本ではこちらのレターメンのほうが馴染みがあると思います。

 

そして、その頃よく聴いた、もうひとつのFM放送番組がNHK-FMの「クロスオーバー・イレブン」です。

「津嘉山正種」さんのナレーションが聴きたくて、購入しました。CDとしては3種類くらい有りそうですが、内容的に私はこちらを選びました。ただ、こちらはすでに廃盤で入手難になっています。

ビル・エヴァンス、チェット・ベイカーなどの曲が収録されています。

クロスオーバーイレブン~イット・クッド・ハブン・トゥ・ユー~
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<オープニング・ナレーション(このCD)>

今日も一日が通り過ぎていきます
昼のあわただしさの中で忘れていた
人を愛する優しさ
人を信じるぬくもりを
そっとひろげてみます
夜空の星のきらめきとともに
それぞれの想いをのせて過ぎていく
このひととき
今日一日のエピローグ

クロスオーバー・イレブン

あれ?なんか違う!私が聴き馴染んでいたのは、こちら

街も深い眠りに入り
今日もまた 一日が終わろうとしています
昼の明かりも闇に消え
夜の息遣いだけが聞こえてくるようです
それぞれの想いをのせて過ぎていく
このひととき
今日一日のエピローグ

クロスオーバー・イレブン

ん?CDの選択間違えた?まあ、いいか。

<エンディング・ナレーション>

もうすぐ時計の針は
12時を回ろうとしています
今日と明日が出会うとき

クロスオーバー・イレブン


「ジェット・ストリーム」「クロスオーバー・イレブン」とも心が癒されます。

夜寝る前に、聴くにはちょうど良いです。 

 

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今宵は、アナログ・レコードでプログレッシブ・ロックを聴く!

2018-11-06 13:41:40 | 音楽

往年のプログレッシブ・ロックと言えば、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、EL&Pなどが思い浮かびますが、私個人的には、やはりピンク・フロイド(Pink Floyd)」です。

ピンク・フロイドの中でも名盤と言えば、「狂気」「炎」でしょう! 

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Wish You Were Here [12 inch Analog]
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私の持っているピンク・フロイドのアナログ・レコードのオリジナル盤を聴いてみました。

「狂気(The dark side of the moon)」(HRAVEST(Gramophone/EMI) SHVL804) UKです。

 因みに、US盤も持っていましたが、手放してしまいました。

このアルバムは、Billboard 200に15年間(741週連続)にわたってランクイン、さらにカタログチャートでは30年以上(1,630週以上)に渡ってランクインするというロングセラーのギネス記録を持っている歴史的なアルバムです。全世界での売上枚数は5,000万枚以上とされています。(Wikiより)

久々に聴いてみましたが、やっぱりオリジナル盤は良い!!! 

しかも、WEのSPケーブル、トーレンス+SMEを導入してから聴くのは初めてかも?

元々、オリジナルのUK盤は、重心が低く、重苦しい感じです。雰囲気が良く出ています。立体感も申し分ないです。

多重に録音された音が鮮明に聴こえ、音作りへの拘りがわかります。

6C33Cとブラックビューティの組合せで、低域の重心がかなり低いです。

 

続けて、「炎(Wish you were here」も聴いてみました。

こちらは、US盤とUK盤の両方のオリジナル盤を持っています。

面白いのは、US盤とUK盤でジャケットの写真が違うことです。

こちらがUKオリジナルです。写真右側の男性が傾いて握手してます。


こちらはUSオリジナル盤です。右側の男性は直立して反り返って握手しています。国民性?体格も良さそう。炎も大きい。

しかも、背景の倉庫の様な建物の屋根もこちらは三角です。UKはドーム形。

殆ど同じような景色なんですが、微妙に違うのですね。面白いです。

下はUK盤のラベルです。Made in GT BRITAINの表記があります。

 内袋の写真です。出たぁ~!「犬神家の一族」。

 

さて、肝心な音ですが、やっぱりオリジナル盤のアナログ・レコードは良いですね。

こちらもUK盤は重心が低く、重苦しく、暗い感じで雰囲気が良く出ています。対してUS盤は少し明瞭な感じになっています。

このアルバムは、CDも持っていますが、2011年のリマスターで音質が良くなっています。 

あらためてREVOX B226(DAC IC TDA1541A-S1に載せ替え品)で聴くCDも悪く無い。

炎~あなたがここにいてほしい(完全生産限定盤)(紙ジャケット仕様)
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秋の夜長は、プログレッシブ・ロックも良いものですね。 

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ちょっとしたマイ・ブームな音楽 ~ディスコ・サウンド~

2018-10-21 11:10:00 | 音楽

私のなかで今、少しブームとなっている音楽は、75年~80年の「ディスコ・ミュージック」です。

きっかけは、マイケル・ジャクソンのレコード「スリラー」を購入してからです。

学生時代に毎週末毎に新宿や渋谷のディスコに繰り出した事を思い出します。(恥;)

マイケル・ジャクソン(MJ)に続いて、アバ(ABBA)のベスト盤LPを購入、さらに「サタデー・ナイト・フィーバー」、そしてノーランズのLPまで手に入れました。

EW&F、YMOは所有済…。YMOはテクノ・ポップかな? でもYMOの「TOKIO」はディスコでよく耳にしました。

MJ、ABBAは大抵の方がご存じと思いますが、ノーランズの名前を聞いて、反応した方は、恐らく私と同年代でしょう。

シングル・コレクション
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他にも、アラベスク、グロリア・ゲイナー、ドナ・サマー、ブロンディ、シックなど。

この様な名前を聞いても「ハッと」されるでしょう。

アラベスク VAL-150
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ビクター エンタテイメント株式会社
軌跡!ザ・ベスト・オブ・ブロンディ
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ディスコ・ハウスでは、曲ごとに決められた踊り方がありました。

その当時、ディスコ音楽がブームとなって、往年のロック・グループもディスコ・サウンドを取り入れられました。

例えば、大御所のローリング・ストーンズでは「Miss you」、キッスでも「I Was Made For Lovin' You」、ロッド・スチュワート「I'm sexy」など。。。他にも数々。

ジャズ界でも、このディスコ・ビートを取り入れた楽曲もありました。


それにしても、今どきんな音楽を聴く人は、私ぐらいかと思いましたが、情勢を反映してかディスコ・ブームが少しずつ起きている様です。

こんなニュース記事もありました。高級ディスコ復活、狂騒再び DJ「大人もっと遊ぼう」

でも、これは1980年代後半からの「マハラジャ」のことなので、私の一世代後ですね。


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井上 陽水『二色の独楽』のバック・ミュージシャンが凄い。

2018-09-11 11:54:08 | 音楽

今年9月デビュー50年目を迎えるで井上陽水のハイレゾ配信が9月1日に始まりました。

e-Onkyo、moraなどでWAV、flac 192kHz/24bitが入手出来るようです。

今回のリマスタリングは、NYの有名なスターリング・サウンド所属のテッド・ジェンセンスが手掛けているそうです。

その方の名前は、私は初めて聞きますが、スターリング(Stelring)は、洋楽のアナログ・レコードでも高音質と言うことで有名です。私もこの刻印を気にしながら買い漁ったレコードを沢山持っています。

そして、ミックスマスターをSTUDER A820で再生、dCS904で192kHz24bitにADコンバートし、MAGIX Sequoia(DAWソフト)でWAVファイルを作成との事です。

12月にはCDでもBOXセットで発売されるようです。こちらは限定発売で26UHQCD+1DVD。

 YOSUI BOX Remastered(初回生産限定)(DVD付)(ご予約締切:2018年10月25日(木)まで)

 

私も思い出したようにレコードを聴いてみました。

初期作品(アンドレ・カンドレ時代を除く)の「断絶」「氷の世界」「もどり道・ライブ」などは素晴らしい楽曲が揃っていますね。

この中で、東京ワシントン・クラブだけは、CD化(デジタル化)されていません。希少?

井上陽水は、私の好きな日本アーティストの一人で、15年位前?にコンサートに行った事があります。その世代です。

ステージでも、そのままの声、演奏でした。感動しました。

レコードも結構揃えていたつもりでしたが、何故か、『二色の独楽』が無かったので追加で購入しました。

ついでに、玉置浩二さんとのジョイント・ライブ「スターダスト・ランデブー」も見つけたので買いました。

この『二色の独楽』ですが、クレジットを見ると、バックミュージシャンが、なんと、これも私の好きなクルセイダースとかその時代のフュージョン系人気ミュージシャンが名を連ねています。

 ギター:レイ・パーカー・Jr、デヴィッド・T・ウォーカー

 ドラムス:ハーヴィー・メイソン

 ベース:ウィルトン・フェルダー

 キーボード:ジョー・サンプル など。

ハリウッド・A&Mスタジオで録音。

そこから出てくる音は、やはりファンキー、フュージョン系の音です。陽水の感じとは少し違うかも?

私個人的には、陽水には、やはり初期の星勝さん、元モッブスのメンバーで構成した音のほうが好きです。

余談ですが、『二色の独楽』には2種類のジャケットがあります。

玉置浩二さんとのジョイントライブは、会場の熱気が伝わってきて、こちらも素晴らしいライブです。

特にデュエットの「帰れない二人」が好きです。

 

あっ、そう言えば、「陽水 センチメンタルⅡ」も無かった。。。

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お薦め本「音楽の聴き方と作り方」 ~耳を鍛える~

2018-04-08 12:33:27 | 音楽

今日は、音楽好き、またオーディオに興味を持つ人にも参考になると思われる書籍を紹介します。

必ず得るもの、考えさせらるものがありますので、読んで損はないと思います。

その本がこちらです。↓ 画像をクリックでAmazonに移動が出来ます。

マスタリング・エンジニアが教える 音楽の聴き方と作り方 (CD-EXTRA付き)
小泉 由香
リットーミュージック

私がこの本を読んだのは、かれこれ6年位前でしょうか。

巷にある一般的なオーディオ雑誌、評論雑誌よりも参考になりました。

最近、アナログ・レコードとデジタル音源が同居する中で、そういえばこんな本があったなぁと思い出し、本棚から見つけ出しました。

マスタリング・エンジニアの小泉 由香さんが書かれています。

彼女は、EXILE、Bz、葉加瀬太郎、坂本龍一、渡辺貞夫など、JPOP、ジャズ等、沢山のマスタリングを手掛けておられるそうです。

内容は、とても読みやすく理解しやすい内容です。上のAmazonで「なか見!検索」が出来ます。

 耳を鍛える

   ここでは音楽をスピーカーで聴くことの重要性を言及

   音楽の立体感、臨場感、リアルさ(上下左右、定位、位相、奥行き、音圧)の確認

    --録音現場と同じ環境で再生するために。

 ・マスタリングの実際 

   スタジオでトラックダウンした音源からCDが出来るまでの実際の作業が書かれています。

    マスタリングでどの様な処理(EQ、コンプなど)を施して、リスナーに届く音作りをしていくか。

    作業現場のシステム構成についても触れてあります。

    私がスチューダーの録音機器を知ったのも、ここかも知れません。

 ・マスタリングについての対談

   ハイレゾ時代のマスタリングについても語られてます。

 ・音楽制作に役立つ常識

   音離れをよくする、音場を広くする

   電源、ケーブルの扱いについて

   など。

 ・付録CD

   マスタリングの様々なケースが収録されています。

   自分の耳のレベルを知り(聴き分けができるか)、耳を鍛えるのに良いです。

 ・お勧めのCD数枚が紹介されています。

 

私自身、かなり勉強になりました。

これを読んでからは、音楽に対する接し方も若干変わってきました。

何気なく聴いてる音楽ですが、ひとつの楽曲がメディアとして市場に登場するまでには、アーティストだけではなく、プロデューサー、沢山のエンジニアの手を経て生まれてくるので、それらをトータルで考え、それぞれの人の製作、音作り意図まで忠実に再生できたら素晴らしいだろうなと思うようになりました。

そこから、アナログ時代にアナログ音源で録音された楽曲はアナログで再生、デジタル時代にデジタルで録音された楽曲はデジタルで聴くことが本筋だと考える様になりました。

アナログ時代に録音されたものをデジタル音源化したものは、リマスタリングが入るわけで、そこには一般的にその当時とは違うエンジニアが新たな処理を施すわけで、それは厳密に言えばオリジナルとは違ってきます。

しかし、これは私個人の考え方ですので、それが絶対だとは言いません。

アナログ時代の楽曲を綺麗な音で聴くと言う楽しみ方もありますので、何に重きを置くかはケースバイケース、また人それぞれでしょう。

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レコードの針飛び修正を失敗して学んだ事。

2017-08-18 11:39:14 | 音楽

このお盆休みに大阪まで行って某中古レコードショップで購入したLED ZEPPELIN Ⅰのオリジナル盤です。

 このレコードは、US盤初期Broardway、ラベルW無し、AT/LWP手書き、マトは両面ともA手書きで、高価でもあり貴重なLP。

レコードをプレーヤーに載せ、わくわくしながら針を落とし再生してみる。

するとA面一曲目の「Good times Bad times」だけが曲の途中で針飛びを起こす。他の曲は問題なし。

そこで、この修正に果敢に挑みましたが、あえなく失敗に終わり、台無しにしてしまいました。

この失敗から学んだ事を書き留め、今後に生かしたいと思います。


修正は、以下の手順で実施、試しました。失敗談です。(くれぐれも真似をしない様に)

①以前に他のLPで実施し成功した「爪楊枝作戦」

 爪楊枝の先で、針飛びを起こす箇所をコリコリとなぞる。

 音溝に固いゴミが詰まっている場合は、これで解消する事が多い。

しかし、今回は駄目でした。

②次に、Webの書き込みを参考にしながら「まち針作戦」

 同様に、音溝に沿って、今度はマチ針でコリコリ。

 この作業をやっていて、気づいた事が。

 まち針の先では太くて、音溝に入らないどころか、音溝を広げる。

 そして、指先が狂うと、ラインどりが隣の溝にズレることがある。これでは、走行レーンが隣に移る事になる。

 ルーペで覗いてみると、酷い事になっている、おまけに引っ掻いたケバも出ている。ヤバいです。

 再生してみると、修正どころか、音飛びがひどくなっています。

③最終手段として、アートナイフの登場です。荒業です。

 アートナイフは、一般的なカッターナイフと違って、刃先が極薄です。

 これを使い、先ほどのまち針と同じように、しかし今度は慎重に力も軽く、なぞる様にラインを取っていきます。ライン取りはまち針よりもスムーズに行きます。

 その結果、まち針でゴリゴリやった箇所はさすがに治りませんでしたが、まだ手つかずの箇所は修正出来ました。

 

今回の失敗から学んだ事

①針飛びする様なレコードは買わないこと。

 しかし、盤面だけ見ても聴いてみないと判らないですね。

②爪楊枝で治らない時は、アートナイフを使う。

オルファ(OLFA) アートナイフ 10B
薄い刃先
オルファ

 この時の注意:

  ・針飛びする箇所を見極め、ピンポイントで修正、執刃する。

  ・刃は、レコード針の進行方向と同じとする。

  ・無理に何回もコリコリしない。1,2回に留める。軽く慎重に!

  ・ルーペ、拡大鏡は20倍の物を使い。溝の修正具合をよく確認しながら作業を行う。

 

今回、高い授業料を払う事になりましたが、勉強になりました。 

このレコードはA面2曲目から聴くようにします。

 

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ロックの名盤?と言えば、この人が好きです。

2017-06-10 23:03:57 | 音楽

ロックと言えば、この人のアルバムが好きで、一番沢山持っています。

ロック好きなら、誰もが知ってるエリック・クラプトンです。

中でも、最近手に入れたLPレコードの「Blues Brakers with Eric Clapton」がイチオシです。

元気の良いクラプトンが聴けます。レスポールを歪ませて、ガンガン弾きまくってます。

この頃が一番良かったのでしょう。

ロックは、やっぱりアナログ・レコードで聴くべきです。

CDでは、荒々しさが無くなり、鮮度が落ち、冷めた感じがします。

 

 

 

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ロック豪華アーティスト揃いのイベント・ライブCD、DVDの紹介

2017-03-12 10:55:19 | 音楽

最近買ったCD、DVDの中で、これは良い、コスパ高いと思ったCD、DVDがありますので紹介します。

それは、イベントで有名なアーティストが集結して演奏したライブ盤です。

以前から気になっていたものです。いずれも豪華な顔ぶれです。 


一つ目は、

ネブワース 1990 完全版 [DVD]

です。

ネブワース 1990 完全版 [DVD]
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エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ピンク・フロイド、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、フィル・コリンズ、ダイヤー・ストレイツなどが集結した1990年のライブです。

あの伝説的なロックの聖地(私は知らなかった)イギリスの小さな村ネブワースで行われた最大規模の歴史的コンサート。

観客12万人、11時間に及ぶコンサートだったそうです。出演アーティストの顔ぶれも豪華です。

私はCDを買いましたが、エリック・クラプトン以降の演奏が特に熱いです。

クラプトンは自身の「Sunshine of your love」の後、ダイヤーストレイツ(マーク・ノップラー)、エルトン・ジョンのコーナーでも弾きまくっています。

ダイヤー・ストレイツの「Money for Nothing」も良いです。

ロバート・プラント with ジミー・ペイジもツェッペリンのフレーズとか入れていて少し懐かしくもあり新鮮です。

ピンク・フロイドのメンバーは、デヴィッド・ギルモア、ニック・メイソン、リック・ライトです。

「Ru like hell」(The Wall)はカッコ良いです。

このDVDも欲しくなりました。

 

2つ目は、

モントセラト島救済コンサート [DVD]

です。

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1997年ロイヤル・アルバート・ホールでのチャリティ・コンサート。

ポール・マッカートニー、フィル・コリンズ、スティング、マーク・ノップラー、エリック・クラプトン、エルトン・ジョンなどの錚々たるメンバーが出演。

画質、音質ともにGood!です。

クラプトンは、自分のコーナーではアコースティックです。

マーク・ノップラーと演奏する「レイラ」、パーカッションのレイ・クーパーもカッコ良いです。

他のコーナーではシルバーのストラトを弾いています。

スティングは渋くてカッコ良いですね。「Message in a bottle」のアコースティック・バージョンは最高!一聴の価値あり。

マーク・ノップラーのコーナーでは、「Maney for nothing」でスティング、クラプトンも共演。

このメンバーは豪華過ぎます。

 

3つ目が、

アメリカ:ア・トリビュート・トゥ・ヒーローズ

です。

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ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

2001年9月11日に起きた米国同時多発テロの犠牲者追悼チャリティーイベントの模様を収めたもの。

ロックではありませんが、出演者は、ブルース・スプリングスティーン、ビリー・ジョエル、スティービー・ワンダー、マライヤ・キャリー、セリーヌ・ディオン、スティングなど。

私が持っているのはCDですが音質良好です。選曲、各アーティストの語り、涙なしでは聞けないです。

 

 

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