サンケイ記事
アインシュタインの、哲学者に宛てた手紙が競売にかけられている。
手紙にいわく、「宗教は子供じみた迷信」、「私にとって神という言葉は人間の弱さを意味する」だって。
どうやら、「神は妄想である」のR.ドーキンス博士と似た考え方の持ち主だったようだ。
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>手紙は1954年、ドイツ語で手書きされた。アインシュタインは自宅でユダヤ教を学びつつカトリックの小学校に通ったが「神という言葉は、私には人間の弱さの産物という以上の意味はない」「ユダヤ教は他の宗教同様、極めて子供じみた迷信の権化だ」などと書いていた。
アインシュタインといえば、神様なみに崇拝されている科学者。「相対性理論により、霊界の実在が証明された」というのは、新興宗教の教祖が使う決まり文句です。
でも、当のアインシュタイン自身が無神論者だったとは、なんとも皮肉ですな・・・・・。
生物学者には、無神論者や唯物論者が多い。それは、生物学をやっていると人間や動物が「機械」に見えてくるから。
でも、物理学者には、神秘主義者がけっこういます。これまた理由は単純で、あまりにも宇宙や物質が不思議だからですね。逆に、物質が「神秘」に見えてくる。
東洋神秘思想の世界に入ってしまった量子力学の大家に、ニールス・ボーアがいます。
でも、アインシュタインは違ったようだ。これが、科学者の理性的思考ってものなんでしょうね。
事実は奇なり珍なり、摩訶不思議なり・・・・・。
http://blog.livedoor.jp/tacodayo/archives/8751556.html