宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

第三密度

2009年11月16日 | 精神世界を語る
 
地球は何億年もの間、動物や植物たちだけが生きる、人間がいない惑星でした。もちろん、「実は、人類は何億年も前から地球にいたのだ」というような勢力も、この世界にはまだ根強いのだが、そういう人は置いといて・・・(笑)。現実問題として、人間が地球に登場したのは、ここ数百万年の話にすぎません。
 
動物や植物たちは、激しい生存競争を繰り広げてきた。草食動物をむさぼり食らう肉食動物は分かりやすい例だが、平和に見える植物だって、実際には猛烈な陣取り合戦をやっている。敗れた者に待っているのは、絶滅。動物同士、植物同士の直接対決はもちろんだが、それ以上に、「誰が環境変化に適応して生き残るか」という、環境との戦いの方が大きい。
 
動物や植物たちには、人間のような明確な自己意識はありません。彼らは純真無垢で、悪気のカケラもない。だが、それだけに、素朴な生存本能をむきだしにして生きてます。原始的な生存競争を、何の疑問もなく続けていられる。それは、放っておいたら永遠に終わりません。

人類が登場して以来、数百万年。文明が発生して、数万年から数千年。残念ながら、人類もまた、弱肉強食の生存競争を繰り広げてきたというのが現実でしょう。人類の歴史は、戦争・疫病・貧困の歴史。「疫病で一国の人口が半減しました」とか、「大都会の市民が、一夜にして全員殺されました」とか、そういった事例が、日本の歴史には見当たらないが、大陸の歴史では、洋の東西を問わず事欠かない。
 
この厳しさが地球なのだ・・・と言ってしまえば、それまででしょうが、それも、そろそろ変わるときが来ている。「地球環境は、人類の意識によって変えられる」と考えるのが、精神世界論の考え方。
 
動植物とは違って、人間は、「原始的な生存本能」を自覚することができます。自覚することさえできれば、それを乗り越えることも可能となる。

トラやオオカミといった凶暴な肉食動物も、人間が愛情を持って育てれば、穏和な優しい動物に成長することが、現在では知られています。ブタをかわいがるトラや、ネズミにエサをやるネコなどが、その例でしょう。
 
人間には本来、高度に進化した愛と知の意識をもって、環境を調和する機能があります。でも、地球人の多くは、まだそれを自覚していません。地球人類が見せる凶暴さは、野生動物の延長線上にある。
  
いまだ自己意識に目覚めず、無意識で生きている動物や植物たちは、精神世界でいえば「第二密度」の住人。

一方、「ボクや、アナタ」という自己意識・他者意識に目覚めてはいるものの、いまだ動物の延長上にあるような生存競争を繰り広げている人間は、「第三密度」の住人です。第三密度は、自我を発達させたもの同士の争いだけに、最も深刻な闘争の世界と言える。地球人類が繰り広げてきた凄惨な殺し合いは、その典型例でしょう。
 
これに対して、十分な愛と知を発達させ、環境調節機能を果たしている人間は、「第四密度」の住人となる。驚くほど賢く、それでいて、超・天然の癒し系。それが、これからの地球人類のあるべき姿。世界が「意識の反映」である以上、第四密度の意識を持った人間が大勢いるだけで、特に何もしなくても世界は変わります。

それが実現するどうかは、これからの3年間が正念場・・・ということか。もちろん、たった3年で、人類全員が急に変身することなど期待できないのだが。とりあえず、まずは精神世界ファンが覚醒するしかない!?
  
癒しの世界 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿