宇宙のこっくり亭

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ワクワクにしたがって生きる ~ バシャール × 本田健

2010年09月20日 | バシャール
 
バシャールによると、ポジティブな観念と、ネガティブな観念の違いはシンプルなものだ。
 
要するに、ポジティブな人は、「現実を変えることができる」と考えており、ネガティブな人は、「現実は変えることができない」、もしくは「現実を変えるのは難しい」と考えている。このため、ポジティブな人には単純な人が多く、ネガティブな人にはフクザツなタイプが多い。
 
そもそも、現実を創り出しているのは、われわれの観念だという。ということは、われわれの考え方しだいで、現実を変えられるはず。でも、まわりの現実を見渡してみれば、ろくなことが起きていない。本当に、こんな現実をわれわれが創り出しているのでしょうか?

バシャールによれば、答は「イエス」ということになる。こんな現実を創り出している張本人は、われわれ人類。だとすれば、人類がこの現実を変えられないはずはない。
  
とはいうものの、大多数の人々にとって、日々の現実は重い(笑)。一部の成功者は別にして、ほとんどの人は、「思ったことや願ったことが、ちっとも実現しなかった」という体験を重ねて生きていくことになる。「そういうのは、どうなんだろう?」というのが、素朴な疑問なんじゃなかろうか。
  
でも、バシャールによると、そういうのが錯覚のもとなんだそうだ。これは、ネガティブな観念が人々にかけているトリック。われわれを取り巻いている現実は、幻想なのだ。ネガティブな観念は、幻想を強化しようとして、あの手この手でトリックをかけてくる。ダマされてはいけない・・・ということになるらしい。
  
本田健氏は、かつて会計の仕事をしていたのだが、16年前にバシャール(ダリル・アンカ氏)と出会って、「ワクワクすることをやりなさい」と言われ、本の執筆と講演活動に転身したのだという。そして、大成功した。「ユダヤ人大富豪の教え」は、300万部の大ベストセラー。バシャールのおかげで、毎日ワクワクしている。ありがとう!!・・・実にいい話だ。

でも、そんな華麗なる転身は、誰にでもできることではない。大半の人にとっては、ワクワクすることをやりたいのはヤマヤマなのだが、残念ながら、現実にはできない。「ワクワクにしたがって生きる」というのは、たしかに魅力的な生き方だ。でも、そんな道を踏み出せば、たちまち経済的に追い込まれ、崖っぷちを綱渡りするような人生が待っている。ワクワクしたばっかりに、たちまち身の破滅だ・・・(泣)。
 
でも、バシャールによれば、これまたネガティブな観念が人々にかけているトリック。「私たちの言っていることが本当に理解できていれば、ワクワクにしたがって行動するのは簡単です」と断言する。 
 
ワクワクにしたがって行動すれば、モヤモヤしたワダカマリも消えて、意識はクリーンになる。それが、意識の進化につながるという。
 
これを見て、旧約聖書の「出エジプト記」を思い出した。エジプトで奴隷になり、コキ使われていたユダヤ人たちを連れ出して、蜜と乳の流れる地を目指し、大預言者モーゼは旅立った。しかし、道中は険しく、苦難の連続。ついに、ユダヤ人たちは「エジプトに帰りたい」と言い出した。こんな苦労をするくらいなら、エジプトで奴隷をやってたほうがマシだった・・・というわけだ。そんなユダヤ人たちを、なだめすかしつつ、遥か遠いカナンの地へと苦難の道中を歩み続けた、偉大なるモーゼ。
 
以前、会社を辞めるべきかどうか迷っているサラリーマンに、この「エジプトに帰りたい」の話をしたことがある。「目からウロコが落ちるような、良いお話ですな」と、いたく感心された。だが、その後、会社を辞めてフリーになった元サラリーマン氏は、さんざん苦労しているようだ。
 
それでも、やっぱり、ワクワクする道を進んだほうが良いのだろうか。うーん、ここは思案のしどころだ。こればっかりは、やってみなければ分からない・・・。結論としては、やってみるしかないのである(笑)。
 
 
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