ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

名曲を聴けた講演会

2010年06月09日 | Weblog
  ☆シニアスクールの講演
 今日は駒澤大学の講堂で瀬戸内教授の
    「われわれは何処へ向かおうとしているのか?」
         現代世界史が語っていることー経済の側面から。
 という、大変興味深いお話だった。世界的な経済歴史、アメリカと日本との
関わりなど、わたしの知らないことを沢山知ることができ、大変勉強になった。
 また、教授はクラシック音楽に、大変造詣が深い方だが、「ボレロ」は、
「モーリス・ラヴェル」が53歳のとき、1928年に作曲されたが、史上空前の
世界大恐慌が発生した1929年の前年に創られたそうだ。
 
 それは時代的な背景を象徴していると、解説されたので、その曲の流れが、大変
よく理解できたが、同時に歴史は、またくり返すものだと痛感した。
 講演の最後に、思いがけなくその曲をきくことができたが、詳しく解説されたので
より感慨深く、ラヴェルの「ボレロ」を聞くことができた。
 そのためか、久しぶりで聞く名曲は、より深く心にしみて、まるで体の中にある
細胞の一つ一つに浸透していくようで、久しぶりで頭がしびれた。
 それにしても……頭までしびれるのは、わたしの感受性が物凄く反応している
証拠だが、講演が終わっても、しばらく頭の中にボレロが流れていた。
 やっぱり、音楽って何と素敵なものだろう。


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