ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

感動ある人生を

2009年10月27日 | Weblog
   ☆「世界心理治療学会」での思い出 
 自分のクセをよく認識しているから、仕事はより周到な準備をする。
今は来月わたしのスタジオで開く「心理セミナー」と、外部で行う講演の
ために、パワーポイント(プレゼン用ソフト)を、毎日一所懸命に作っている。
 わたしは夢中になれることが大好きだ。
思い起こせば、一年前に、学者でもないわたしが、「世界心理治療学会で」自分の
カウンセリングルームで指導したクライアントの成果について、研究発表した。
 そのための論文作り、それを専門家に英訳してもらい、友人のアドバイスを受け
ながら、毎日本当に一所懸命頑張った。今作っている参考にと、その発表原稿を
出して、改めて見たが、あんな長い英文を、スラスラと発表したなんて……
 また、学会の手違いでわたしの発表の日が登録されていないことが分かり、
サポートしてくれた友人が真っ青になった。
 そのため友人は一日に何度も我が家に来て、学会と連絡のためメールを
してくれた。もしも彼がいなかったら、わたしの英語力では、英文で毎日の
ようにくり返した連絡は、絶対にできなかっただろう。
 
 一年前のことが、さまざまな出来事が、ありありと、まざまざと思い出された。
ようやくオーラルプレゼンテーション(口頭)できることが決まったが、結果
は帰る予定だった日の午後になり、一日延泊したが、同行した教授達が
帰ってから、たった一人で北京に残った。
 会場で質問に答えるため、通訳してくれる約束だった友人もいないし、ほと
んど白人ばかりの会場で、堂々と発表できたが、英語力がないわたしは、残念
ながら、その質問のすべてには答えられなかった。
 でも、その達成感は素晴らしかった!今思い出しても胸がイッパイになる。
あの日の北京の空の色や、スキップしたい気持ちで歩いた歩道橋も忘れない。
一人ホテルのラウンジで、自分のために乾杯したが、あの感動は一生忘れ
れることはできないだろう。
 次の日早朝帰国したが、人一倍淋しがり、また前日の緊張感のためか、体調を
くずし、帰りは本当に苦しかったことなども、思い出された。
 あまりにも いつも一緒懸命なわたし、何かに燃えているのが大好きで
これからもずーっとそうして生きて、いつでも感動を味わいたい。


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