ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

我が家は憩いの場?

2013年01月29日 | えっせー
今日は北沢福祉センターの認知症の会に出席したが、なかには想像ができない
ような家族の言動に、悩んでいる方も多いようだ。
何か気持ちがスッカリ暗くなり、帰ってからスタジオで大好きなロックンロールで
メチャメチャ踊り狂って、大汗をかいたら気分がスキッリした。
 夫は認知症の治療を受けてから、間もなく満二年を迎えるが、わたしが心理
カウンセラーとして接しているためか、忘れることは多いが、気をつけていれば
日常生活はほとんど支障がない。


 わたしのようなヤンチャな妻を持った夫は、包容力があり家庭的だったが
精神的には穏やかで、以前の夫とはあまり変化はなく、家事などもよく手伝って
くれる。判断力や記憶力などは明らかに衰えているのは、用事や買い物も、必ず
メモを持って行っても、絶対に一つしかできない。
 毎日飲む治療薬も、セットし飲むように促さなければ、全く駄目なので、その
管理が必要で「あなたの命の元なのよ。だから必ず呑んでね」と言って出かけても
飲んでいないことがよくある。
 

 食事は献立のすべてをメモしてあっても、半分も食べてはいないから、できるだけ
一緒に食べるようにしている。食生活を最優先しているので、食事は手抜きしないが
帰ってきて食べていない状態を見ると、本当にガッカリする。
 今夜も二人でビールを飲みながらつくづく感じたが、彼にとっては妻のわたしは
必要で欠かせない存在なのだろう。自分の好みの料理で夫と食べる夕食は、わたし
にとっても安らぎの場であることは確かだ。
 これから老夫婦とペットだけの暮らしは、一体何年続くのだろう。
でも、ヤッパリ我が家は、仕事場や家庭であり、わたしにとっては最高のくつろぎ
の場なのかも知れない。夫がこのままの状態が継続できれば、まあまあ幸せだが
これから先は全く未知数で分からないが、あまり先のことは考えずに、楽観的に
過ごそうと自分に言い聞かせた。

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