ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

今はカフェで勉強する人が増えている

2013年01月25日 | ビビッドエイジング研究家・日記
 朝の番組で、最近カフェで勉強する人が多くなったと放映されていたが、理由は
静かなところより、むしろ効率が上がるからだそうだ。
 実際に高校生が自分の勉強部屋と、カフェとで暗記の成果を実験したら、カフェの
方が成績が良い結果が出たのは、静かな部屋よりざわざわした場所の方が集中力が
高まるのは事実のようだ。それを見ながら思い出したのは、わたし自身の中学生の頃だ。
 私立中学に通っていたので、中学三年生頃から高校まで、試験の時は終点のない
山手線を回って勉強をした。帰りが遅くなると母に叱られるので、「山手線の中で
勉強するの」と言ったら、「あんな煩い電車の中で勉強できるわけないでしょ!」
と、すごく叱られたのは忘れない。またクラスメート達は「あなた変わってるね。
よく電車の中で勉強できるわね」と、呆れられたりした。

 でも、わたしにとって電車の中は、集中力が高まり、勉強するのに大変心地よい
空間で、そのお蔭で結果は比較的良い成績をとった。
 もともと電車の振動や、大勢の中の孤独感、自由がとてもわたしの好みに合い
ふだんより勉強がより身についたことは確かだ。
 でも、今は本を読んでいるとすぐに眠くなるけれど…
カフェとは違うが、人が周りにいる安心感、気にならない騒音など、こんなことを
半世紀以上前に気がついたのは、やはりわたしは少女時代から「先見の明があった
のだ」と、ちょっと嬉しくなった朝だった。

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