引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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京都からの夏野菜。

2009年06月22日 | いまが旬!

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「今朝、上賀茂から届いた朝採りです」

そんなお便りが添えられた、

京都からのうれしい夏野菜です。

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湿らせた新聞紙に包まれています。

さて、なんでしょう。

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紙をはがすと、茄子の王様、賀茂なすです。

つやつや輝いています。

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5玉いただきましたが、直径12~15cm。

茄子の直径が、15cmですよ。

近くに定規がありましたら、

15cmの長さを確かめてください。

10cm以上になったら出荷するそうです。

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世界中に(?)茄子はありますが、

賀茂なすほど

味、形共、優れているものはないでしょう。

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体重は(笑)、600gです。

風格があります。

丸茄子の種類が増えていますが、

賀茂茄子の目印はこれ!

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へたが、3つに分かれ、

軸の付け根が少しへこんでいます。

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肝心の肉質は、緻密なせいでしょう、

固くしまっています。

というわけで、

油であげても油を吸いすぎない、

煮崩れしないのがうれしいですね。

こりっとした、歯ごたえのよさも最高。

ゆっくり揚げて、田楽。

しぎ焼き、揚げ出しもおいしい。

そうそう、

揚げ出しに使って残った上下の切れ端、

小さめのさいの目に切り、

チャーハンに使ってみてください。

油を吸った賀茂茄子、

なんだかお肉のような食感(笑)です。

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茄子は、料理法の多い野菜で、

生で、煮る、揚げる、焼く、和え物、漬物、と、

和・洋・中華、どんな料理にも向きますが、

賀茂なすなら、一味ちがうおいしさです。

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今回は、トマト、きゅうり、青唐辛子も。

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トマトも皮が薄くて、果肉のきめが細かいのです。

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[アサクラ]のオルチョ・オリーブオイルをかけて、

粟国の塩をぱらぱら

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[宮野ピーナッツ]の落花生油をかけて、

粟国の塩をぱらぱら

どちらも、ほんとうにおいしい。

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青唐辛子。

触ると、ぷきぷきしてていい香り。

種は、いのち。

だからそのままいただきます。

半分は、炒め煮にします。

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サラダ油で炒めて、

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めんつゆ加えて

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はい、できあがり。

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めんつゆは、

昆布+削りかつお+干し椎茸で混合出汁をとり、

たっぷり作っておきます。

昨年の出汁とり教室(200年7月)の

つけつゆの作り方を参照してください。

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残りは、翌日、焼きびたし。

網に乗せて焼き、器に盛ってからめんつゆをかけます。

この場合は、ちょっぴり、おしょうゆを足して。

天盛りに、削りかつお。

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皮が、柔らかい。

香りも格別。

細谷昌子さま

ありがとうございました。

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