引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

GW スズメのえんどう

2019年05月17日 | ときどき日記

誰でも知ってる「カラスのえんどう」

でも、「スズメのえんどう」って、

ご存知でした?

見たことあります?

 

これは挿絵ですが、

黄緑色のがスズメのえんどうです。

 

20年位前、神田の古本屋で手にとった

野生食用植物図鑑「昭和4年3月28日発行」。

今年でちょうど90年前の発行ですね。

 

序文をかいつまんで記します。

「わたしは、三井財閥の益田孝氏(お茶人名 

益田鈍翁)の小田原のお宅で働いている者です。

野草の食用となる食物を報告し調理し、互いに

試食をしていたものが数十種に及び(益田氏が)

これを広く宣伝せよ、と言われたので筆で描き、

小冊子にしたものです」

とあります。

 

「食用植物」、というのにひかれて入手。

たまたま開いたページが、

このスズメのえんどうの絵と解説。

「みたことないけど、いつかさがしてみよう」

と入手。

春になると、すぐ裏手の桜並木を

それとなく探していたのですが、

カラスのえんどうは見かけるけれど

スズメのえんどうは、なく、

多摩川の土手までいけば、きっと

みつかるんだろうと半ば諦めてました。

しかし、

 

な、

なんと、なんと

50m先のアパートの入り口で

発見!!!!!

1cm足らずの小ささなので、

拡大で撮ると、ぼんやりとしか映らず。

花は、申し訳程度の小ささで、

上手く撮れず。」

しかし、

びっくりしたのなんの、

うれしかったのなんの。

 

カラスのえんどうと、スズメのえんどう

並べてみたとき、

まだ青いうちは、

大きさで名前がついたと思いましたが、

枯れはじめて、

ふと思いましたが

もしかしたら、色のちがいからかもです。

 

㊧カラスのえんどう㊨スズメのえんどう

 写真では、色がわかりにくいのですが、

カラスのえんどうは、カラスだから黒

スズメのえんどうは、スズメだから茶色。

ムリヤリこじつけてますが、

いやーー、

すっきりしました。

 

これから種を採取して、育て、

いつか、お茶をつくってみたいと

思います。

そうそう、

 この冊子に「はこべ」が紹介されており

プランターで育てて味噌汁、おひたしで

食べました。

七草のひとつですが、その香りは新春の

香り。ちょっぴりシャキっとした食感も

楽しくほんとにおすすめです。

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GW 世田谷区粕谷のM家Ⅱ可愛... | トップ | 引頭佐知(いんどうさち)きほ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ときどき日記」カテゴリの最新記事