引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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夏の会食。卒業グループのみなさんと。

2014年08月18日 | ときどき日記

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おかげさまで、

わたしの教室は、長く通って

くださる生徒さんが多いのですが

卒業後も、年2回、夏と冬、会食を

続けているグループがあります。

時期が近付くと、クラスの幹事役

(GMと呼んでいます)のSさんから

出欠、お店の相談等々のメールが

届き、速やかに人数・お店が決ま

ります。

今回は、海鮮中華料理店「香宮」。

夏の中華料理といえば瓜類が献

立に組みこまれているはず。

瓜類は、利尿効果があり、

不要な水分を汗や尿にして体外

に排出し、むくみをとります。

また体内の熱を排除し、暑さから

くる胃腸の消化不良や夏負けを

解消します。

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菜単(献立)が配られました。

ああ、やっぱり。

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写真は、フカヒレ入り冬瓜姿の

蒸しスープ。

わたをくりぬき、具とスープを入れて

蒸し上げる夏の名菜です。

(網の目のは)キヌガサダケ、棗、

蓮の実なども入っています。

スープもおいしいのですが、

スプーンでこそげながらいただく

スープをたっぷり含んだ冬瓜の

果肉に満足、満足。

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<海鮮と季節野菜の塩味炒め>

帆立、あしらいのセロリの素揚げ、

うまし。

蓮根も、暑いインドが原産地。

真夏に大いに利用すべき野菜。

性質は寒性で、内臓にこもった

熱を取り去ります。

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この日,耳にしたお話では上海の

空気、相当よろしくないようです。

真夏の上海といえば、生の蓮の

実(蓮子)売りが名物。

天秤のザルに山盛りに乗せられた

濃い緑色の蓮の実は、暑く乾いた

上海の雑踏の一服の涼といえる

風情がありました。

いまもあるのか否か気になります。

そうそう、冬瓜のスープに入って

いた乾物の蓮子。心身を補う薬

として、中華料理ではよく使われ

ます。強壮効果があり、心臓を

安らげ、不眠症に効き、下痢を

止めてくれる薬として重宝され

ているのですね。

.

デザート

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半年分の、それぞれの状況を

報告しつつのおしゃべり。

あっという間に3時間半が経過

しておりました。

暑気払いのお料理、いろいろ

いただきましたが、

まだまだ暑いので、

気をつけましょうね。

.

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1 コメント

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日本の繊細な中華!!食べたい(笑) (みつはし)
2014-08-18 23:09:43
日本の繊細な中華!!食べたい(笑)
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