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W小学校は、家から南方面に位置し、東京農業大学の
手前にあります。自転車なら3分、徒歩7分位の距離。
感想文をいただきに行ってきました。
午後4時の放課後。
ガラス張りの玄関越しにランドセルを背負った
元気な子どもたちの姿が見えます。
ドアを押し開けると、
「あっ!!」、すれちがいざまに男の子。
「え?」と振り向くと、
「この間はありがとうございました。おいしかったです」。
そう言うと、急いでいるらしく駆け足で外へ。
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そのあと、女の子が続き、
「あ!引頭さんだ!!!」
きびすを返して、たたたたっと今来た方・・・受付の部屋の
裏に戻り、「ね、ね! だしの引頭さんだよ」とささやく声。
再び仲間の女の子たちと現れ、
「こんにちは~~」と、にこにこ。
「あ、おぼえてる、調理室で左側にいたでしょ」
「あ、はい、そうです。
あれからまた作りました」、「おいしくできました」
人なつっこくって、熱心で、
回を重ねるごとに、子どもたちの魅力に気が付くわたしです。
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杉見先生からいただいた5年1組36人分の感想文。
数行のもの、用紙いっぱいに書かれたもの
いろいろでしたが、「ただ、おいしかった」というものでは
ありませんでした。。
春から試行錯誤しながらうどんを研究してきた子ども達。
そのうどんをおいしく食べるために、だしにこだわり、
おいしいめんつゆがつくれて、安心するとともに達成感が
あったのでしょうか。
文面に喜びがにじみ出てていました。
さらに、わたしが読んでいて嬉しかったのは、
あの日、帰宅後、おかあさんとだしについて話した子
たちがいたこと。
家のだしが、化学のダシだったことに気がついた子、
早速、家で復習した子。
これからも、だし取りをしていきたいという子、
他、さまざまな影響を与えたようです。
すべて、「だしの力」です。
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少しだけ、掲載します。
あとは、わたしの宝物にします。
次回は、学園祭「いちょう祭り」風景です。
さて、5年1組のうどん屋さん、上手にできたでしょうか。
売り上げは?
お楽しみに。
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