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山の幸も里の幸も海の幸も、なにもかも旬がズレています。
利平栗(りへいぐり)、やっとこさ、入荷。
やっぱり今年は小ぶりです。
栗ごはんにします。
昨夜から水につけておきました。
まずは、お茶を。
差し入れのおいしいクッキーに合うお茶は?
今日は、さわやかな、無農薬レモングラス・ティー。
産地は、大阪・中央区谷町7丁目のビルの屋上。
大阪の真ん中で育ったとは思えない、清く澄んだ香りが
部屋いっぱいにたちこめます。
「うわっ、いい香り!!!」
なんともかわいい、利平栗坊。
渋皮も、残さずむいてね。
だしも引けました。
今日の鶏は大山鶏。
弾力があって新鮮です。治部煮につかいます。
酢の物の準備もしておきましょう。
ほうれんそうの下ごしらえ。
この下ごしらえをすれば、子供たちもほうれんそう好きに。
手前は、かに
吸い物の準備。
治部煮ができました。
しっかり炊いたように見えますが、炊く時間はわずか。
とっても満足感が高く、温まる煮物です。
これからの季節に、おすすめです。
栗ごはんを炊きましょう。
今日は、織部の羽釜のお釜。
耳をすませて、音を聴きながら炊きます。
コトコト、コトコト、コトコト・・・・・・・・・・・・。
かにとほうれん草の酢の物。
合わせ酢を脇からそそぎます。
「わたし、これ、苦手やわ・・・」
「自分の分は、自分でへいでね!」 *へぐ=そぐ
吸い物の吸い口、丸柚子の形に挑戦です。
昨年よりは、ずっと上手になりました。
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日本の香辛野菜でつくる薬味とか、吸い口は、
香りや薬としての役割だけではなく、
日本料理の季節感を伝えるものです。
知識としても大切なこと。おぼえておきましょう。
「いい香り~~、大好き、柚子」
しあわせそうに、柚子をへいでいます。
治部煮が煮えました。
栗ごはんも炊けました。
秋のごはん、新米からはじまり、炊き込みごはん、混ぜごはん
と、おいしいごはん料理がたくさんあります。
松茸ごはんはムりでも、栗ごはんは毎年たのしみたいですね。
皮をむくのが面倒なんていわないで炊きましょう。
だしさえあれば、かんたんな秋の吸い物です。
みょうがと茄子のおかか和え。
このみょうがの産地は、広島県福山市の奥・神石郡のお庭。
自然育ちは、香りがつーーーん!