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椎茸ずしをつくるため、3cmのどんこ、
7時間水に浸けて戻したものです。
余裕があるなら、24時間かけて戻して
みてください。味がちがいます。
下の写真は?
鯖です。
魚屋・わたべさんで買うと、こんな風に包まれ、
ビニールで覆われ、上から氷袋を乗せて持ち
帰ります。
魚屋さんを出たら、即、家に直行。
魚を買ったらおしゃべり厳禁。
仲良しのYさんとバッタリ会ったりすると、
「おしゃべりやめて帰ってください」と叱られます。
教室のスタートまでは、ビニールのままチルドに
入れておきます。下のトレイは、わたべさんから
渡されたわたし専用。
わたしは、このトレイと新聞紙を持って、買いに行
くのです。
見えませんが、
鯖のふくらはぎ(あるのか、そんなもの)辺りには
新聞紙の枕が敷かれています。
さて、魚は、ここのところ鯖ばっかり使ってます。
このクラス、毎年、11月は〆鯖をつくります。
もう、何年作り続けたのか・・・。
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「今年は〆鯖、どうします?」とメールをしたら、
「つくりたいです!」
お返事バシバシかえってきました。
オイ、さばちゃん、期待されてるぞ!!
今週も金華さばです。
ところで、鯖、上から見たのではわかりませんが、
目玉の水晶体が飛び出しています。
顔は固いのですが、目玉の水晶体は柔らかい
ので、氷の重みなどで、目玉が赤くなる可能性
があります。先日の記事で、赤目は避けるように
書きましたが、腹がしっかりしていれば、赤目は、
あまり気にしなくてよいでしょう。
洗って,さばき始めます。
頭を手前に引っ張ると、腹わたも一緒にとれます。
わた、新鮮です。
きれいだと思いませんか?
このクラスに昨年から入室のKさん。
鯖ははじめてです。
マイ包丁持参のNさん、アドバイス中。
「こうして・・・・・」
もう、慣れていますから、
少しのアドバイスで上手におろせます。
3枚におろしました。このあと、
両面に白壁のようにたっぷりの塩をふります。
このことを「強塩(ごうしお)をあてる」と言います。
教室ですから、塩をあてる時間が短いので強塩
です。
鶏と冬野菜の煮物用の昆布です。
昆布は日高昆布をつかいます。
日高昆布の1等検物です。
昆布は、1等がいちばん上質のものなんですよ。
さといも、ごぼう。にんじん、こんにゃく、油揚げ
ねぎ、きぬさや~~~~♪♪♪
鶏モモ肉は骨付き。
いい香り!
もう少し煮たら、きぬさやを加えます。
薄味のやさしい味です。
おすしと鯖につかう甘酢漬けの生姜をつくります。
甘酢を加えたら、即ちょっぴり乙女色に。
炊きたてのご飯に合わせ酢を加え、
ご飯を切りながら酢をまわします。
おすしの場合、混ぜるのではなく、切るのです。
かんたんなおすしです。
具は甘酢漬けの生姜と含め煮の椎茸だけ。
あればちりめんじゃこ、のりなどお使いください。
少し冷めたら具を混ぜ合わせます。
冷たくなってからでは、具が混ざりませんよ。
塩で〆たさばの塩を洗い落とします。
洗って、酢で〆ます。
小骨をぬき、
皮を引きます。
八重造りにします。
いんげんの粉節煮。
おすしと〆鯖につかうあしらい。
大葉、きゅうり、甘酢漬け生姜、菊、
干し椎茸の含め煮
湯葉と豆腐のすり流し汁につかう、
生麩と春菊、柚子。
湯葉と豆腐のすりながし汁です。
これに柚子だけでいいのですが、久松農園の
春菊を加えました。
わたしは西の育ちのせいか、春菊が大好きです。
いただきます!
今日も楽しい教室でした。
そうそう、この日、教室スタート前は、マイケルの
映画「THIS IS IT]の話題でもちきりでした。
「せんせ、絶対行ってくださいね」と、みなさん。
「はーーい」
えーーっと、今月27日までです。
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そういえば、
鯖を酢で〆たあと、
急にマイケルの歌を歌いながら踊り始めたNさん。
「ああ、マイケル・・・・・・・・・・・、すてき!
どうして死んじゃったの?」
「ね、デジカメ見て見て!
Nさんを見るYさんの目・・・冷静(笑)」と、わたし。
「ごめんなさーーい(笑)」
ハハハハハハハハハハハ~~。
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<FOOD MEMORIES>
このクラスの教室風景と料理は、クラスの
G.Mさんが毎月ご自身のブログで記事にして
下さっています。併せてお読みください。
http://blog.livedoor.jp/start2006yoko/blog id-2032617
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