波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思い付くままに  「小さな喜び喜びの発見」

2017-04-04 14:16:02 | Weblog
私の毎日の日課の中に、この目的がある。毎日の生活で何かを見つける、否、気づく事に気を使う。すると必ず見つけることが出来る。それが私の喜びであり、一日を平安に過ごす秘訣でもある。昨日思いがけず娘から電話があった。「明日時間が取れたら舟橋まで出てきて食事会でもしない」毎月の薬を取りに行く用事があったが、一日伸ばしてゆく事にした。
春の陽気ですっかり暖かく風もなくすがすがしい容器であった。駅には娘と孫、そして橋本さんが来ていた。特別な話があるわけではない。お互いに近況を語り合い、健康である事を確かめ合うだけの時間である。そんな時間が約30年の歴史をしっかりと固めその中に凝縮された信頼関係を味合わせてくれる。数時間の顔合わせであるが、なんとその時間の大切さとおもさであろうか。「孫の成人式まであと何年?」「三年よ。」「そうか、三年待たなくてはならないのか、できれば成人式を見たいものだね。」そんな会話が弾む。
やがてういつの間にか時間も過ぎお互いに別れを告げるときが来る。またの再開を楽しみに別れを告げる。
何時また会えるか、それまで元気でいられるか、そう思いながら電車に乗る。しかしその時間で今日の幸せと喜びをかみ締めるとき、はのぼのとして幸せと喜びをかみ締めることが出来る。
人生の喜びとはこんな素朴な時間で充分七のである。
今日の喜びはこれで充分だった。なんと平安で喜びに満ちた時間が与えられたか、その感謝でいっぱいだった。