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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

通用しない 安倍・仲井真陣営の「基地押し付け」論③ 普天間基地が「固定化」される?

2014-11-01 19:17:49 | 平和・憲法・歴史問題について
通用しない 安倍・仲井真陣営の「基地押し付け」論③ 普天間基地が「固定化」される?

「県内移設」こそ最悪の固定化

政府は、「辺野古に移設しなければ、普天間基地が固定化する」とどう喝しています。
しかし、日米両政府が1996年に普天間返還で合意をしながら18年間も固定化したのはなぜか。それは「県内移設」という条件がついていたからです。県内たらいまわしでは問題が絶対に解決しないことは、18年間の歴史が証明しています。
だからこそ、昨年1月に「県民総意」を踏まえて政府に提出した「建白書」は、「普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念」を求めています。「建白書」を裏切り、「県内移設」にしがみつくことこそ、最悪の「普天間基地固定化論」です。
普天間基地は、米軍が戦時国際法をも無視して住民の土地を強奪した上に築かれたものです。無法に略奪した基地は、ただちに閉鎖して返還するのが、当たり前の道理です。
昨年末、映画監督のオリバー・ストーン監督ら米有識者が出した声明も「(普天間)返還に条件がつくことは本来的に許されない」と指摘しています。
仲井真知事も17日の公開討論会で、辺野古新基地に反対するオナガ雄志候補に対して「普天間基地が固定化しかねない」と批判しています。
ところが仲井真氏は昨年11月に、こう述べていました。「固定化ということの意味を、軽々にお使いになるのは、自分が無能だという表現なのです」「固定化するという発想、言葉が出てくること自身が、一種の堕落だと思います」。まさに今、この発言が仲井真氏自身にはね返っています。
オナガ氏は「沖縄県が移設先を探すという発想自体が間違い」と指摘しています。(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2014年10月28日付掲載


元々、銃剣とブルドーザーで住民から土地を略奪して作られた米軍基地。「返してほしければ別の場所を差し出せ」なんて虫が良すぎる話しです。
「無条件返還」こそ本来のあり方です。
コメント
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