３分で紹介共産党⑰ 沖縄新基地建設の中止へ共闘進める

３分で紹介共産党⑰　沖縄新基地建設の中止へ共闘進める


太平洋戦争末期の１９４５年、２０万人以上の尊い命が奪われた沖縄戦の犠牲者を悼む沖縄全戦没者追悼式が２３日、開かれました。
玉城デニー知事は「平和宣言」で「県民は、絶え間なく続いている米軍基地に起因する事件・事故、騒音等の環境問題など過重な基地負担による生命の不安を強いられている」と述べ、基地問題の解決に力を尽くす決意を述べました。
沖縄県は、いまなお、日本の国土面積の約０・６％に、７割の米軍専用施設が集中し、米軍関係の事件・事故も頻発し、地域の発展や県民生活に暗い影を落としています。
そのうえ、安倍政権は、名護市辺野古の米軍新基地建設について、県知事選や県民投票などで明確に示された県民の「反対」の意思を踏みにじり、工事を強行しています。
主権者・国民の意思よりも、アメリカとの関係や利益を最優先する安倍政権の「アメリカいいなり」は、歴代政権のなかできわだっています。
目前の参院選に向けて、５野党・会派と市民が結んだ「共通政策」は、その一つに「沖縄の米軍新基地建設の中止」を掲げました。市民と野党の共闘を勝利させ、中止の展望を開きましょう。
日本共産党は、「アメリカいいなり」の政治のゆがみを正し、アメリカとも対等平等の本当の独立国・日本をつくることを大方針としている政党です。中止に向けた共闘をしっかり進めるために、ぜひ共産党を伸ばしてください。

「しんぶん赤旗」日刊紙　2019年6月28日付掲載

玉城デニー知事は安保条約廃棄の立場ではないけれども、すくなくとも沖縄にこれ以上の基地の負担は許されないと頑張っています。
沖縄の米軍基地は、太平洋戦争末期に銃剣とブルトーザーで住民を追い出して造られたものです。国際連合が結成される前の、戦前の国際法規でも許されない行為です。
普天間基地は無条件で返還して当然なのです。

３分で紹介共産党⑯ 国民の願い実現へ ２つのゆがみ正す

３分で紹介共産党⑯　国民の願い実現へ　２つのゆがみ正す


参院選で日本共産党などの野党は、１０月からの消費税増税中止や沖縄米軍新基地建設中止、最低賃金１５００円を目指すなどの「共通政策」に合意しています。
こうした政策は、立場の違いを超えた多くのみなさんの願いだと思います。同時に、この願いを実現するためには「財界の利益中心」「アメリカいいなり」という自民党政治の二つのゆがみをただすことが必要です。
たとえば暮らしを良くする政策の実行には必ず財源が問題になります。その時に「財界中心」をただす立場でなければ、けっきょく大企業に応分の負担を求められず、国民に負担を押し付ける消費税頼みとなり台無しになってしまいます。
沖縄の米軍新基地建設を中止させたり日米地位協定を改正するためには対米交渉が必要です。それでも米国が拒否した場合、日本国民は安保条約１０条に明記してある通り、いずれか一方の国の通告で廃棄できるという「伝家の宝刀」があります。
共産党は、二つのゆがみをただす立場に立って、「消費税に頼らない別の道」を提案したり、国民多数の合意で日米安保条約を廃棄して「アメリカいいなり」をやめ、当たり前の主権国家をめざすなど改革の大方針を持っている政党です。そんな共産党が伸びることが、みなさんの願いを実現させるためにも必要ではないでしょうか。

「しんぶん赤旗」日刊紙　2019年6月27日付掲載

６月２１日、日本共産党の参議院選挙政策の発表の際の一問一答。志位さんは「野党にそれぞれ特色があっていいと思うんです」として、わが党の特色として、日本の政治の「二つのゆがみ」をただすという特色を押し出しました。
でも、安保条約第１０条による、いずれか一方の国の通告で廃棄できるという「伝家の宝刀」を持っているのは「日本国民」なんですね。

地域の切り捨てを許さない広範な共同を 都市空間向上計画 緊急学習会

地域の切り捨てを許さない広範な共同を
都市空間向上計画　緊急学習会

都市空間向上計画001 posted by (C)きんちゃん
と　き：７月２日（火）午後６時３０分～
ところ：新長田勤労市民センター・大会議室

主催：市民にあたたかい神戸をつくる会

安倍政権が進める―地域切り捨て政策（立地適正化計画）の神戸版「都市空間向上計画」の素案が公表されました。
久元市長は、垂水区や西区の大半を切り捨て、神戸市自ら開発した団地（渦森、鶴甲、ひよどり台、須磨ニュータウン、西神中央など）に対する責任を放棄しようとしています。
７月８日から地域説明会・相談会、７月９日～８月８日には市民意見募集もおこなわれます。
計画の問題点と切り捨てようとしている地域の詳細を、日本共産党の神戸市会議員からの報告を受け、地域草の根から、計画をストッップさせるための緊急学習会を行います。

神戸市都市空間向上計画(素案)説明会・相談会スケジュール

都市空間向上計画002 posted by (C)きんちゃん

説明会

区	日時	場所	収容人数
灘・東灘	7月8日（月）18:30～	東灘区民センター 多目的ホール	100
中央・兵庫	7月10日（水）18:30～	神戸市勤労会館 308号室	120
北	7月11日（木）18:30～	北区民センター 多目的ホール	70
北神	7月16日（火）18:30～	北神区役所 5階第1会議室	54
長田・須磨	7月16日（火）18:30～	新長田勤労市民センター 別館ピフレホール会議室A	70
垂水	7月12日（金）18:30～	垂水勤労市民センター レバンテホール	572
西	7月9日（火）18:30～	西区民センター 多目的ホール	70
全市	7月14日（日）10:00～	神戸市勤労会館 403・404号室	120

相談会

区	日時	場所	収容人数
東灘	17月17日（水）9:30～11:30	東灘区役所3階33会議室	30
	7月26日（金）14:00～17:00
灘	7月17日（水）14:00～17:00	灘区役所3階302会議室	18
	7月26日（金）9:30～11:30
中央	7月19日（金）9:30～11:30	中央区役所3A会議室	調整可能
	7月24日（水）14:00～17:00
兵庫	7月18日（木）9:30～11:30	兵庫公会堂第1集会室	20
	7月23日（火）14:00～17:00
北	7月18日（木）14:00～17:00	北区役所5階会議室	15
	8月1日（木）9:30～11:30
北神	7月25日（木）9:30～11:30	北神区民センター第4会議室	29
	8月1日（木）14:00～17:00	北神区役所5階第1会議室	54
長田	7月23日（火）9:30～11:30	長田区役所7階702会議室	30
	7月25日（木）14:00～17:00
須磨	7月22日（月）14:00～17:00	須磨区役所4階403会議室	30
	7月31日（水）9:30～11:30
北須磨	17月29日（月）9:30-11:30	北須磨支所5階501会議室	30
	17月31日（水）14:00-17:00
垂水	7月22日（月）9:30～11:30	垂水区役所201会議室	20
	7月30日（火）14:00～17:00
西	7月19日（金）14:00～17:00	西区役所A会議室	15
	7月30日（火）9:30～11:30
西神	7月24日（水）9:30～11:30	西区民センター会議室5	20
	7月29日（月）14:00～17:00
全市	7月20日（土）9:30～11:30	センタープラザ西館6階3号室	28
	7月20日（土）14:00～17:00
	7月21日（日）9:30～11:30
	7月21日（日）14:00～17:00
	7月24日（水）18:30～20:30

安倍政権の進める「立地適正化計画」の神戸版として、神戸市が自ら開発した団地も切り捨てる「都市空間向上計画」。
市民が普通に暮らせなくなる、暮らしにくくなるまちづくりはストップさせましょう。

３分で紹介共産党⑮ 働く人の生活守る社会をめざします

３分で紹介共産党⑮　働く人の生活守る社会をめざします


日本共産党のあさか由香参院神奈川選挙区候補を迎えて５月に開かれた「集い」で、子育て中のひとりの女性がこう語りました。
「長時間労働をする夫の体調が心配。でも残業を減らされると生活が成り立たない」「子どもに習い事をさせてあげたいけど余裕がない。ごめんねという気持ちでいっぱい」
安倍晋三首相は「雇用・所得環境の改善が続いている」「５年連続で今世紀最高の賃上げを実現」などと宣伝していますが、労働者の賃金は下落しているのが実態です。ＯＥＣＤ（経済協力開発機構）の調査によると日本の賃金は過去２１年間で８％も減っています。主要国で賃金が下がったのは日本だけです。
共産党は「８時間働けばふつうにくらせる社会を」と提案しています。最低賃金をいますぐ全国どこでも時給１０００円に引き上げ、１５００円をめざします。中小企業への賃上げ支援を充実させ、全国一律の最低賃金制度をつくります。残業代ゼロ制度は廃止し、「残業は週１５時間、月４５時間まで」と法律で規制。労働者派遣法の抜本改正をはじめ非正規雇用労働者の正社員化をすすめます。
共産党は、国民のみなさんと力をあわせて働く人の生活と権利を守る「ルールある経済社会」をつくることをめざしています。人間らしく働けるルールの確立で、健全な経済好循環をつくり出します。

2019年6月25日付掲載

長時間労働の夫の体調が心配。でも残業が減ると給料が減るので生活がなりたたない。
８時間働けば、まともな生活ができるように、基本給を上げる。ごく当たり前の要求です。

校閲の目 虚心坦懐

校閲の目　虚心坦懐


５月の日米首脳会談で、安倍晋三首相が北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）委員長と「率直に虚心坦懐（たんかい）に話したい」と述べました。「虚心坦懐」とは、何のわだかまりもなく、さっぱりとした気持ちで物事に臨むようすを表す言葉です。
「虚」には「からっぽ」の意味があり「虚心」は「からっぽな心」だから「先入観をもたないでさっぱりした素直な心。わだかまりのない心」という意味になります。
「坦」は「平ら」の意で、「坦懐」は「心中が平ら」なので「心が穏やかで胸にわだかまりのないさま」という意味になります。似た意味の言葉を重ねて強調しているのです。



日本国語大辞典や大辞林などの辞書をみると「虚心」にはもう一つ「いつわりの心」という意味もあります。１６０３～０４年に編まれた日本語をポルトガル語に訳した「日葡（にっぽ）辞書」のなかで、虚心は「イツワッタココロ」と記しています。もちろん虚心坦懐には「いつわりの心」という意味はありません。
本当に「虚心坦懐」に話すというのなら、これまで「対話のための対話は意味がない」といって圧力一辺倒に固執していた自らの路線について、なぜ変更したのかを国民に対し「虚心坦懐」に説明するのが先でしょう。
（河邑哲也）

「しんぶん赤旗」日刊紙　2019年6月17日付掲載

安倍政権が、北朝鮮との姿勢を圧力一辺倒から対話路線に変えるという事は良いことです。
でも、あれだけ「対話のための対話は意味がない」と言っていたことを変更したことへの説明が必要です。