きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

知って得する デジタル写真⑤ 一眼レフ なぜきれいに写る

2009-07-31 19:10:19 | 知って得する シリーズ
知って得するデジタル写真⑤
一眼レフ なぜきれいに写る

 今回は、レンズが交換できる一眼レフデジタルカメラについて考えてみましょう。一眼レフはコンパクトカメラにくらべて画質が良い、といわれます。なぜでしょうか。
 デジタルカメラは、フィルムの代わりにCCDやCMOSといったセンサー(撮像素子)で写真を記録します。一眼レフは、センサーの面積がコンパクトカメラよりはるかに大きい。このことが、画質の良さにつながっています。



 センサーの面積比較を見てください。一番上の「フルサイズ」というのは、センサーが35ミリフィルム1コマ分の大きさ、という意味です。コンパクトカメラの主流となっている大きさは、「1対2・33」型といわれるもので、面積はフルサイズの約30分の1しかありません。
 一眼レフの主流になっている「APS-C」サイズや、今流行の「フォーサイズ」でも、コンパクトカメラよりも大きな面積のセンサーをもっています。
 「画質」というと画素数の多さにばかり注目しがちです。しかし同じ画素数でも、一眼レフの方が画素一つあたりの面積が大きいので、たくさんの光の情報を受け止めることができます。微妙なトーンを表現できるのです。大きなセンサーで記録された画像は、拡大してもくっきりしています。



一眼レフカメラには、ほかにも利点があります。
▽レンズ交換ができるので、目的に応じてレンズを選択できる ▽電源を入れたときの起動時間が早い ▽シャッターボタンを押すと、すぐにシャッターが切れる(チャンスに強い)。
    ◇
 「APS-C」サイズのカメラを持っている人から、「50ミリレンズを付けると75ミリ相当の望遠になる、といわれるのはなぜ?」と、聞かれることがあります。フルサイズに比ベセンサーの面積が小さいので、フルサイズの周辺部がカットされて、部分を拡大したようになるからです。
 次回は「50ミリレンズを使う」です。
(野間あきら記者) 「しんぶん赤旗」日曜版 2009年8月2日付より転載


 僕も、一眼レフのデジカメとコンパクトのデジカメを持っていますが、後から買ったコンパクトデジカメの方が画素数は多いのです。
 でも、レンズそのものの直径や本体の大きさからして受光素子の大きさはかなり制限されていると思います。
また、ピントの合わせ方の仕組みも、一眼レフとコンパクトデジカメでは根本的に違います。
 やっぱり、一眼レフの方がピントを合わせやすいですね。フェンダーを覗いてしっかりピントが合ったことを確認してシャッターをきることができます。


【一眼レフで撮影した鳴き砂(クリックすると別画面で開く)】
04_琴引浜・掛津区の砂_03

【コンパクトデジカメで撮影した鳴き砂(クリックすると別画面で開く)】
05_鳴き砂文化館・展示_03

最近のコンパクトデジカメは、かなり性能がよくなってきていますね。
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カミナリ様の不思議 ⑤「遠くの雷鳴なら安全」は迷信 ⑥地元気象台の天気予報を聞く

2009-07-29 22:39:03 | 日常生活
カミナリ様の不思議 5&6編

大阪大学大学院教授
河崎善一郎


⑤「遠くの雷鳴なら安全」は迷信
落雷時の稲光と雷鳴


 光の速さは、1秒間に地球を7まわり半、つまり、秒速30万キロメートルである。一方、音の速さは秒速340メートル程度である。
 いきなり小中学校の理科の内容から話を始めてしまったけれど、それには理由がある。つまり、今日は落雷に伴う電光(稲光)と雷鳴について考えたいと考え、基礎的な知識から始めた次第である。
 実は電光と雷鳴、落雷のあった瞬間に、ほぼ同時に起こっている。ただ光の速さがとてつもなく速いので、落雷の瞬間に、距離にほとんど関係なく、電光は我々の眼に入る。随分と遠くで、たとえ地平線の向こうの落雷であったとしても、夜なら雲がぱっと明るくなる。
 一方、雷鳴は秒速340メートル、落雷地点があなたの居る場所から3キロメートル程離れていれば、ピカッと光る電光から遅れる事おおよそ9秒、10キロメートルなら30秒程遅れて耳に届く。それに電光から遅れれば遅れるほど、雷鳴が小さくなる。
 ちなみに電光が眼に入ってから、1分間雷鳴が聞えなければ、まず聞こえることはない。
 というのも、雷鳴のとどく範囲は周囲の環境にも依存するが、10~15キロメートル程度だからである。




 話は変わるが、落雷を引き起こす雷雲の大きさは、通常10~15キロメートルの直径と考えてよい。もっと大きな「スーパーセル」と呼ばれる巨大な積乱雲(雷雲)も存在するが、わが国にあってはある意味稀有な現象である。
 それゆえ、めったにない、そんな大きな雷雲を忘れるなら、実は雷鳴の聞こえる範囲と雷雲の直径が同程度なのである。
 この同程度というのは、ある意味自然の妙であると、筆者は考えている。
なにが妙かといえば、雷鳴が聞こえるということは、自分の頭上の雲が電気を持っていることを意味するからである。つまるところ雷鳴が聞こえたら、その音量が大きかれ小さかれ、次の瞬間頭上にある電気が、地面に向かって進んでくる可能性が高いと判断しなくてはならないのである。
 古くから、「ピカッと光ってから雷鳴まで時間があれば安全」といったことが信じられているようだけれど、これは全くの迷信もしくは盲信に近い。それゆえ筆者は、「文学の世界では遠雷が聞こえたと美しい表現は認められるが、実際は雷鳴が聞こえたらこれすべて近雷!」と説明し、雷鳴がたとえかすかに聞こえる程度であったとしても、危険ですよと説明をさせていただいている。
(水曜掲載) 「しんぶん赤旗」日刊紙 2009年7月22日付



⑥地元気象台の天気予報を聞く
落雷を予知する


 落雷を予知する事は、雷放電を研究している筆者らにとって、ある意味究極の目的かもしれない。確かに、象庁や気象台から雷雨注意報が出され、日々の生活に役立っている。さらには各種気象関連会社が、地域ごとの詳細な雷雨予報を出すべくしのぎを削っており、それなりの成果も現れている。
 ただ例えば町の古老でも、「あの山の頂に入道雲の湧くときは、この村に夕立が来て落雷が多い!」といった経験則を持っていたりするため、この程度の予知なら昔から行われていたと、言えそうな気もする。何せ古来より「観天望気」といった、四文字熟語があるくらいなのだから・・・。
 それゆえ、筆者らの目指す究極の予知は、ピンポイントで落雷の発生する時刻と場所を、事前に明らかにすることであり、そのため独自の観測装置を設計・製作して日夜研究に励んでいる。
 とはいえ、それは言葉に出して言うほど簡単ではなく、今しばらくの猶予を頂きたいというのが実際のところである。




 そこでと言ってはなんだけれど、今日は野外活動をするにあたっての、雷の予知の極意を披露したい。極意というよりは、心がけという方が正確かもしれないが。
 まずは、地元気象台の出す天気予報を聞いていただくこと。それが第一歩である。第二歩は、その時雷雨注意報が出ていたら、その日は折に触れ空の様子を眺めていただくことである。雷雨注意報は、県単位、府単位で出されるのが普通で、仮に出ていて晴れていることも珍しくない。だからと言って油断は禁物、とはいえ空を眺めるのは、まあ1時間に1~2度程度でよいだろう。ただし遠くに入道雲が見えだしたら、空を眺める頻度を上げていただきたい。遠くの雲が近づかないようなら、大丈夫。近づいて来るようなら、それはあなたにとって警戒態勢に入ることだと理解して欲しい。
 やがて白かったはずの雲が、頭上付近に来て真っ黒に見えだしたら、第三歩目として、名誉ある撤退をお薦めしたい。万が一雷鳴が聞こえたら、それはもう紛れもなく退避命令で、一刻の猶予もない。自分は運が強い、別だと考えずに、野外活動を止めて、ひたすら退散する事である。
 避難場所は、前々回に申し上げた自動車や家の中である。なお、野外活動時にラジオを携帯しAM放送を聞いていただくのも露予知の助けになる。結構遠くの雷活動でも、ガリガリといった乾いた雑音が入る。仮に今晴天であっても、どこかで雷様が暴れていると判るので、やって来ないかと注意し続ける助けにはなる。
(水曜掲載) 「しんぶん赤旗」日刊紙 2009年7月29日付掲載

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神戸・大丸前で市田忠義参議院議員を迎えて街頭演説会が開かれました

2009-07-28 21:57:25 | 過去の総選挙・参院選挙
衆議院が解散され、神戸で、日本共産党の大規模な演説会が開かれました
元町・大丸前で、市田書記局長・参議院議員を迎えての演説会
小選挙区の候補者、比例ブロックの候補者も勢ぞろいしました。

 日本共産党は、今度の総選挙で、国民を苦しめてきた自公政治を終焉させて、それに変わる新しい政治を作って行こうと提案しています。
 第1は、「ルールある経済社会」の確立。具体的には、働いてまともな賃金がもらえる労働条件の整備、特に野放しの派遣労働の抜本的見直し。社会福祉、年金などの充実、特に年寄りいじめの後期高齢者医療制度の廃止。
 第2は、「自主・独立の平和外交」の推進。具体的には、核兵器廃絶へ被爆国としてイニシアチブの発揮、自衛隊の海外派兵の撤退、アメリカいいなりの軍事協力をやめることなど。

 自公政権崩壊後、民主党中心の政権ができたとしても、国民にいいことには賛成し、消費税増税など悪いことには反対する立場で奮闘します。

 そのためにも、総選挙で共産党が躍進することが必要です。
 共産党の現有議席は9議席。全国11の比例ブロックのうち東北ブロックの除くすべてのブロックで議席を伸ばすことを目標に頑張っています。
 全国の得票目標は650万。近畿ブロックは160万です。
 近畿ブロックでは現有3議席なので1議席増の4議席をめざしています。
1議席増えれば、兵庫県出身の瀬戸恵子さんを国会へ送ることができます。


各候補者の訴えです。

庄本えつ子_02
【クリックすると庄本さん(兵庫8区)の訴えを再生】

平野貞雄_01
【クリックすると平野さん(兵庫7区)の訴えを再生】

北野のり子_01
【クリックすると北野さん(兵庫6区)の訴えを再生】

井村ひろ子_01
【クリックすると井村さん(兵庫2区)の訴えを再生】

味口としゆき_01
【クリックすると味口さん(兵庫1区)の訴えを再生】

金田みねお_02
【クリックすると金田さん(近畿比例ブロック及び兵庫3区)の訴えを再生】


瀬戸恵子_01

瀬戸恵子_02
【クリックすれば瀬戸恵子さん(近畿比例ブロック)の訴えを再生】


市田忠義_05

市田忠義_03
【クリックすると市田さんの演説を再生】

全員で

最後に、市田さんと候補者全員でアピールしました。
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総選挙 党首討論をどんどんやろうよと共産党が提案 民主党も大歓迎

2009-07-27 22:38:20 | 過去の総選挙・参院選挙
今度の総選挙にあたって、共産党は「党首討論をどんどんやろうよ」と呼びかけています。
民主党も乗る気です!


 日本共産党の志位和夫委員長は26日、遊説先の新潟市で記者会見し、8月18日公示、30日投票で行われる総選挙に向け、各党党首による討論会を開催するよう次のように呼びかけました。

一、今回の総選挙は、自公政権の継続の是非、21世紀の日本の進路をどうするべきかなどについて、主権者である国民が審判をくだす、歴史的な意義をもつ政治戦となっています。
 選挙戦において、各党が国民の前で堂々と議論し、国民に十分な判断材料を提供し、争点を鮮明にすることは、議会政治を担うすべての政党に課せられた責任です。
 そのためには、与野党各党の党首討論が、公正かつ民主的な方法で、しっかりと行われることが、きわめて重要であると考えます。

 一、この問題について、自民・公明の両党幹事長が23日、党首同士の公開討論を開くよう野党各党に呼びかけることを申し合わせたと伝えられています。
 それに対して、民主党幹事長も24日、「非常に結構だ」「大歓迎する」と応じたと伝えられています。わが党は、こうした動きを大いに歓迎します。
 同時に、すでに与野党党首討論についての政治的合意があるわけですから、それをすみやかに現実のものとするために、次のことを提案するものです。

 (1)与野党党首討論については、すでに公示前日の8月17日、日本記者クラブ主催の討論会が具体化されていますが、それにとどめることなく、NHKと民放テレビ各局において、党首討論企画が具体化されるよう、6党が共同して申し入れることを提案します。

 (2)その際、今回の総選挙は、公示日までまだ23日間もあることを考慮するならば、公示前、公示後と複数回にわたって党首討論の機会をもつことを提案します。現に前回2005年の総選挙では、解散から公示日までと、公示後の複数回にわたって、テレビ各局の党首討論が行われた実績もあり、政党側の意思さえあれば可能なはずです。

 (3)以上の点を進めるために、各党の実務者レベルの担当者がすみやかに一堂に会し、党首討論企画の具体化をはかることをよびかけるものです。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2009年7月27日付けより



 4年前より、インターネットの普及が進んでいるとは言え、テレビは影響力のあるメディアです。
 インターネットの恩恵にあずかっていない世代の方々もたくさんおられます。
 そのテレビで、総選挙にむけて、お互いの政党が論陣を張ることは大いに進めるべきでしょう!
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知って得する デジタル写真④ 逆光で明るく写す 昼でもストロボ

2009-07-24 23:10:26 | 知って得する シリーズ
知って得するデジタル写真④ 逆光で明るく写す~昼でもストロボ

 あなたのカメラにもストロボがついていると思います。今回は、そのストロポを強制発光させて撮ってみます。
 カメラを通常のプログラムモードにしておくと、明るい所ではストロボが発光しません。十分に明るいので、「ストロボ光は必要ない」とカメラが勝手に判断するためです。
 写真Aは、カメラまかせの設定で撮影したもの。逆光なので顔が暗くなっています。そこで、稲妻のようなマークのストロボ設定ボタン(ダイヤル)を押して、強制発光モードにして撮ったものが写真Bです。バッチリ決まりました。




 また、明るく晴れた日には直射日光が強く、影の部分が真っ黒に写ってしまいます(写真C)。こんなときもストロポを発光させることによって、影の部分にも光が当たり、影が目立たない作品にすることができます。(写真D)


ちょっと裏ワザ
 スポーツモードが設定できるカメラをお持ちの方は、これを使ってポートレート撮影に挑戦してみてください。
 カメラを、「スポーツモード+強制発光+望遠」の設定にします(スポーツモードで強制発光できないカメラもあります)。人物が逆光になる状態で撮ると、写真Eのように背景を美しくぼかした写真になります。早い動きを撮るスポーツモードでは、シャッタースピードを上げて、絞りを開きます。被写界深度(前回参照)が浅くなるのでボケが大きくなるのです。走っている人のマークで設定できます。



 スポーツモードがなくても、絞り優先 (Av) (A) などに設定して、絞りの値をF2.8とかF3.5など小さい値(絞りを開く)に設定して撮影すると背景をぼかすことができます。

 コンパクトデジカメの場合は望遠側にする(被写界深度を浅くする。ピントの合う範囲を狭くする)となかなか絞りを開く(F値が小さくなる)ことができません。まさに、パラドックス。コンパクトデジカメの宿命ですね。

 この連載が次回に掲載する「一眼レフ」では、レンズを自由に選べるのでその束縛から解放されますヨ


次回は、「デジタル一眼レフカメラの特徴」です。
(野間あきら記者)

「しんぶん赤旗日曜版」2009年7月26日号より転載
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