きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

私たちは犠牲者 気候変動 支援・賠償は切実

2022-11-14 07:02:41 | 環境問題・気候変動・地球温暖化について
私たちは犠牲者 気候変動 支援・賠償は切実
地球温暖化による干ばつや洪水に苦しむアフリカ・チャド、海面上昇で国土が沈みゆく島しょ国・トンガ。気候変動にぜい弱な国の政府が、国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)に求めるものとは―。首脳級会合に参加した政府幹部に話を聞きました。
(シャルムエルシェイク=小林圭子、写真も)


チャド 自然災害 経済が破綻

アフリカ中央に位置するチャドは国土の3分の2が砂漠地帯です。主要な経済は農業と畜産業、原油生産です。10月、長引く大雨により、23州のうち18州で洪水が発生。100万人以上が被害を受け、広大な農地と約2万頭の家畜が損害を受けました。

経済計画大臣のマドレーヌ・アランゲ氏の話


わが国は長年にわたり砂漠化、洪水、自然災害の影響に直面しています。気候変動は国家開発における中心課題の一つです。
COP27は、わが国の実情を伝える機会であり、私たちは30以上のNGOとともにここに来ました。私たちは気候変動による大きな犠牲者です。その影響を軽減するための対策に資金が必要です。また、損失と被害や賠償もCOP27で扱うべき大きな問題の一つだと考えています。
わが国の経済は、石油収入に依存していますが、石油価格の下落で、非常に大きな危機に陥っています。また、人口の8割が農業に携わるなか、干ばつ、洪水などによる食糧不足に悩まされています。私たちの経済は完全に破綻しています。国際社会が、私たちの現状を深く理解し、発展のために支援することを求めます。


トンガ 海面上昇 国が消える

地球温暖化による海面上昇の問題を抱えるトンガで1月、大規模な噴火が発生しました。火山灰や津波が、農業や住民の生活に大きな被害を与えました。

気候変動省・気候変動部門長のポーラ・マウ氏の話


トンガの海面面上昇は、世界平均の3倍以上で、年間約6ミリ上昇しています。気候変動が、わが国を消滅の危機にさらしています。低地が多いため、気候変動の影響を最も受けやすい国のひとつです。私たちにとって、損失と被害の問題はとても重要です。
年初の津波によって貯水タンクや井戸が被害を受け、人口の85%が水を手に入れることができなくなりました。また、いくつかの島はすでに海の中に消えてしまいました。
COP27で訴えることは、私たちの生存のために、温室効果ガスの排出の多い国が緩和策や資金の面で、これまでの行動を変えることが必要だということです。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年11月12日付掲載


チャド 自然災害 経済が破綻
私たちは気候変動による大きな犠牲者です。その影響を軽減するための対策に資金が必要です。また、損失と被害や賠償もCOP27で扱うべき大きな問題の一つ。

トンガ 海面上昇 国が消える
トンガの海面面上昇は、世界平均の3倍以上で、年間約6ミリ上昇しています。気候変動が、わが国を消滅の危機にさらしています。低地が多いため、気候変動の影響を最も受けやすい国のひとつ。
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COP27参加者に聞く② 先進国の「債務」どう解決

2022-11-05 07:13:34 | 環境問題・気候変動・地球温暖化について
COP27参加者に聞く② 先進国の「債務」どう解決
FoEJapan 気候変動・エネルギー担当
深草亜悠美さん


パキスタンの大洪水だけでなく、先進国でも毎年のように甚大な気候災害が増えるのを目の当たりにしています。そのもとで、気候変動によって生じた「損失と被害」にどう対応するかが非常に重要です。

歴史的に責任が
パリ協定の原則には「共通だが差異ある責任」として、歴史的に温室効果ガスを大量に排出してきた先進国には重い責任があるとしています。
途上国は、歴史的に排出量が少ないにもかかわらず気候変動による多大な被害を受けています。途上国の被害は先進国に対する「貸し」に当たり、その債務を返すべきだとする「気候債務」の考え方が広がっています。
「損失と被害」に対応する資金をどう生み出していくか、重要な議論になると思います。
昨年のCOP26での成果の一つとして、決定文書に石炭火力の削減などが盛り込まれました。
一方、ロシアによるウクライナ侵攻で、今までロシアから買っていた化石燃料をアフリカで開発しようとする動きが進んでいます。再生可能エネルギーの普及などでCO2排出削減を目指す流れの中で、排出を固定化するこれらの開発の矛盾が指摘されるべきです。
日本の大手金融機関も開発への融資を実施・計画しています。開発による多額の資本は、石油メジャー(巨大企業)や自国のエネルギー安全保障のために回り、現地で貧困に苦しむ人には行きわたりません。
アフリカの市民団体は、このような開発を「植民地主義だ」と批判しています。本来はアフリカの市民や自然に悪影響を与えないような、公平なエネルギー転換と貧困問題をどう解決していくかを議論しなければいけません。
今回のCOPでは会場外でのデモの開催が厳しい状況です。議長国のエジプトでは、政治的な人権侵害の問題が懸念されています。9月にも気候マーチの呼びかけ人が政治的な理由で逮捕されています。会場内のデモの場合、内容の制限や参加できる人数も限られるため、どのようにアピールできるか難しい課題です。



気候正義を求める若者たち=2021年11月6日、グラスゴー(小梶花恵撮影)

世界にアピール
日本政府は、エネルギー基本計画で2030年の石炭火力の割合を19%としています。脱炭素燃料としてアンモニアや水素を既存の石炭火力に混ぜて発電すれば、CO2の排出を削減できるとしています。
しかし、アンモニアや水素は化石燃料から作られ全く脱炭素ではありません。市民社会は「既存の化石燃料依存を強め、解決策の先送りになる」と訴えています。昨年、気候対策に後ろ向きな国におくられる「化石賞」を日本が取ったのもこのためです。
岸田文雄政権下でこの動きがさらに強まっています。政府はインドなどアジアでアンモニア混焼をすすめるなど、日本の強みとして海外に売り出しています。COPの場で世界に日本の現状をアピールしていきたいと思います。(小林圭子)(おわり)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年11月1日付掲載


途上国は、歴史的に排出量が少ないにもかかわらず気候変動による多大な被害を受けています。途上国の被害は先進国に対する「貸し」に当たり、その債務を返すべきだとする「気候債務」の考え方が広がる。
「損失と被害」に対応する資金をどう生み出していくか、重要な議論に。
日本政府は、エネルギー基本計画で2030年の石炭火力の割合を19%と。脱炭素燃料としてアンモニアや水素を既存の石炭火力に混ぜて発電すれば、CO2の排出を削減できると。
しかし、アンモニアや水素は化石燃料から作られ全く脱炭素ではありません。
ごまかされてはいけませんネ!
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COP27参加者に聞く① 温暖化対策「実施」の段階

2022-11-04 07:07:28 | 環境問題・気候変動・地球温暖化について
COP27参加者に聞く① 温暖化対策「実施」の段階
地球温暖化対策の国連会議、COP27(国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議)が、6日から18日までエジプト・シャルムエルシェイクで開かれます。世界各地で気候災害による甚大な被害が出るなか、脱炭素への取り組みの強化と気候変動の影響にどう対応するかが大きく間われています。COP27の特徴と焦点について、会議に参加するNGOのメンバーに話を聞きました。

WWFジャパン 自然保護室長 山岸尚之さん

温暖化対策の国際的な目標やルールを定める「パリ協定」が採択された2015年以降のCOPでは、ルールの中身を決めてきました。昨年のCOP26で、すべてのルールが合意されパリ協定の大枠が完成しました。また、今世紀末までの気温上昇を産業革命前比で1・5度に重点をおくことが合意されました。
今後はその目標に向けて、「実施」の段階にきています。政府や企業は、より具体的な国内政策や計画を立て、それを実施していくことが求められています。

非国家間の動き
ここ数年の特徴は、政府間で行われる交渉の場外で、企業や自治体など非国家間の動きが活発になっています。
昨年は国際的な金融機関によるパートナーシップ(協力関係)や、140超の国のリーダーによる森林減少を食い止める宣言などが話題になりました。これらは正式な合意ではありませんが、実際に温暖化対策を進めるためには非常に大事で、そこに重きが置かれるようになっています。
今年もいくつか既に予定されています。そのうちの一つとして、農業関連の大企業が共同で1・5度目標と整合するような「ロードマップ」(対策計画)の発表を予定しています。



COP26で成果文書が採択され立ち上がって喜ぶ各国の代表=2021年11月13日、グラスゴー市内(桑野白馬撮影)

政府間の交渉は
政府間の交渉では、気候変動の影響にどう対応するかが争点になると思います。今回は気候変動にぜい弱なアフリカ大陸での開催ということで、特に気候変動の被害に対する「損失と被害」の議論が再燃すると予想されます。
先進国はこれまで、「損失と被害」への資金支援について言及を避けてきました。被害のどこまでを気候変動の影響とするかの線びきが難しいという問題と、いったん認めると資金額が膨れ上がるという懸念からです。
しかし、昨年のCOP以降、スコットランドとデンマークが資金支援を表明しています。国・地域として「損失と被害」を認める動きが出てきたことは大きな変化です。日本としても「もっとも被害を受けている人たちをどう助けていくか」と、建設的に話し合う姿勢を打ち出してほしい。
日本政府は昨年、30年までの温室効果ガス排出削減の目標を26%から46%へと引き上げました。まだ目標は十分ではないうえにそれすら、その後の国内の政策が追いついていません。再エネや省エネの政策は国際的にも遅れています。
特に石炭火力に固執する姿勢は、世界の潮流から見て後ろ向きで異質な状況です。日本政府が後ろ向きな姿勢を見せれば他国へ悪い影響を与えかねません。CO2排出量世界第5位として責任の重い日本が、どんな政策をアピールするか世界が注目しています。

パリ協定
世界の196力国・地域が参加する、2020年以降の地球温暖化対策の法的枠組み。気温上昇を抑えるため、今世紀後半をめどに温室効果ガス排出を実質ゼロ(海や森林による吸収量が排出量を上回る状態)にすると決めました。各国は、温室効果ガスの削減に向けた自主的な国別目標を設定。達成状況を検証しながら、5年ごとに目標を引き上げることを定めています。15年にパリで開かれたCOP21で採択され、16年に発効しました。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年10月31日付掲載


昨年は国際的な金融機関によるパートナーシップ(協力関係)や、140超の国のリーダーによる森林減少を食い止める宣言などが話題になりました。これらは正式な合意ではありませんが、実際に温暖化対策を進めるためには非常に大事で、そこに重きが置かれるように。
今年もいくつか既に予定。そのうちの一つとして、農業関連の大企業が共同で1・5度目標と整合するような「ロードマップ」(対策計画)の発表を予定。
日本政府は昨年、30年までの温室効果ガス排出削減の目標を26%から46%へと引き上げました。まだ目標は十分ではないうえにそれすら、その後の国内の政策が追いついていません。再エネや省エネの政策は国際的にも遅れています。
石炭火力や危険ととなりあわせの原子力からは撤退して、再生可能エネルギーへの大転換を。
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気候変動 広がる被害 化石燃料、原発からの脱却急務

2022-11-01 07:12:05 | 環境問題・気候変動・地球温暖化について
気候変動 広がる被害 化石燃料、原発からの脱却急務
今年6月以降の大雨などが原因で、パキスタンは国土の3分の1が水没するという大規模な災害に見舞われています。
少なくとも1700人が命を落とし、数百万人規模の避難民が発生しています。水が引いた後も、衛生状況などの悪化でマラリアの感染が拡大し、300人以上が亡くなりました。人道危機にあるパキスタンに、さらなる支援が必要です。
世界の科学者でつくる国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)も、貧困や社会格差にあえぐ途上国や最貧国ほど大きな影響を受けると指摘し続けています。



気候変動の影響による大洪水で3300万人が被災しました=9月14日、パキスタン・セフワンの避難民テント(ロイター)

市民グループや先住民族、世界中の若者たちなどが中心となり、気候変動の問題は人権や格差とつながっていることを指摘し、「気候正義」を求めてきました。排出責任の多くは先進国にあります。先進国は率先して、すでに生じている取り返しのつかない被害に対し資金支援や「気候債務」の返済を行わなくてはいけません。
支援と同時に重要なのが、化石燃料に依存する社会をいかに早く転換していくかです。
欧州は、ロシアのウクライナ侵攻を背景にロシア産の化石燃料依存から脱却するため、省エネや再生可能エネルギー開発にかじを切っています。同時にアフリカなどでの新たな化石燃料開発にも関心を示しています。
今年の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)はアフリカ大陸で行われます。そのアフリカ全体で計4億米ドル分の「新規」ガス開発事業等が進んでいるといいます。気候危機の影響を大きく受けるアフリカ諸国で再生可能エネルギーへの支援や、すでに生じている被害に対応するための資金こそ必要です。ところが、一部の企業や先進国のエネルギー安全保障のために化石燃料事業が進められています。
日本でもエネルギー価格の高騰を口実に、原発再稼働などが声高に叫ばれています。ロシアにおけるガス事業からの撤退を拒み、官民連携して、モザンビークやカナダ、フィリピンなどの国で新たなガス開発事業に関与し続けています。
海外の化石燃料に頼ってきた日本も価格高騰の影響を大きく受けています。しかし、化石燃料依存からの脱却、気候変動対策の強化について日本政府が真剣に議論しているようには見えません。
原発が本当に気候変動対策になるのかについても中身のある議論は見えてきません。原発はコストもリスクも高く、気候変動対策にすえるべきではないのは明らかです。
それにもかかわらず、「GX(グリーントランスフォーメーション)」というきらびやかな言葉で、原発の新増設や老朽原発の運転期間延長すら打ち出しています。
化石燃料や原発の開発を継続して、将来世代にさらなる負担を押し付けるべきではありません。
気候危機の時代に必要なのは、今の社会を抜本的に変え、化石燃料や原発などに頼らない社会づくりのための行動です。
深草亜悠美(ふかくさ・あゆみ 国際環境NGO・FoEJaPan)

「しんぶん赤旗」日曜版 2022年10月30日付掲載


支援と同時に重要なのが、化石燃料に依存する社会をいかに早く転換していくか。
欧州は、ロシアのウクライナ侵攻を背景にロシア産の化石燃料依存から脱却するため、省エネや再生可能エネルギー開発にかじを切る。
今年の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)はアフリカ大陸で行われます。気候危機の影響を大きく受けるアフリカ諸国で再生可能エネルギーへの支援や、すでに生じている被害に対応するための資金こそ必要。
原発はコストもリスクも高く、気候変動対策にすえるべきではないのは明らか。
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アルプス氷河消失 最大へ 基本上昇 世界平均2倍の速度 熱波と少ない降雪量

2022-08-03 07:15:01 | 環境問題・気候変動・地球温暖化について
アルプス氷河消失 最大へ 基本上昇 世界平均2倍の速度 熱波と少ない降雪量
ロイター通信が独自に入手したデータによると、今年、アルプスの氷河は記録を取り始めてから60年間で最大の消失となる見込みです。

氷河の消失量は、冬の降雪量と夏の融解量から計測します。今年の冬は降雪が少なく、夏には2度の大きな熱波が到来。スイスの山村ツェルマットでは7月に30度を記録しました。アルプスの氷河は、気候変動のせいで消失し続けています。アルプスの平均気温はすでに0・3度上昇しており、これは世界の平均気温上昇の2倍の速度です。



スイス・アルプスのリゾート地ポントレシーナで氷河の写真を撮る女性=7月21日(ロイター)

極端な年
もし温室効果ガスの排出が増大し続ければ、2100年までにアルプスの氷河の8割が消失すると予想されています。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による2019年の報告書は、過去の排出による気温上昇によって、今後どんな排出削減措置が取られてもほとんどの氷河が消失するだろうとしています。
今年の危機的状況を受けて、アルプスの氷河の消失が予想よりも早まる恐れが出ています。スイス氷河監視ネツトワーク(GLAMOS)のマティアス・フス責任者は「20~30年後のモデルと考えていた減少が今起きている。今世紀にこれほど早く極端な(高温の)年が現れるとは予想していなかった」と語ります。
ロイターが明らかにしたGLAMOSとブリユッセル自由大学のデータによると、スイス東部のモルテラッチ氷河は1日あたり5センチ後退しており、例年の夏の終わりより、状況はすでに悪くなっています。
ヒマラヤの氷河も今年、観測史上最大の消失となる見込みだとの分析もあります。カシミール地方に雨期が到来する時期に、多くの氷河は劇的に消失していました。3~5月の熱波で、インド北部では48度を記録し、万年雪の高度はずっと高くなっていました。
インド北部ヒマチャルプラデシュ州のチョタ・シグリ氷河は6月初めの調査で、ほとんど雪で覆われていないことが分かりました。インド工科大学(インドール〉のモハメド・ファルーク・アザム氏(氷河学)は「3~5月にこの100年で最も高い気温となったことが影響を与えていることは明白だ」と述べました。
氷河の消失は、人々の生命や生計を脅かしています。7月初めに、イタリアのマルモラーダ氷河が崩壊し、11人が死亡。数日後、キルギスタン東部の天山山脈で氷河が崩壊し、誘発した大規模な雪崩が旅行者を脅かしました。

経済損失
スイスの住民は、氷河の消失がスイス経済にも損失になると考えています。氷河に依存するアルプスのスキーリゾートのいくつかでは、氷河の融解を防ぐために太陽光を反射する白いシートをかけています。
スイスの多くの昔話に、氷河が登場します。アレッチ氷河は、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。登山客のベルナルダン・シャベイラス氏は、氷河を失うことは「私たちの国家遺産を失うことだ。悲しい」と語りました。(ロイター)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年8月2日付掲載


もし温室効果ガスの排出が増大し続ければ、2100年までにアルプスの氷河の8割が消失すると予想。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による2019年の報告書は、過去の排出による気温上昇によって、今後どんな排出削減措置が取られてもほとんどの氷河が消失するだろうと。
スイスの住民は、氷河の消失がスイス経済にも損失になると。
スイスの多くの昔話に、氷河が登場。アレッチ氷河は、ユネスコの世界自然遺産に登録。登山客のベルナルダン・シャベイラス氏は、氷河を失うことは「私たちの国家遺産を失うことだ。悲しい」
氷河は、単に観光資源だけでなく、国家遺産。
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