きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

ジェンダーガイドライン ポイント④ 理由もなく、男女間で異なった表現はしない

2023-01-28 07:09:28 | 赤旗記事特集
ジェンダーガイドライン ポイント④ 理由もなく、男女間で異なった表現はしない

ジェンダーガイドラインのポイント④は「理由もなく、男女で異なった表現はしない」です。
メディアはこれまで男性の視点から女性に限り「ママさん○○」「女医」など性別を示す言葉を頭につけてきました。女性首相が誕生した時とか、女性議員を増やそうという記事の場合は「女性」が必要ですが、理由もなく「女性」とつける必要があるのでしょうか。男性の場合には「首相」「議員」と書かれ「男性」はつきません。
俳優も女性の場合は「女優」と書かれてきました。「女優賞」などは別ですが、通常の記事では「俳優」とします。




夫婦が取材対象の場合、夫はフルネームなのに妻は名前のみでした。夫婦別姓になれば、両人ともフルネームで書かれます。同姓を選択した人も人格の表現としてフルネームを基本とします。
敬称も男性は「氏」、女性は「さん」でした。「しんぶん赤旗」は1990年代中ごろから、卦報で男女とも敬称を「さん」に統一。卦報以外の記事でも「男性は氏、女性はさん」という固定的な書き方はせず、内容に沿った表現にします。これらは新聞の歴史の中で作られてきた記事のスタイルです。私たちも頭にしみついていますが、ジェンダー平等の視点で一つ一つ吟味していきたいと思います。
(河邑哲也)
(毎週水曜日付に掲載予定です)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年1月25日付掲載


「女医」「女子アナ」「女優」「女子高生」などは、女性を特別視してよく使われています。
敬称も男性は「氏」、女性は「さん」でした。「しんぶん赤旗」は1990年代中ごろから、卦報で男女とも敬称を「さん」に統一。卦報以外の記事でも「男性は氏、女性はさん」という固定的な書き方はせず、内容に沿った表現にします。これらは新聞の歴史の中で作られてきた記事のスタイル。
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ジェンダーガイドライン ポイント③ 男女間に優劣や上下関係があるかのような扱いをしない

2023-01-19 07:13:08 | 赤旗記事特集
ジェンダーガイドライン ポイント③ 男女間に優劣や上下関係があるかのような扱いをしない


ジェンダーガイドラインのポイント③は「男女間に優劣や上下関係が存在するかのような扱いをしない」です。
新聞ではよく問答形式でニュースを解説します。その場合、男性が説明役で、女性が聞き役となっていることが普通でした。また政治や外交など難しい話は男性が担当し、暮らしの問題などは女性が話すことが当然のようにされてきました。このように、これまで当たり前だった記事のスタイルにも、男女間に優劣がないか、ジェンダー平等の視点で見つめ直していきます。
また男性を「主人」、女性を「夫人」とも書きません。
「主人」とは「自分の仕えている人」のことです。言語学者の遠藤織枝さんによると、新聞紙上では明治時代には「夫」が多く使われていたが、戦後になって「主人」を使う人が多くなったといいます。



『日本国語大辞典』(右)と『暮らしのことば語源辞典』から

日本国語大辞典などをみると「夫人」の「夫」は「扶」のことで「夫を助ける」という意味だとされます。「夫人」とは「夫を助ける人」のことで、平等な関係ではありません。そのため、たとえば「昭恵夫人」ではなく「妻の安倍昭恵氏(さん)」と書くようにします。「しんぶん赤旗」は、言葉の上でも男女を対等な存在として描くことを追求していきます。
(河邑哲也)
(毎週水曜日付に掲載予定です)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年1月18日付掲載


「夫人」という用語ですが、30年以上前、僕が日本共産党の神戸中地区で「しんぶん赤旗」出張所の仕事をしていた時のこと。
発行される領収書の集金者名に「○○夫人」というものが残っていました。
とある支部の人から「私は夫の付属物ではない」「変えてほしい」と指摘されたことがあります。
言われることは当たり前の事。早速「婦人」に変更しました。
「主人」「夫人」はあからさまですが、それ以外にも男女間で優劣、上下関係をつける言葉はあると思います。
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ジェンダーガイドライン ポイント② 性別により役割や職業を固定化しない

2023-01-12 07:25:22 | 赤旗記事特集
ジェンダーガイドライン ポイント② 性別により役割や職業を固定化しない

ジェンダーガイドラインのポイント②は「性別により役割や職業を固定化しない」です。
「男は仕事、女は家庭・育児・介護」という性別による役割分担の書き方になっていないか、ということです。
たとえば「イクメン」という言葉がはやりました。2007年ごろから育児雑誌などで取り上げられ、10年には流行語大賞トップテンにも選ばれました。
「しんぶん赤旗」でも「育児を積極的に行う男性」として「イクメン」という言葉を肯定的に使っていました。しかし育児をする男性を特別視することで、逆に「育児は女性がするもの」という固定観念を肯定するものになってしまわないか。




「イクウーマン」という言葉も存在しません。育児は夫婦が協力してするものだという立場で書いてほしいという声もよせられます。男性が家事や育児の「お手伝い」をするというような表現も使いません。
また男性ばかりの集まりに女性が加わると「雰囲気が華やかに、明るくなった」と書いたり、「女性ならではの温かい配慮」のように描かれたりします。しかし「華やか」「明るい」「温かい配慮」などは、性別とは関係がありません。それはそれぞれの個性です。
「女性だから」「男性だから」という書き方ではなく、個人を描くことを大切にしていきたいと考えています。(河邑哲也)
(毎週水曜日付、6回連載の予定です)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年1月11日付掲載


「しんぶん赤旗」でも「育児を積極的に行う男性」として「イクメン」という言葉を肯定的に使っていました。しかし育児をする男性を特別視することで、逆に「育児は女性がするもの」という固定観念を肯定するものになってしまわないか。
育児は夫婦が協力してするものだという立場で書いてほしいという声も。男性が家事や育児の「お手伝い」をするというような表現も使いません。
「しんぶん赤旗」も、少しずつ自己改革していっています。
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校閲の目 ジェンダーガイドライン ポイント① 男女のいずれかを排除したり、偏ったりしない

2023-01-07 07:07:49 | 赤旗記事特集
校閲の目 ジェンダーガイドライン ポイント① 男女のいずれかを排除したり、偏ったりしない


日本共産党は綱領で「ジェンダー平等社会をつくる」を掲げました。
「しんぶん赤旗」も「ガイドラインをつくろう」と編集局内で議論を積み重ね第1版ができました。




所報のように六つのポイントからなっていますが、最大の基準は「一人ひとりが個人として尊重されている」表現になっているかどうかです。「性的少数者にも配慮」という項もありましたが、「上から目線の感じがしないか」などの意見が出され、「性の多様性を尊重」という基準になりました。
ガイドラインのポイント①は「男女のいずれかを排除したり、偏ったりしない」です。男女の双方を対象としているにもかかわらず、いずれかの性別のみが対象であるかのような印象を与えてはいないかということです。
たとえばサラリーマン。辞書では「勤め人。給与生活者」として男女の区別はありません。しかし「マン=男」から男性をイメージしやすく、女性はOLと呼ばれてきました。そのため「会社員」「労働者」などの言い換えを提案しています。自治体が出している「表現ガイドライン」でも同様の扱いです。
このように日頃何気なく使っている言葉の中に男性を中心としてきた社会構造や男女の役割分担意識が反映されたものが多くあります。それをメディアが無批判に使うことによって再生産されます。「赤旗」は男女とも対等になる表現を追求していきます。(河邑哲也)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年1月4日付掲載


たとえばサラリーマン。辞書では「勤め人。給与生活者」として男女の区別はありません。しかし「マン=男」から男性をイメージしやすく、女性はOLと呼ばれてきました。そのため「会社員」「労働者」などの言い換えを提案。
日頃何気なく使っている言葉の中に男性を中心としてきた社会構造や男女の役割分担意識が反映されたものが多くある。
言葉の問題は大事ですね。

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減ページとなった「しんぶん赤旗」日刊紙 新しい紙面

2023-01-06 07:11:54 | 赤旗記事特集
減ページとなった「しんぶん赤旗」日刊紙 新しい紙面
日刊紙 新しい紙面_01
日刊紙 新しい紙面_01 posted by (C)きんちゃん
通常16面から14面にページ数が削減された「しんぶん赤旗」日刊紙の紙面。
第1面は変わりありません。


日刊紙 新しい紙面_02
日刊紙 新しい紙面_02 posted by (C)きんちゃん
最終の14面は、テレビ欄から特集記事へ。
カラー面を生かしての取り組みです。


日刊紙 新しい紙面_03
日刊紙 新しい紙面_03 posted by (C)きんちゃん
内側の12面。読者欄をカラー面である12面に持ってきています。

日刊紙 新しい紙面_04
日刊紙 新しい紙面_04 posted by (C)きんちゃん
地域版は、中面に移動。

日刊紙 新しい紙面_05
日刊紙 新しい紙面_05 posted by (C)きんちゃん
テレビ欄は抜き刷りの7面・8面に移動。
最後の面の見やすさは無くなりましたが、代わりに抜き取って持ち運ぶことができます。


日刊紙 新しい紙面_06
日刊紙 新しい紙面_06 posted by (C)きんちゃん
テレビ欄の裏側は党活動のページだったりして(^^♪

日刊紙 新しい紙面_07
日刊紙 新しい紙面_07 posted by (C)きんちゃん
ページ数が16面から14面に減った分、スポーツ欄が2面から1面に。第2テレビ欄や文化欄が減る。
などのデメリットがあります。

その分、編集努力を重ねて「しんぶん赤旗」ならではの魅力ある記事を期待しています。
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