日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

マラガを目指して(2)

2013-05-20 23:12:02 | スペイン
ソフィア芸術センターでダリ展をほかの入場者にもみくちゃにされならが見て
(というかほんとにすごい人ごみだったのだ)、アトーチャ駅に戻りAVEに
ようやく乗車。午後6時過ぎに電車は静かにアトーチャ駅を出る。

マドリードからアンダルシアまでは何もない。ただ平原がずっと続いているだけだ。
この路線を何度も一人で乗ったことがある。90年代半ばに一人で
スペイン旅行したときも、マドリードからセビリヤまでAVEに乗ったっけ。
アンダルシア州に入る前に小さな町があったのを覚えている。
やはりこのときもその町を通り過ぎた。当たり前の話なのだがなんだか
うれしい気持ちになる。

アンダルシアに入って、コルドバを過ぎ、電車はどんどん地中海へ
近づいていく。21時前にマラガに。21時だけど外は薄暗くなく、
通りも多くの人が行きかっている。気温は28度。汗が出そうなくらい。

マラガを目指して(1)

2013-05-20 10:53:35 | スペイン
5月は今年はフランスも連休が多いことから、どっか近場へ旅行でもしようか、
ということになった。日本からもその時期旧友が来るし。
ということでスペインに行くことにした。

オルリー空港から1時間40分でマドリッドのバラハス空港へ。
本来はそこからマラガ空港に乗り換える予定だったのだが、何週間か前、
いきなりフライトがキャンセルされてしまったので、しかたなく
スペイン版新幹線AVEに乗って鉄路で向かうことに。

まるで空港のようにばかでかいアトーチャ駅まで近郊電車で行き、
そこからAVEの切符を購入。出発までかなり空き時間があったので、
駅近くのソフィア王立芸術センターに行ってみる。ピカソのゲルニカが
展示されていることで有名な美術館だ。近・現代アートが専門で
フランスでいえばポンピドーみたいなもんか。
行ってみるとちょうどダリ展をやっていた。たぶん、去年ポンピドーで
やっていたものと同じものでは。ポンピドーでは結局見にいけなかったので
なんか得した気分だ。