日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

福岡に来た4.

2016-01-08 20:40:56 | 福岡
そして年末、大みそかの日僕は福岡を離れた。
車で家族に空港まで送ってもらったんだが、これはそのときみた
筑後川の写真。



ちょっと曇っている。僕の父親が車の中で僕や、車を運転している姉に言った。
「こうやって、○○(僕の名前)やお姉ちゃんがそろって帰ってくると
にぎやかになったうれしいけど、いなくなると寂しいね」と。
僕の父は自分から、「さびしい」とかそういった感情表現をするような
人間じゃなかったので少し面食らった。今までそんなこと言ったことなかったのにな。

同時に僕はまだ小さいころ、父親や母親に可愛がられて、
また両親の知り合いや親族に親切にされていたことを思い出した。
大人になってから僕はさっぱり愛情というものに縁がないのだが、
それでもなんとかやっていけるのは、こうやって幼少時代に
無条件で人から好かれたりした経験があるからなんだろうな、と思った。