日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

日本に戻ったのはいいが(4)

2012-05-05 22:40:43 | 日本
渡嘉敷島の海岸、阿波連ビーチに行くが空の色はさえない。
さえないどころか、雨まで降りだしてきて、仕方なく岩場の
陰で雨宿り。とりあえず泊港のコンビニで買ったビールなどを
飲むが、気温も上がらず、雨も降っているので全然おいしくない。
う~、沖縄の海岸でオリオンビールを飲むのが夢だったのに。

などとがっかりしているうちに、午後3時ごろになり
帰りのフェリーの時間に。帰りの航路は朝ほど雨が叩き付けたり、
波しぶきが飛んだりしておらず、普通にないでいたので
カンパンに出て、ぼんやり東シナ海を見ていた。あと、
フェリーの航路が海の上で作り出す波しぶきの模様も。
そのうち、目の前に那覇の街並みが見えてきた。

子供のころ、鹿児島港から種子島の港までフェリーに乗って
おばあちゃんに会いに行った。いつも4時間ぐらいかかっていたが、
一人で甲板に出ては、薩摩半島とか、佐多岬とか、海の上を
跳ねるトビウオとか、フェリーについてくるイルカの群れとかを
ぼんやり見ていた。その頃の自分をふと思い出した。

那覇は相変わらず都会で、白い街並みが輝いていた。