日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

新入社員時代の友人

2010-03-25 23:53:35 | 東京
新入社員時代といっても今勤めているところではなく、
最初に上京して勤めていた会社だ。まだ東京のことなど
何も知らない頃、同じ部署の先輩嘱託社員の人によくお世話になった。
お世話になったというか、話友達だったというか。
ただ僕は僕でその会社は3年ぐらいしてやめてしまったし、
たまに電話で話したり、葉書を出したり、とかそういうかなり
疎遠な仲になっていて、実際前回あったのも10年前ぐらいだ。

で、今日、会社帰りにプールで泳ごうと思って
入場券を券売機で買っていたらいきなり「●●さん」と
声をかけられる。見上げると、少し太った先輩が立っていた。
「なんか感じが似ていたんで」と彼は話し、少し立ち話をした。

僕は別に親しく話してもよかったのだが、なんだか
しっくり行かなくて、「あ、もうプールが閉まるんで」などと
途中で区切って別れてしまった。我ながらそっけない。

いや、別に悪い人ではないし、僕も新人時代にいろいろ
お世話になったのだが、なんか自分的に気持ちが載らないのだ。
ほんとだったら10年ぶりに会ったので感激しないといけないのだろうが。
というのも、先輩は実はものすごいマイナス思考人間で
(少なくとも昔はそうだった)、なんどか恐ろしいほど
暗い電話を受けたり、手紙をもらったりして結構昔から
引いていたのだ。まあ、それだけ心を許してくれていたのだろうが・・・。