日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

クリスマスの思い出

2009-12-24 22:10:31 | 自分について
あっという間に今年一年過ぎてしまった。
敬愛する種ともこのTWITTERに彼女のつぶやきが
出てたんだけれど、あまりにもよかったんでここに記しとくよ。

-------------------------------------------------------------
最近、夕陽がきれいだなあ。冬の夕陽を見ると忘れてた子供のころの
気持ちが胸にあふれたり、知らない街に行きたくなったりする。何か
が私を呼んでる気がするんだ。その何かが知りたい。
-------------------------------------------------------------

実家に電話すると母親が尋ねてくる。正月はいつまでいるの?と。
せっかくだからみんなで集まるおせち料理を頼もうと思うんだけど、
僕がいつまでいるかで量が変わってくるから、教えてもらいたい、と。

ふと僕がすごい小さい、幼稚園ぐらいのときを思い出す。
僕は福岡の小さな町に住んでいたんだけれど。
クリスマスの前に、母親が僕と姉に内緒にプレゼントしようとしていた
ぬいぐるみを勝手に見つけてしまったことがあった。
母親はどうも素材を買ってきて、それを手芸して僕と姉に
プレゼントしようとしていたらしい。「これなに?」と聞く僕に、
母親は「プレゼントしようと思っていたぬいぐるみ」と決まり悪そうに
答えたっけ。手には作りかけの、小さなクマのぬいぐるみを持って。

そしてクリスマスケーキを作るための料理講座に通って、
クリスマス当日には僕も姉も大喜びするぐらいの大きな、でも
手作りのクリスマスケーキを作って持ってきたっけ。
みんなで部屋の電気を消して、ロウソクの灯を消した夜。