く~にゃん雑記帳

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<バレーV・プレミア女子> 第1leg終了 セット率で1位岡山、2位久光製薬

2014年12月08日 | スポーツ

【初昇格の上尾4位と健闘、東レ不調1勝6敗で7位!】

 バレーボールの2014/15V・プレミアリーグ女子は7日、第1legが終了。岡山と久光製薬が6勝1敗と勝率で並び、セット率で岡山が1位、久光が2位となってレギュラーラウンドの3分の1を折り返した。チャレンジリーグから初昇格の上尾が4位と健闘する一方、常に上位争いを演じてきた東レが7戦で僅か1勝ともがき苦しんでいる。

☆レギュラーラウンド第1leg終了時点の順位

          (カッコ内の数字は合計獲得ポイントとセット率)

  ①岡    山  6勝1敗(17点)得セット18―失セット6(3.00)

  ②久光製薬  6勝1敗(17点)得セット20―失セット9(2.22)

  ③N E C  5勝2敗(13点)得セット18―失セット12(1.50)

  ④上  尾  3勝4敗(11点) 得セット14―失セット13(1.08)

  ⑤日  立  4勝3敗(10点)得セット14―失セット15(0.93)

  ⑥トヨタ車体 2勝5敗(8点)得セット10―失セット16(0.62)

  ⑦東  レ  1勝6敗(4点)得セット9―失セット20(0.45)

  ⑧デンソー  1勝6敗(4点)得セット7―失セット19(0.37)

 唯一の市民クラブ岡山は過去3シーズン、4位→3位→2位と順調にステップアップ、今シーズンは悲願の初優勝を目指す。7日の久光戦では0―3で今季初黒星を喫したが、7戦して失ったセットが僅か6と好調。若き全日本代表セッターの宮下を擁し、攻守にバランスの取れた戦いぶりが功を奏している。第1leg終了時点での総得点ランキングで川畑が全選手中6位。新加入の浅津(元パイオニア)も13位と活躍しており、チーム内に活気をもたらしているようだ。

 久光は2012年の中田久美の監督就任以降、女子バレー界を席巻。12/13シーズンには史上初めて公式戦5冠を達成した。昨年12月の皇后杯、さらに昨季のプレミアリーグも制しており、今季はリーグ3連覇を狙う。総得点ランキングでは長岡が4位、石井が5位、新鍋が11位と攻撃陣は強力。チームランキングでもサーブ効果率が2位、サーブレシーブ成功率も3位と攻守にまとまりがいい。

 この2チームにNECが3強の1角として健闘している。内田や都築、松浦らベテラン勢が引退したが、若いチームへの切り替えが順調にいっているようだ。セッター山口(元JT)の加入も大きい。上尾も新加入組が大活躍。荒木(元東レ)はブロック決定本数(1試合当たり)で1位、アタック決定率でも3位。ケリー・マーフィー(米国)も総得点で2位、サーブ効果率ではトップとチームを牽引している。

 プレミアリーグ昇格2シーズン目の日立はフランス・カンヌに移籍した江畑の穴を2年目のローレン・パオリーニ(米国)が埋める。ローレンはアタック決定率でトップ、総得点でも2位と活躍。今季から栗原(元岡山)も加わった。トヨタ車体は昨季のリーグで初の4強、今年5月の黒鷲旗では初優勝を飾った。今季の目標はリーグ初制覇だが、第1leg終了時点で2勝5敗と振るわない。

 東レの大不振も目立つ。過去に3連覇を果たし、近年も常に優勝争いに加わっていたが、今季は開幕から4連敗、初勝利後また2連敗。中道、高田、迫田らに加え、今季は昨シーズンまでトルコでプレーした木村も加わった。だが、アタックの決定率も決定本数も全8チーム中7位と低迷、攻撃陣がうまく機能していない。デンソーはミア・イエルコフ(クロアチア)が全選手中で総得点1位と孤軍奮闘。他に活躍しているのは大竹里歩とリベロの佐野ぐらい。今シーズンは上位6チームがV・ファイナルラウンドに進むが、東レ、デンソーの両チームにとっては第2leg以降も試練が続きそうだ。  

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