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く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<橿原市昆虫館> アトラスオオカブト、3日に羽化!

2014年12月05日 | アンビリバボー

【やや小型のオス、しばらくはこのまま休眠】

 4日久しぶりに橿原市昆虫館へ。目的は様々な蝶が舞う「放蝶温室」。館内に入って温室に向かう途中、左手の生態展示コーナーで餌を食べるヘラクレスオオカブトが目に入った。と、そのそばに「ここに注目!」というカラフルな文字の張り紙。その下に「アトラスオオカブト 12/3に羽化しました」とあった。

 

 3日といえば1日前。上から透明容器の中をのぞき込むと、身動き1つせず眠っているようだった。お尻の後ろ側には脱いだ抜け殻も。羽化直後に白かったはずの背中の羽根は、既にすっかり黒光りする色に変わっていた。職員さんに伺うと「やや小型のオス」。アトラスオオカブトの羽化はこれまでにも数回あったという。羽化後、成熟し活動できるようになるまで休眠するため、しばらくこのままで見学できるそうだ。

 

 アトラスオオカブトの生息地はフィリピンやインドネシアなどの東南アジア。名前はギリシャ神話に出てくる巨人アトラスに由来し、オスの3本の長い角に特徴がある。寿命は3~4カ月と在来の国産カブトムシよりやや長い程度。最近では大量に輸入され価格もひところより随分安くなったため、卵を産ませて幼虫飼育に取り組む人も増えてきたという。

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