経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

2/11の日経

2013年02月11日 | 今日の日経
 
(今日の日経)
 為替差損益5300億円改善、自己資本13兆円増。比に巡視船供与。国のガス石油は高値づかみ。核心・給与増の首相からのお願い、輸出と所定外給与、企業利益と賞与、物価とパート時給、財務官は給与増減税・滝田洋一。中国鉄鋼の設備過剰重く。ITに連続起業家。賃金のぬくもり・土谷直也。経済教室・ものづくり・野間口有。

※さすが日経のエース滝田さんだ。第一次安倍政権では最賃に取り組んだが後手だった。ローソンは象徴的事例にとどまるにしても良い演出。成果は別にして、方向は正しいと見てもらえるだけで十分。失敗しても、企業のせいにできるわけだし。日本では結果より意図が重く見られがちだから、機運を高めることは、政治に欠かせぬ要素だ。

※昨日、NHKが「終戦・なぜ早く決められなかったのか」を再放送していた。当時の指導者の決断力のなさを批判するものだったが、終了後の番宣は「使用済み核燃料」。核燃サイクルは破綻しているが、撤退の決断ができずにいる。責任と裏腹だから、決断は、今昔を問わず、かくも難しい。まあ、嫌な選択でも、機運を高める努力は欠かさないことだね。

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