経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

8/24の日経

2018年08月24日 | 今日の日経
 6月毎勤の確報が出て、現金給与は、速報より縮んだものの、前月比+1.1と高水準を確保した。賃金は今年に入ってから伸びが高まったが、実質賃金の水準は、消費増税の傷を癒すには遠い。駆け込み反動の対策として、一斉値上げの回避が言われているが、需要が乏しい中では、順次の値上げは困難だろう。そもそも、消費が弱いのに、それを対象に増税するという戦略が誤っており、戦術ではカバーし切れない。住宅への課税を1年ずらすといった根本的な平準化策が取られるとも思われず、二の舞を踏むのではないか。

(図)



(今日までの日経)
 消費税10% セールは「増税後」呼びかけ。工作機械、中国向け失速。バイト時給、関西1000円台 三大都市圏、7月2.4%高。


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8/21の日経 | トップ | 現代経済学・ゲーム理論と行... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あいうえお)
2018-09-12 11:09:11
一部の勢力が主張する政権が恣意的に統計を弄ってるなどと言うような説には全く同意しませんが、最近の毎月勤労統計に関しては、サンプル入れ替えで数値が過大評価気味であるという分析を見かけましたがどうでしょうか。

https://toyokeizai.net/articles/-/237003?page=2
返信する

コメントを投稿

今日の日経」カテゴリの最新記事