今週は、これといった統計がないので、全産業指数を取り上げよう。注目点は、建設業の動向だ。設備投資は堅調とは言っても、製造業は減退していて、支えるのは、非製造業、とりわけ建設投資だからである。しかし、7月の様子を見ると、一時的な減退からの反動増に過ぎず、それも抜けてきたように見える。住宅建設は、増税後の軟調が避けられず、支えるのは公共事業だけとなる。その公共も、増税前にかなり推進力を使ってしまった。さて、輸出に頼れぬ中、消費を増税で潰して、この国は、何で成長するつもりなのか。答は、成長するつもりがないということなのだろうね。地球温暖化には貢献できるかもしれないが。
(図)
(今日までの日経)
貿易協定締結で合意 日米首脳、共同声明に署名。消費増税実現後の課題(上)「10%超」も早めに小刻みに・井堀利宏。貿易と投資、同時減速 米中摩擦、製造業に影。幼保無償化の論点(下)幼児教育の質向上が急務・中室牧子。気候行動サミット 16歳活動家グレタさん「失敗したら許さない」。
(図)
(今日までの日経)
貿易協定締結で合意 日米首脳、共同声明に署名。消費増税実現後の課題(上)「10%超」も早めに小刻みに・井堀利宏。貿易と投資、同時減速 米中摩擦、製造業に影。幼保無償化の論点(下)幼児教育の質向上が急務・中室牧子。気候行動サミット 16歳活動家グレタさん「失敗したら許さない」。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます