goo blog サービス終了のお知らせ 

ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2018年9月22日(土)、映画「あん」  ☁

2018年09月23日 05時15分06秒 | 映画

 女優樹木希林さんは亡くなって、テレビや新聞週刊誌などたくさんの報道があり、新聞を見ていると、伏見ミリオン座で樹木希林さん主演の「あん」を上映しているのを見て、すぐの映画を観に行きました。

 ポスターには、監督や原作者が樹木希林さんの死を悼み、コメントが寄せられていました。

 名古屋から歩いて、駅前をゆっくり人通りを歩きながら、30分くらいで映画館に到着。                                11時35分からというので しばらくパンとコーヒーで腹ごしらえをして、待っていると、次々に高齢者の人や若い人もやってきて、いっぱいになりまりました。10分前にやっと番号順に呼ばれて、席につくことができました。

 一人の高齢者がどら焼きの店の求人募集を見て、雇ってほしいとやってきた。何度も来て「あんならできる」と頼むので、「あん」を作ってもらうことになる。

 いままでこんな「あん」を食べたことがないので、どら焼きを作って、売り出すと、長い列ができるようになる。                    手がやけどをした様にただれており、「手どうしたの」と中学生聞かれたが、なにも答えられない。                           そのうちにだんだん人がどら焼きを買いに来なくなった。

 あん作りを楽しみにしていたが、店に来なくなって、中学生と店長が住所を頼りに会いに行くと、ハンセン病の療養所に住んでいた。                      中学生の時に療養所に入れられて、75歳までズ~と施設の中で暮らし、結婚して子供ができてもおろさなければならなかったと人生を語った。

店長もあん作りに挑戦して、会いに行くが、3日前に亡くなったと聞かされた。形見にあん作りの道具と手紙が添えてあった。               手紙には、「生まれたら、一人ひとり生きていく意味があるんだよ」と最後に書かれていた。                              ハンセン病にかかった人たちの差別されながら生きてきた人生を思うと胸が痛くなる。

 樹木希林さんの着飾らない、淡々として演技に心を打たれました。孫娘の可愛らしい演技にきっと目を細めて見ていたことでしょう。

 

 帰りに堀川沿いを歩いていると、ゴンドラの船に揺られて楽しんでいた人がいた。どぶ川の堀川がきれいになってビックリ。

 今日の万歩計は、10,502歩でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント