KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC登山部2019.11.27 南嶺

2019年11月27日 | 四国の山


今週の登山部は当初、岡山の『和気アルプス』を歩こうと思っていたのですが

和気アルプスは私有地の松茸山らしく、入山禁止の期間が設けられています。

以前に調べたときには入山解禁日11月15日頃だったのが、今年は暖冬の影響か?

どうやら11月末まで山に入れないらしいので、急遽計画を変更して高知市内の『南嶺』

縦走することにしました。高知まで出かけて里山歩きは?と思ったのですが、標高の割には

眺望もよく登山道も整備されているので期待大で出かけてきました。


高知市の中心部から鏡川を挟んで南に連なる峰々が『南嶺』と呼ばれています。

高知市民に最も親しまれている里山の様です。浦戸湾が最も狭くなる所から東に『宇津野山』

『皿ケ峰』『鷲尾山』『烏帽子山』そして『柏尾山』へと小高い山々が連なっています。

高知自動車道を走り市内を抜けて、筆山の下の駐車場に車を停めてスタートします。(9時20分)




駐車場から少しだけ南に歩き、すぐ横の脇道からまずは墓地の中を歩い行きます。道の両側には沢山の墓地が続いています。

山の南側に開けた明るい雰囲気の墓地公園。墓地の脇にはきれいな紅葉!










墓地を抜けると分岐があり、右に皿ケ峰への登山道が始まります。

樹林帯を抜けると周りに木々はなく、次第に視界が広がってきます。










ほどなく中継局の鉄塔のある皿ケ峰に着きました。平らになった広場のような山頂からは東から西に眺望が広がっています。

生憎の曇り空ですが、浦戸湾の向こうに『五台山』も見えます。







数日前に朝起きると脇腹が痛くて起き上がれなかったというセニョさんはリハビリ登山と言いながら参加。

ただ車中でも体を動かすたびに『痛っ!』と言っていたので、恒例のバンザイも左腕が上がっていません。

ルリちゃんが『セニョさん、どういうふうに寝てるん?』と聞くと、マットレスもひかずに寝てるとの事。

『セニョさん、いい布団屋さん紹介しますよ!』(笑)







皿ケ峰から西に一旦下って行きます。周りは背の低い笹が生え段々畑のような斜面になっていて、その中に

まばらにお墓が点在しています。










ライオン岩と云われる大岩の横を通り分岐を右に曲がって歩いて行きます。

分岐の道標は何故か焦げています。最初は落雷の跡かと思ったのですが、次にある道標も焼けています。

この低い笹が生え段々になった斜面は、香川の里山でも見かけたことがあります。山火事の跡は何年か経つと植生が少しづつ

回復し同じような笹の生えた斜面になっています。(帰宅後調べてみると、やはり山火事があった場所の様です)










笹原が終わり樹林帯の中に入ると道の脇に『嘆きの森』と書かれた道標。REIKOさんのレポートによると、

空襲の際に身元不明者が埋葬された場所だと言う事です。





周りの木々の背も高く、鳥の鳴く声があちらこちらで聞こえてきます。高知市内にあって大きな森です。














森を抜けると目の前に近代的な大きな土佐塾の寮が現れます。




寮の脇を抜け舗装路を少し歩き上のテニスコートの横からまた登山道に戻ります。







道は杉林の中の道になります。所々にベンチが設けられ分岐では道標があり、この道がしっかり整備されているのが判ります。







土佐塾の寮から一旦下り、鷲尾山山頂に続く急登が始まります。

道幅が狭くなるヵ所もあり、上から下って来る何組かの人たちと、道を譲り合いながら登って行きます。

もうすぐ12月だというのに額からは汗が噴き出てきます。



















急登を登りきりしばらく歩くと鷲尾山山頂です。ここでも南側に大パノラマが広がっていました。

麓には横浜の住宅地。そして浦戸湾の向こうの高知新港には豪華客船が泊まっているのも見えます。

西にはこれから歩く烏帽子山。ザックを降ろして眺望を楽しみながら一息入れます。













鷲尾山から烏帽子山への道はいきなり急な下り坂が始まります。

下っては行くと一旦鞍部らしい場所になりますが、直ぐにさらに下りは続きます。

麺法師さんと『これは偽ピークでなく偽鞍部やな~』と。










やっと下りが終わると直ぐに登りが始まりました。ここからもなかなかの急坂です。




急坂を登りきると直交するように二つの鳥居が並んでいました。他の神社ではあまり見ない風景です。








鳥居の奥に烏帽子山の山頂標識と三角点。『烏帽子山って、どこも見晴らしが良くないね。』とコアラさん




鷲尾山から見えた烏帽子山の赤白の鉄塔は、山頂ではなく少し下った所にありましたが、ここでも見晴らしはありません。





時間は11時30分。眺望のないこの場所よりは、見晴らしのいい鷲尾山山頂まで戻ってお昼にすることに。




折り返しのコースは登った分だけ下りがあります。膝が悪いコアラさんがメンバーと少し遅れています。











鞍部を過ぎるとやはり下った分だけ今度は登りが始まります。お腹が空いてきたのと急登のせいで皆さんペースが落ちてきます。













息を切らせながら皆さん鷲尾山に到着。南に広がる眺望を眺めながらベンチに腰掛けお昼にします。

晴れていれば東に室戸岬、西には足摺岬に続く陸地が見えるはずですが、曇り空の下太平洋の海の色も灰色で、

海と陸との境界は判り辛く、それでも海に浮かぶ小さな点を島かな?船かな?と言いながら皆さんが言い合っています。

老眼の皆さんには見えているようですが(笑)、近眼の私にはその点が全く見えません。










眺望を楽しみながらお昼ご飯を食べた後は駐車場まで、ほぼ下りです。

ゆっくりと歩いて行きましょう。







土佐塾の寮の手前で一度だけ登坂がありましたが、『もうここまで来たんや!』と。

寮の建物下には意木の根の中に意味不明な『神』と書かれた文字が・・・・。










土佐塾の横で一旦舗装路に出て、直ぐに道の脇から登山道に入ります。

ここで道の脇に少し入った所で、ブルーシートやビニールで屋根を作ったようなものがあり、

行きで見かけた時に杉さんと『誰か住んでいるんかな?』と言っていたら

帰りにはバイクが停まっていました。やはり浮浪者が住んでいるようです。

以前は鏡川の河川敷の橋の下でよく見かけたようですが、再三河川敷が水に浸かる様になって見かけなくなったと言います。

どうやら、そういった人たちが移住?したのかもしれません。







樹林帯の中を進むと皿ケ峰との鞍部。分岐から皿が峰には登らずにトラバース道へと進んで行きます。

















墓地公園まで戻り、最後は筆山への階段を登ります。最後の最後に急な階段が疲れた体に堪えます。







筆山山頂の公園には遊具と展望台がありました。あまり訪れる人もないのか結構雑草が生えています。

三角点で自撮りをするコアラさん。







展望台まで登ると北側に高知城が見えました。







先日ネットで格安のコンロを買ったというコアラさんがお湯を沸かしてくれます。

その横でルリちゃんが『ガス臭い。大丈夫!』と騒いでいます。

何とか爆発?することなくお湯が沸き、ルリちゃんが宮島に行った土産の、

モミジ饅頭を頂きながらコーヒータイムです。







その後登りで喘いだ階段を降り駐車場まで戻りました。(14時35分)

8.8Km、5時間強。途中の山頂で度々休憩しながら、のんびりと歩いた里山。地元の方の手でとてもきれいに整備され、

予想以上の自然豊かな道と大展望に、みなさんとても満足した一日でした。


今日のコースの3Dトラックです。
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