KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

城山~鷹丸山~猫山周回

2017年01月11日 | 香川の里山
今日は最近エントツ山さんの掲示板に書き込みされている

干支の山をどこか歩いてみようと考えていたら、

友人から「休みならどこか連れて行って!」とLINEがはいってきた。

香川の里山はあまり歩いたことがないらしいので、せっかくなら雪が見られたらと

思って、大川山へ誘い出した。

家を出て首切峠を越えて国道438号線を走りいつものように随神門の手前に車を

停めたが、山頂方面を見ても山肌に雪は見えない。

このまま歩いても雪がなければ、見晴らしもよくない山なので、せっかくなら

もう少し景色のいい山を案内しようと思って、急遽予定を変更して

城山~猫山を歩くことにした。これなら少し足を延ばせば干支の山の「鷹丸山」が

ゲットできる。


そのまま車に乗り込み、レオマの西側にある森林公園で車を停めた。

ちょうど身支度をしている男性に声をかけたら、高松から週に何度も歩いているとの事、

歩くついでに登山道の整備もしているというので、一緒にスタートした。

駐車場の南隅にある案内看板の横を通って登山道に入る。











以前に子供たちを連れて歩いたときはたしかコンクリートの道を歩いて行った記憶があるが、

今日は最初から山道で、ボランティアの人たちが整備した感じの道。

最初の東屋で一息入れ城山を目指す。






一旦コンクリート道にでて、すぐに山道に入ると城山への直下の道となる。





山頂付近になると遺構のプレートがあちらこちらに立てられて、

北への見晴らしもどんどん良くなってきた。














城山の山頂で高松から来た辻さんとこの山のことや四国の山の話を色々しながら

休憩をして、猫山への道へと進んで行く。



(振り返って城山)


以前は林道を歩いて行ったが、今日はその横に沿った形で山道が整備されていたので

歩いて行くと二つ目の東屋に着いた。







東屋には先客の女性3人が休んでいて、こちらも普段からこの山を歩いているようで

辻さんとも知り合いのようだった。

ここでは堂山や大川山のようにヤマガラが手の上でヒマワリの種を取りに来る。

友人は初めてのようで驚いて、何度も辻さんが用意したヒマワリの種を手の上に載せていた。








しばらくヤマガラと遊んだあと辻さんと別れ、鷹丸山を目指す。

猫山への道から右に分岐すると、猫山の足元を回り込むようにして

トラバース道が続いていた。





猫山からの鞍部で、辻さんに教えてもらった分岐を見落とし、そのまま直進して

金剛院への道を下ってしまい、アスファルト道が見えたところで間違いに気づき

もと来た道を引き返す。



(この木の先が分岐点)



(ここから右に折れると鷹丸山、直進すると金剛院に下ってしまう)







ルートを間違えた上に、けっこう下ってしまったので登り返しに少しバテてきた。

分岐点まで引き返し左の道を進んで行くと

スズタケが綺麗に刈られた道になり、その先からは鷹丸山への尾根道になった。





ケーブルテレビのアンテナを過ぎ、しばらく歩くと鷹丸山に着いた。

ここまで約2時間20分。友人の方が歩くのが速くて、いつもよりペースが速い。

山頂には四等三角点「高丸山」 ん?鷹ではなく高?、どちらが正解なんだろう。

でも地図では鷹丸山となっているので、干支の山を一つ目ゲット!





山頂で昼食にしてしばらく休憩するが手袋を脱ぐと指先が冷たい。

おにぎりを頬張ったあと、今度は猫山を目指すが、途中から見える猫山は

どう見ても急な坂になりそうだ。

案の定鞍部から山頂に登り始めるとどんどんと傾斜が急になってくる。

これだと六つ目山並みだなと思いながら、息を切らせての牛歩。















最後は道のわきに張られたロープに掴まりながらやっとの思いで山頂に到着。

以前はもっと草が茂っていたような記憶があるが、今は綺麗に刈られて広場になっている。













ここでも写真を撮った後、城山への道に下って行く。下りも結構な傾斜で、

所々ロープが張られている。子供たちもよく歩けたなと思いながら降りると遊歩道へと出た。









遊歩道からは所々で北側の景色が開け、レオマの建物が目に入る。





帰り道はアップダウンの山道ではなく歩きやすい遊歩道を歩いて行く。





二つ目の東屋の手前で道は分岐していたので、「琴ケ滝」と書かれた看板へそのまま右に折れ

下って行くと、こちらの道もしっかりとした遊歩道で歩きやすい。









「提山展望」からは、レオマ越しにきれいに提山が見える。






しばらく歩くと今度はレオマのオリエンタルゾーンの建物が近くに見える。






途中で「のぞみの滝」と書かれたプレートに沿って道から外れて

少し登って行くと、角度の緩い細長い滝が現れた。





そこからさらに下って行くと、「琴ケ滝」の看板。

一旦遊歩道から下るとこの滝も先ほどの滝と同じで、傾斜の緩い細長い滝だった。

水量があれば見ごたえもあるが、冬場のこの時期ではいまひとつ。





「琴ケ滝」を後に遊歩道へ登り返しさのまま下って行くとアスファルト道に飛び出した。

約5時間、10キロ弱の里山歩きに、見晴らしの良さもあって友人はとても満足してくれた。

さてさて干支の山、次はどこにしようかな?