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今を精一杯生きたい

ランナー世論

2015年07月02日 09時42分41秒 | 日記

「ランナー世論調査2015」というのが発表された。12100人のランナーに72項目についてアンケートを取ったもの。

その中で「ランニング中のケガ」についての結果がおもしろい。ランニング中の痛みの部位はどこが多いか調べてある

痛む所・・・足の爪、膝周囲、ふくらはぎ、腰、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい・大腿部の外側)、足のマメ、足裏、アキレス腱、尻部・・・など

フルの記録別に集計してある。

普通、速い人ほど痛むところが多いのではないかと考えますが、集計をみると意外な結果が・・・(フル2時間半以内のプロのような選手は除外します)

●足の爪: ベテランは靴が一定しているので、爪の故障は少ないのではと思いましたが、グラフ左側のように、各選手層、起こる頻度はあまり変わりません。(グラフの縦軸はフルのタイム。横軸は各選手層での発生割合)

速い遅いは関係なく、足の爪問題は起こっているようです。

●アキレス腱: これは速い人ほど痛む割合が多いようです(グラフ右側)。

やはり使用頻度、程度が影響しているのでしょう。他に、ふくらはぎ、腰、足裏、ハムストリング、臀部も速い人ほど痛みの頻度は多い結果でした。

ところが、速い人ほど痛みの少ないものがありました・・・膝関節周囲の痛みです。

●膝関節周囲:  右グラフ参照。ビギナーの方が傷めやすいのでしょうか?膝の使い方が悪いからでしょうか?ハムストリングは速い人に多いのですが・・・

走り込めば、膝の周囲の筋肉、靭帯は強固になるということでしょうか?ちょうけい靭帯も少しこの傾向がありました。偶然でしょうか?

選手によって、体重、身長、走り方、膝の形、足裏の形が違います。こうするといいとか悪いとかはないでしょう。自分で見つけるしかありません。今出せる力の範囲でランを楽しみましょう。永くランを楽しむためにも、無理はしない・・・・?

 

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