kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

あれこれ2

2014-12-04 | 陸上競技
で、研修に行ってきました。ここ最近は研修に行くほど元気もなかったので少し回復か?(笑)。時々外に出ることは必要になると思います。時々は刺激を受けてモノの見方を変えていく必要があるのかなと。

詳しい研修の内容は割愛。非常に面白い内容でした。が、その講義を受けながらあれこれ考えることがありました。写真の撮影についての話だったのですが「好きだからやる」という感覚がすごくありました。好きなことであれば自分から学びますし、工夫します。これまで学習してきたことが一つのことに向かって結集していく。この感覚というのはすごく大事なんじゃないかと思っています。これは誰かから求められてやるのではない。自分が必要だと思うから学ぶ。こちらから何かを与えるのではなく自分自身が欲しているから見えてくる。そう感じました。

また被写体を撮影する際の「光」の話。これはすごく感じるものがありました。技術的な話もすごくおもしろかったのですがこの「光」の話は自分の中でスーッと入ってくる部分。「順光」「斜光」「逆光」のそれぞれの「光」のなかで撮影をする。それぞれがそれぞれに特徴があるのです。今までは「逆光」で撮影するというのは表情が暗くなったりするので避けていました。なんとなく逆光ってイメージ悪くないですか?(笑)。

「順光」というのは被写体が光源に向かっている状態。光を背にカメラから被写体を撮る感じです。イメージ出来ますかね?「逆光」と反対だと思ってもらうと分かりやすいと思います。通常、写真を撮ったりするのはこの「順光」が良いと思われやすい。が、今回話を聞いていると実はこの「順光」にもデメリットがある。色は鮮やかに写るが影が映らないので平面的になりペタッとした写真になってしまう。料理や人物撮影には適していないようです。明るいから明暗がつきにくいので全体的に色の差がでにくい。

みんなが嫌がる「逆光」は全体が暗い写真になってしまう。そのため避けられる傾向がある。「逆光」は光源に向かってカメラがあって被写体の後ろから光が当たる状態確かに普通に写真を撮ったら「逆光」というのは分かりにくい写真になるので撮らない。が、実際は人物や写真ではその輪郭がはっきりしてくるので実は印象深い写真になりやすい。

実は一般的に良いとされる順光もそこには大きな問題点がある。被写体の種類によってはマイナスになることもある。逆に逆光は避けられやすいが実はすごく印象的になる部分がある。実際に撮影されている様子を見ると斜光と言われる横の部分から撮っていました。影が出る部分と光が当たる部分が両方あってあとはレフ板で調整する。

今、様々な話をフィルターを通じて見ている感覚があります。今回の「光」の話も自分の今考えているフィルターで聞いていました。メタファーだと感じ取っていました。実際は全然違うのだと思いますが、この光をメタファーだと感じました。分かりにくいと思います。「光」というのを他のものに暗に置き換えることができるのではないかという感じでしょうか。こんなに無駄に深く考えながら話を聞いている人がどれだけいるのかは分かりませんが(笑)。

実は見る角度を変えたり、場面によって使い分けることによって物の見方は変わってくるのだと思います。これまで「すごく良い」と思っていた事が角度を変えてみると本当は「そうでもない」ことだったりする。この子はすごくいつも一生懸命にやっていると思っていても本当は「表面的」な話でしかない。「イマイチ覇気がない」と思って見ていた子であっても本当はその子の最大の「一生懸命」であって少しずつ前進しているのかもしれない。見方を変えること、視点を変えることで同じ被写体を見ても全く違うように見えるのではないかと感じました。「光」を当てる方向によって同じものも全く違って見えるのです。

先日かなり病んでいて(笑)、卒業生とLINEでやり取りをしていました。その時にも視点の切り替えの話になりました。この「順光」と「逆光」の話に近いものがあります。これはプライベートな話しになるので詳しくは書きませんが、この子は誰よりも本気で物事に取り組んでいた。でも、周りは表面的に一生懸命やっている子に対して評価をする。なんなんだーって思って悔しいから更に一生懸命やって目標を達成することができた。逆に評価を受けていた子は途中で諦めて辞めてしまった。周りはそれを全力で引きとめようとしたけど、本人はそれを受け入れない。それを見て扱いの不平等さに不満を感じたと言っていました。それはそうでしょうね。当たり前です。その時にもどの角度で物事を見るかをきちんと考えないといけないなと感じたのです。そういう前置きがあったかは今回の「光」を当てる方向によって見え方が違うというのがすごく自分の中に入ってきました。

これを自分の中でどう処理をしていくか?大きな人生の転換期になるのではないかと感じています。物の見方。これが自分の他者への関わり方に大きく影響してくる。多角的な物の見方が出来なければいけない。これは私がそう思い込んでいるだけなのかもしれませんが。これも視野が狭くなっているのかも。それでも多くを考えて視野を広げていきたい。他者の価値観を受け入れられない、理解できないというのは良いことではないと思っています。

研修の内容から随分離れた事を感じました(笑)。回りくどくで分かりにくいですね(笑)

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あれこれ

2014-12-04 | 陸上競技
水曜日、この日は予定が山積みでした。午後から久々に研修に行くことになっていたのでそれまでにあれこれ処理をしなければいけません。限られた時間の中で何をするか?ここは考えないといけません。

2時間考査の後すぐに練習開始としました。11時過ぎから開始で12時過ぎには私は研修に向けて出発しなければいけない状況でした。練習自体はトレーニングを中心にすることとしました。時間の許す限りという感じでしょうか。この2週間はシャフト補強のみを実施していました。が、今後のことも考えてプラスアルファの練習を入れていくことに。シャフトは軽いモノだけとしそれ以後はバランスよく練習を行うようにしました。私はシャフト補強をしている間にタイヤ引き用のタイヤを作成。これまでよりも軽いモノにしました。大きく変わりはしないのですが本当に軽いものに。重さを変えて練習をすることで飽きずにできるかなと。

シャフト終了後は上述のように他のトレーニング。シャトルランを少しだけ行ってグループごとの練習を行うことにしました。スイング歩行を含む体幹、スナッチを含む全身、ケトルを使ったジャンプ系。この途中で私は時間が来たので出発することに。あとは任せました。スナッチはシャフト補強の中に入れていますが、もう少し重くして一気に身体を動かすようにしました。慣れも必要です。軽いモノであればフォームが多少悪くてもなんとか処理できますが重くするとダメ。フォームが崩れると腰を痛めます。ここは細心の注意を払いたいと考えています。

見ていると効率が悪い動きをする者がいます。動きの効率の悪さというか「他の人についてやる」という意味での効率の悪さ。3つの種目をローテーションで回しています。空いている種目を選んでやれば待つ必要もないのですが、それをせずに他の人がやっているから同じ種目をやる。このことにより道具を使う練習の効率が悪くなります。「誰かについていく」というのに慣れてしまうとここに問題があると思います。自主的に行動するという部分が欠落していく。考え物です。

長くなるのでひとまず練習のことはここで終了。またいろいろと書きます。
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