kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習&面接練習

2013-09-14 | 陸上競技
木曜日、練習は軽めに計画していました。朝練の段階で体幹補強、午後はウエイト中心にする予定でした(前の記事のコピペ(笑))。

数日間それなりに動いているのでこの日は落とし目にしました。とはいっても最低限やっておかなければいけないことをやるのは当然です。通常通りのウエイトを行ってからスナッチ。ここまで終わったら屋外で補強。股関節周りのトレーニングが不足している感じがあったのでプレートを使って足の入れ替え。これはかなりきついようです。20秒間で最大スピードで足を入れ替えるのですが一番多かったもので45回、少ないもので31回。しんどい中でどれだけピッチを維持できるかという部分につながっていきます。

そこまでやって私は面接練習に行くことに。3年生は就職試験直前ですから焦っています。何故か私の所に「面接練習をしてほしい」と頼みに来ます。うーん、以前は「怖いから頼めない」と言われていたのですが(笑)。この日は練習前に一人、練習後に一人という形で面接練習を行いました。

選手の練習はその後、BOXジャンプと懸垂、残り40分はマッサージなどを行うように指示しました。こちらで特別時間を設けないとなかなかできません。練習量を抑えている時には時間も作れますから残してケアに目を向けさせないといけません。18時前には終わったのではないかと思います。本当に軽めにしました。

面接練習、後半は2時間近く行いました。昨年度卒業生が就職した職場なので電話をしてどのような状況なのかを聞く。できるだけ多くの情報を集めてプラスになればと思っています。かなり大きな会社なので倍率も高い。その中で勝ち抜いていくためには「自分の言葉で話をする」というのが重要です。昨年は夏休みからかなり練習をしました。私とだけではなく生徒同士で何度も何度もやらせました。アドバイスは厳しく。「事実の羅列」では人には伝わりません。そこの部分もしつこくやりました。

今更電話で状況を聞くとメインの面接が6分程度、補助面接が10分程度あったとのことでした。かなり準備をさせていたのでメインの面接で話足りなかったとのこと(笑)。補助面接で「さっき言えなかったのですが・・・」と補足説明を自ら進んで行ったようです。面接は自己PRの場です。「当たり障りのないこと」だけを話すのでは意味がないと思います。自分の実体験から感じたことを自分の言葉で話す。ここにより大きな差が付くと考えています。簡単なことではありませんがここは重要な部分だと思いますね。

結局、不十分なままだったので後日もう一度行うことに。多くの生徒が「面接練習をしてほしい」と言うので、土曜日と月曜日も面接練習をすることにしました。部活の時間以外は面接をしようということに。まー直前ですから焦る気持ちもあるでしょう。そういう部分に答えてあげない解けないと思います。基本、「休日」なんですけどね(笑)。
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SNSの写真投稿に想う

2013-09-14 | 陸上競技
木曜日、練習は軽めに計画していました。朝練の段階で体幹補強、午後はウエイト中心にする予定でした。

一日中バタバタして落ち着きませんでした。やることが多い・・・。当然なのですが。この日は総合実践の授業がありました。先週、「SNSへの写真投稿」の話をしました。最近大きな問題となっている部分です。このことを「問題」と捉える感覚が著しく薄い人が増えているという現状。「やっていいこと」と「やってはいけないこと」の判断が付かない。TV番組のバラエティと現実を混同してしまうのかもしれません。ここに関しては考えないといけないと思います。近隣の学校でも大問題となっている現状があります。もう一度話をすることにしました。

先週話をしたので細かい部分は話しませんでした。今回は「そば屋」さんのアルバイトの話。これも話題となっていますね。食器洗浄機に頭を突っ込んだり足を入れたりして「悪ふざけ」の写真をツイッターでつぶやく。それに対して批判は集中し炎上する。結果、そのアルバイトが働いているお店が特定される。不衛生だという批判が殺到し閉店となる。ここはチェーン店ではなく個人経営のお店だったということで今後どうするのか心配が残ります。

様々なニュースを閲覧していくとこのアルバイトの学生、普段から勤務態度が良くなかったということでした。忙しいときにお客さんが来ると「また、客が来た」「この忙しいのに」と口にしていたり、そばが出来上がってカウンターに準備されているにも関わらず注文をとることを優先している。お客さんは「自分が頼んだそばが伸びるのではないか」と心配していたとのこと。お店自体はwebページを開設していなかったようですが「食べログ」のコメント欄に批判が掲載されていたようです。

「SNSでの悪ふざけ」は起こるべくして起きたと考えられます。「お客さん」に対しての考え方自体に問題があったと言えます。「バイト代がもらえるから仕方なく働いている」という感じが強くあったのでしょう。「働く」ということはもちろん「お金を稼ぐ」という部分があります。しかし、「お金をもらえるなら何をしても良い」という感覚でいたら犯罪や他者に迷惑をかけることになります。労働の対価として給料をもらう。当然のことですがその前の段階で「基本的な考え方」を身に着けておく必要があるのではないかと思います。

就職試験が直前と迫っています。だからこそ生徒には今回の問題について考えてもらわなければいけないと思っています。基本的に「お客さん」がいて初めて商売が成り立つ。その「お客さん」の立場に立ってどのようにしないといけないかを考えることができるようになるかです。その場が楽しいからと言って「悪ふざけ」をしてしまう。その姿を見てそこに通う「お客さん」はどう思うでしょうか?お金を払って商品の購入をする。その際に不快な思いをすればその店には二度と行かないと思います。これは製造業でも同じ。自分の仕事に責任を持たなければその先大きな損失につながるのです。

今回のSNSの写真投稿により、お店が閉店になったという事例がかなりたくさんあります。同時にそのアルバイトの氏名、学校名、過去の情報などが全て調べ上げられやり玉に挙げられる。すごいことです。法律上の罰則を受ける部分もあるでしょうが、これにより周囲の人には自分の「過ち」を知られます。また、投稿した画像は一気に拡散していますから二度と消えることはないと思います。いつの日か自分が親となりその「愚かな行為」を子供たちに見られてしまう可能性も十分にあるのです。

生徒にどれだけ伝わるか。繰り返し話していかなければいけないと思います。今回のSNSでの写真投稿問題、大学生200人にアンケートを取ったところ2%は「面白い」、9%は「騒ぐほどの問題ではない」と回答したとのことでした。1割の学生は「面白いから良い」と感じている。「大学に行けば全て成功」と考えるのかもしれませんが、根本的な考え方を学ぶ場が必要になると思います。

練習について書こうと思っていたのに・・・。書けませんでした(笑)。また、別に書きます。といってもそれほど練習していないのですが(笑)。
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走る

2013-09-13 | 陸上競技
水曜日、この日は強めの負荷をかけることにしていました。通常であれば1週間前にこの段階にきておかなければいけなかったのですが、調子の波が全く上がってこない状態で「本数を増やす」という状況に達していませんでした。負荷をかけるというよりもはずは走れるようになることという目標がありました・・・。しんどい話ですが。

月曜日からなんとか走れるようになってきたので本数的に増やせる状況になりました。そこで走練習に時間をかけることに。練習の流れとしてはいつも通りで進めていきました。ハードルを使っての動きをやってその後タイヤ引き。これも短めの距離で。とにかく「進む感覚」を作りたいと思っていたので負荷をかけました。動き的にはまずまず。

流れでバトン走とバトンパスも行いました。比較的安定はしてきています。が、まだまだ細かい部分の精度が低い。「渡ればいい」という次元から抜け出さなければいけません。とはいえ、最低限「渡る」ということができないと話にならないのですが・・・。新人でどう戦っていくかを考えたときにやはりこの4継が中心になることは間違いないと思います。メンバー的には春先とほとんど変わらない状態ですから最低でも50秒は切らないといけないと思います。そこまでの意識を選手自身が持っているかどうか。絶対に4継で戦うんだという気持ちを前面に出してもらいたいですね。

その後、数本トゥトレ。ここで問題が。タイヤ引きをしてかなり調子が戻っていた選手、トゥトレをして動きがまた微妙になりました。うーん。話を聞くと「重心が後ろに残る」とのこと。無理やり引っ張られて転ばないように後ろに重心を残していたのでしょう。そうならないように意識させていたのですが、「怖い」というのがあるのかもしれません。セット走を組んでいるときにこれが分かったで練習の途中で個別にタイヤ引きを行いました。これにより走りが戻りました。ここまでくると本人の感覚的な部分に頼るところが大きくなります。これまでは動きの感覚を言葉で表現してくれませんでした。「何かおかしい」というだけで終わっていてなかなか改善されなかったのですが、ここにきてやっと段階を進めた気がします。

復調途中だったもう一人もなんとか走りきることができました。全快とまではいかないかもしれませんが、この段階としては十分なレベルまで戻りました。ピッチの維持がポイントになるのでそこだけを意識させました。なんとか勝負できるレベルまでは戻ってきたかなと。一時期は走ることさえままならない状況でしたから大進歩です。あとは細かい部分ですね。

なんとかかんとかここまで来ました。残された時間を有効に使っていきたいと思います。
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確認

2013-09-12 | 陸上競技
火曜日、練習はそれほど多くは行いませんでした。すっかり忘れ去られていた「部活動写真」の撮影がこの日になっていました。通常であれば6月に行われるのですが中国大会と重なっていたので「また後日」とお願いしていたら結局先延ばしとなり気が付けば2学期。まー仕方ないですね。この撮影の時間に私は生徒に頼まれて個別に面接練習。1時間程度は行ったでしょうか。

練習に行ったときにはスパイクを履いて走ろうという状況。なんとか間に合いました。写真撮影に時間を取られたのか練習が遅くなっていました。どちらにしても多く走るつもりはありませんでした。短めの距離のタイヤ引きを行い、バトン走とバトンパス。本数的には少な目にしました。走りの感覚的にはまずまずだなと感じていたのでちょっと安心。月曜日に走れていたので次の日も走れるかどうかというのは大きいと思います。

一人あまり動いていませんでした。これに関しては自分たちで足長を上手く調整して対応していました。風の状況、その日の体調、調子によって変更する必要があります。実際のレースの時には顧問が四六時中ついておくことはできません。県内の大会であれば尚更です。ある程度は自分たちで判断できるようにならなければいけないと考えています。付いておかなければいけない部分と自分たちで動く部分どちらも必要になると思います。

その後、ウエイトを行ってメイン練習は終わり。

最後に全体を集めて話をしました。「陸上競技部として」という部分です。これまで多くの先輩たちが「陸上競技部」を作ってきました。学内や学外の評価はすぐに出来上がるのではなく、長い時間をかけて培ってきたものです。積み上げるのは長い時間がかかりますが、崩れるのは一瞬です。そのことをどれだけ選手が理解しているのか?「陸上競技部だから」といって多くの部分で支えてもらっています。そのことを忘れてはいけない。大事なことです。

怒るというのではなく「諭す」という感じで話をしました。どれだけ伝わるでしょうか。こういう基本的なことが分からない限りは先には進みません。練習だけをすればよいというわけではない。まずは「物事に取り組む姿勢」です。

色々と思うことがあります。苦しいですね・・・。
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考えさせられる

2013-09-11 | 陸上競技
ちょっと考えさせられる出来事がありました。私の「甘さ」故の問題なのかもしれません。

繰り返し話をしてきましたが、これが上手くつながらない。部分的なところの話は伝わるのですが本質的な話が上手く伝わりません。伝わっているのかもしれませんがなかなか難しですね。それでもやっていかないといけない。非常に難しい・・・。

「少しのこと」なのかもしれません。誰かに迷惑をかけているという感覚が生じにくい部分なのかも。それでも「誰か」が嫌な思いをしているのであればそこについては考えなければいけない。「自己中心的な考え」でいたらいけません。少なからず私にもその部分が不足していたのかもしれないなと感じています。その結果、悪い方向に物事が進む。悪循環です。

大きな事件ではなくともこういう「物事に対する考え方」が他の部分に派生していくことは間違いありません。すべての物事はつながっているのですから。

断片的に書いています・・・。何のことかさっぱりわからないと思いますが、記録としてその時の気持ちを書き記しておきます。
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復活の兆し?

2013-09-10 | 陸上競技
月曜日、2年生が就業体験から戻ってきて平常授業。やっと全体が揃って学校が始まります。練習も通常通りの流れでできるようになります。先週はなんだかんだいっても普段とは違う生活でした。一日中立ちっぱなしの生活から抜け出してある程度集中して活動ができるようになります。あと2週間後の県新人に向けてしっかりと取り組んでもらいたいと思います。

朝練ではこちらとしても思うことがあり少しだけ身体を動かしました。思うように走れないという状況があったのでそれをどう克服するかを考えていました。簡単なことではありませんが絶対になんとなしなければいけません。まずはスタンディングの姿勢での力の入れ具合、クラウチングからの力の入れ具合の確認を繰り返しました。特別なことをするのではなく「基本に立ち返る」というスタンスに戻しました。通常から特別なことはやっていませんが、「上手くいかない」と思うあまりあれこれやろうとしていた気がします。

以前、選手の調子が著しく悪くなった時、「原点に戻る」ことの大切さを師匠に言われました。練習の流れをもう一度見直して、「走れるようになった時の練習」に戻る。そういう根本的なところに戻ることにしました。当たり前なのですが見落としてしまいやすい部分です。すぴーとが上がっていく時期というのはやはり「良い練習」ができていたということ。トップ選手でもそうですが更に上を狙おうとして練習内容を一気に変えてしまってスランプに陥る。で、戻れなくなる。そういう状況は避けなければいけません。立ち返ることで見直すことができます。

中間疾走が上手くいかない。だからそこの区間の練習をひたすらやる。結果、上手く走れない。良くあることです。そうならないように気を付けてきたつもりですが、知らず知らずのうちに選手の感覚と私のやろうとしていたことの「ズレ」が生じていました。この「ズレ」を埋めない限り先には進めません。朝練の段階で「加速するために」という部分の練習を中心に進めました。

午後も基本的な練習。いつも通りやってから気分転換にフレキとラダー。速く動かすという観点からも行いました。動きが緩慢な選手がいるので追いかけて行うことで強制的に速く動かす。大事なことです(笑)。気持ち長めに取りましたがこういう練習も必要かなと感じました。大会が近付いて来れば指導者も選手も神経質になる。ピリピリした雰囲気が必要だとは思いますが必要以上にそのような雰囲気になるのは避けたい。時には気分転換も必要かなと。盛り上がりました(笑)。

その後はタイヤ引き。短い距離から少しずつ伸ばしていきました。短い距離を引っ張って普通に走る、タイヤを引っ張ってスプリント。この繰り返しでした。「考えながら走る」「自分で動きの感覚を考える」というのが理想なのですが、高校生で多くを求めると情報過多となりパンクしてしまう気がしました。こうなったら「強制的に動きを作る」ほうが手っ取り早い(笑)。深く考えなくてもタイヤを引いて前に進もうと思えばそれなりの動きをしなければいけません。あれこれ考えずに「速く走れ」で今の段階は良いのかなと(笑)。

これによりかなり復調。調子的に上がってこなかった(感覚的に?)両エースがかなり戻りました。時期的なこともあったのかもしれません。タイミングがあっただけかもしれませんが、これくらい走れれば全く問題なしという水準まで戻りました。私は「普通の指導者」ですから「一瞬で走りを戻す」という手品のような指導はできません。地道にやっていって動きを作るという事しかできないので、こうやって時間をかけていく指導しかできない。そのため選手も苦しい時間を過ごすことになるのですがそれを互いに乗り越えていくことで見えてくるものがあると思います。

バトン走もバトンパスもスムーズにいきました。走りが安定すればそれなりにできるようになります。この走りが「最低限」になってくれれば問題ありません。最後に120mを数本走りましたがこれも十分な走りでした。短い距離がきちんと走れなければ距離を伸ばしても意味がないと最近強く思っています。本数が持たないという部分よりも、「高いスピードを出す」ことができるようになるというのが大きなテーマだと感じています。スピードが出ればあとは何とかなると(笑)。久々にスピードが出た良い練習ができました。

「良い練習」とは充実感だけではありません。その場の雰囲気も大きく影響します。しっかり走れたから良いのではなく練習に取り組む姿勢が大事なのです。当然ですがいい走りができたら選手の表情も良くなります。表情が良くなれば雰囲気も明るくなる。走れない選手は表情が曇ります。当然雰囲気も悪くなる。当たり前の話ですがここの部分は見逃してはいけない重要な部分だと思います。

この時点では「狙える」と感じています。安定すればの話ですが。まだ油断はできません。この1週間が勝負ですね。
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運動会

2013-09-10 | 陸上競技
日曜日、この日は娘の運動会でした。この春から中学生、本当に早いものです。小学校の運動会は毎年県新人と重なるためほとんど見たことがありません。6年間で1回だったと思います。こればっかりはどうにもなりませんね。中学校の日程は高校の大会と重ならないので問題なし。とはいっても中学生ですから一緒に何かするという訳でもなく「遠くから見ているだけ」なのですが(笑)。

1週間足らずの日程で様々なことを行っています。中学の先生方はものすごい労力だと思いますね。高校生とは違い、最初の段階である程度の段取りが必要になると思います。少し前まで小学生だった子供たちを動かすというのは大変な事だと思います。それでも雰囲気的にすごく締まっていました。すごい。今年は天候不順もあり思い通りの日程で練習が進められなかったのではないかと思います。これは高校の体育祭も同じだとは思いますが。とにかく活気があっていい運動会だったと思います。

娘は徒競走、1000m、騎馬戦、色別対抗リレーに参加。今まで特に意識したことはありませんが中学生になっていますからこのblogの存在に気付いているかもしれません。まだそこまでしてないとは思いますがあまり個人的なことを書くとあとで喧嘩になりそうなので控えておきます(笑)。徒競走は2位(1位は陸上部の子らしい)。短い距離は学年で2番目という噂。まー本人の話なのでどこまで本当か分かりませんが。色別対抗リレーでは1走、結構良いスピードで走っていました。1位でバトンパス。これだけで十分です(笑)。速くても遅くても子供が一生懸命に何かに取り組む姿を見るというのは嬉しいものです。

15時くらいには終わりました。疲れは果てて寝ていましたが、娘が返ってきたのは18時過ぎ。何とか天気が持ってくれてよかったなという感じです。
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何とかしなければ

2013-09-09 | 陸上競技
土曜日、この日は通常練習。時間がかなり取れるので長めに練習をすることにしました。まだまだ本調子にならない選手達、何とかして走れる状態にしなければいけません。一週間前にはとてもそこまでの気持ちになりませんでしたが、気持ちが落ちる所まで落ちて何とか地味にはい上がってきた感じでしょうか。私自身のモチベーションが多少変わってきたというのも大きいと思います。

この日の練習ではしっかりと走っておきたいという気持ちがありました。調子を戻すために何ができるか考えましたが、とにかく感覚作りをしていくしかないと。他に特別なことが出来るほど私に指導力がないので普通にやるしかありません。

この日は短い距離をやってバトン、長めの距離と考えていました。ショートをやり始めると小さなエースの動きが復調の兆しを見せてきました。夏の間色々とあって十分な練習が積めていません。しかし、確実に底力はあります。元々ピッチで走るタイプですからそこを最大限に伸ばしていきたい、戻さないといけないと考えていました。思うようにピッチが上がらないこととスタートの姿勢で力が上に抜けてしまうというのが顕著にでていました。前半は何とか持ったのですが後半、本数を重ねるとバランスが悪くなっていました。うーん、本人に声かけをしながら持っていくしかないのですが走れない状態が続くと精神的にしんどい部分があると思います。兆しが見えてきているのであとひと頑張りだと思います。

大きなエース、こちらもなかなか思い通りに動けません。本人も焦りというか不安が大きいと思います。感覚をつかみさえすれば一気に走れるようになると思いますが、そこに到達するまでのエネルギーが大きい。何とか焦らずやっていかないといけないのですが簡単にはいきません。練習が全くできていないというわけではありません。だからこそ焦る気持ち、コントロールできない感情があるのだと思います。こちらもその部分を感じ取らなければいけないと思います。

全体で短い距離で確認をしました。長い距離まで届きません。スピードが上がらない状態で無駄に走っても感覚的な崩れが大きくなると感じたからです。動きが悪くなりつつあったので終わらせました。それでもかなりの本数を走ることはできましたし、本人達のきっかけ作りにはなったのではないかと思います。

そこからウエイトとメディ投げだけはやりました。全体練習をここまでとして両エースに話をしました。この二人が力を出せなければ今後戦うことはできません。4継を走る1走はめちゃくちゃ速くなっています。3走もまずまず。あとは両エースが本来の力を出してくれればこちらが目指すレベルに到達出来ると思います。前日、この二人を中心として4継の目標タイムを決めさせました。私が与える目標ではなく本人達の目指す所に向かっていってもらいたいですね。

この2人が感覚を取り戻してもらえたら間違いなく勝負ができる。そこで最後に弱っている部分の補強を行いました。片脚スクワットとシャフトスキップをそれぞれやらせました。筋力バランスの悪さが故障につながる、前に進む感覚が鈍っているから足先だけになる。少しだけですが兆しが見えました。

正直、私自身もかなりしんどい。それでも選手はもっとしんどい、苦しんでいるはず。そういう視点で物事を見ていけば行動の一つ一つを余裕を持って見ることができると思います。私自身も成長しなければいけません。

書きたいことがあったと思うのですが思い出したらまた書きます。お許しを。
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自主的に動くこと

2013-09-09 | 陸上競技
金曜日の朝、1年生が練習を聞きに来ました。その日の朝練の準備があるので指示を聞きにきたのですが、2年生がいない4日間すべて同じ人間が聞きに来ました。これは考え物だと思います。他の選手は何をしているのか?また、長距離選手は「足が痛い」という状況でしたが結局直接誰も言いに来ません(日誌には書いていましたが)。ちょっと話をする必要があると感じました。

1年生だけを集めて話を。何故4日間連続で同じ者が来るのか?こちらから指定したわけではありません。来るのが早かったという次元でもないと思います。結局誰も聞きに行かないので仕方なく特定の人物が聞きに行くという流れになっています。それほど大変な作業ではありません。やろうと思えば誰にでもできることです。しかし、面倒だと思えば面倒。特定の人物に「負担」がかかるようになります。これは大問題です。

「誰かがやってくれるだろう」という人任せの状況があれば、練習の準備や片づけも人任せになります。大人数で練習をしているわけではありません。少ない人数のうち一人がやらなければ他の者に大きな負担をかける。また、「誰かが動いたら自分もついて行く」という者もいます。自分の判断で動かないのです。結局人任せ。自らが進んで動くのではなく誰かについていくだけですから「責任の放棄」です。

練習というのは「自己責任」だと思っています。自分自身のためにやるもの。最終的に自分自身に返ってきます。それなのに「人任せ」というのは「誰のためにやっているのか」が曖昧になります。それでも「動かない者」は動かない。ここは競技に大きくつながってくると考えています。自分で考え、自分で判断して動く。ここができない者はやはり成長はありません。大きな成長をする前に少しずつの成長が必要なのです。

年々、細かいところを繰り返し言わなければいけません。上級生の行動を見て動くようにならなければいけないのですが、これがなかなかつながりません。上級生の「視野が狭い」姿を見ていたら「自分がどのように動かないといけないか」を考えるようになるはずです。それができていないというのは「考える」という部分が不足しているのだと思います。

1年生が成長できるか。ここは大きなことです。春先とは違います。自分自身のことは自分でできる。それに加えて自分にできることをする。気を配る。このレベルのことができるようにならなければ競技力は上がりません。一生懸命やるというだけではなく、自分自身が何をしないといけないかを考えれるようになってもらいたいと思います。

まだまだ時間がかかります。
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気の持ちよう??

2013-09-07 | 陸上競技
木曜日、この日は天候が良かったので走る予定としていました。天候不順のため予定していた練習ができていません。この状況ではさすがに新人で困るので最低限のことをやっておかなければいけません。とはいえ、就業体験実習があるので練習時間の確保が難しい。優先順位をつけて練習を進めていきました。

前半はいつも通りの流れで。股関節周辺をしっかりと動かすことをテーマにしました。同じことをやっていても「意識してやる」かどうかで大きく変わってきます。しつこくしつこく言い続けますが、あとは選手本人がどれだけの意識をして練習に取り組んでいるかです。やるだけの練習であればやはり動きません。というか、身に付きません。本人が「身につけてやろう」という意識があれば効果は違うのです。その辺りのことをどれだけ意識してくれているかですね。

この日は少しだけチューブを使いました。どうしても走りが末端の動きになってしまう者がいるのでそれの改善のためです。この部分は感覚的なモノですから上手く表現できませんが、足だけで進もうとするというのを避けたい。もっと真ん中から大きな力を出したいと思っています。強制的にそういう状況を作り出すこと以外に方法はないのかなと感じています。本来持っている力を出せるようにするというのが大切です。

そのままバトン走へ。県新人の中心は4継だと考えていますし、そのことを選手には伝えています。この部分をどれだけ本気で考えられるか。特にバトンは必須です。ここの段階でミスは許されません。そのために6月から準備を進めてきました。比較的安定してきていますが、この日の練習では微妙。久々に走ったというのも影響しているのでしょうか。更に調子の波が激しいのでスプリント自体が安定していません。この状況でどれだけバトンができるか。もっともっと高いレベルで色々なものを安定させなければいけないなと感じました。

スピード刺激のためのトゥトレを。復調しつつある大きなエースの感覚を戻すためにとにかく「進む」ことを最優先事項としました。バタバタするだけではなく前に前に進む。ここができなければ本当の意味での勝負はできません。これによりかなり良くなってきたと思います。もう少し時間がかかるかもしれませんが絶対に走れると信じて取り組んでいかなければいけません。

小さなエースは「絶不調」でした。故障明けということもあり本来の動きが全くできません。トゥトレを行いましたが動きのキレがありません。そこで数本ピッチ重視の走りを意識させました。元々の武器がこのピッチです。ここが戻れば必ず走れる。練習メニューを大幅変更して「速く走る」ことを最優先に。おかげで何とかめどが付きました。これまで動いていなかった部分が動き始めたので身体としてはかなりしんどいと思いますが、ここは頑張り時です。本当に勝負をするためには両エースが「好調」でなければいけない。そのためにはどんなことがあってもやり遂げないといけない練習があるのです。

100m系の選手は120mを。時間的に厳しかったので2本2セットで。これは良く走れていたと思います。まだまだスピードが上がるとは思いますがここでどれだけ踏ん張れるかです。追込みというよりは「高いスピードを保つ」という部分に課題を置きました。1週間とは言わずグランドでは走れていないのでかなりきつかったとは思いますが。

少し吹っ切れたこともあり練習に対しての見方が少し変わってきました。「表面的」な部分だけを見るのではなく「内面的」にどのような状況なのかを見ていかないといけません。「頑張りたいけど頑張れない」とか「強くなりたいけど上手く走れない」という状況があるのです。一概に「きちんとやれ」で終わるわけにはいきません。もちろん、根本的な部分の改善は必要不可欠ですが。

ちょっと前向きです。気持ちの持ちようで随分変わってくるのかなと思います。まだまだやらなければいけないことは山積みですが・・・。
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